SWITCHBOT 見守りカメラ W3101100をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

撮影範囲が広いうえに画質もよく、カメラ性能は比較した全商品のなかでトップクラスでした。上記画像のとおりペットの表情はもちろん、3メートルほど離れた壁のカレンダーの月まで読み取れます。

暗所だと表情までは見えないものの、輪郭はくっきり確認できました。赤外線ライトを8つ搭載していることもあり、昼夜問わずペットの様子をしっかり見守れるアイテムといえます。「画質が残念」との口コミを払拭する結果でした。

広角レンズを使用しており、画角も水平360度・垂直115度と非常に広め。比較した商品の大半が水平には360度まで対応できたものの、垂直方向だと90度までしか動かないものも多くありました。縦の撮影範囲が広いため、キャットタワー全体が映せて猫を飼っている人にもぴったりです。

1. 録画機能があり後で見返せる｜◯
2. スポット登録ができる｜✕
3. 登録したスポットにきた回数をカウントしてくれる｜✕
4. 温度検知機能｜✕

自動追跡機能は優秀です。比較したほかの商品では、動くペットに見立てたラジコンを追いかけきれずにフレームアウトしてしまうものも。対してこちらは、画面内の中央に収まるようにしっかり追尾できました。

よく動くペットでも、外出先から様子を見守りやすい1台です。普段一緒にいるときには見れないような姿を見る楽しみも味わえるかもしれません。

給餌機能は非搭載ですが、こうしたペット向けに特化した機能を搭載しているものは比較したなかでもごくわずかでした。見守りに十分な機能はしっかり搭載しているので、不便に感じることはないでしょう。

実際にアプリを使用したところ、初期設定からカメラの操作まで、一連の作業がスムーズでした。初期設定の際にはQRコードを読み込み、説明書の図や文章に従って操作するだけ。簡単に設定が完了し、アプリはすぐに起動しました。

アプリを使えば、外出先からモードの切り替えやカメラの操作が可能です。メニュー画面の見やすさも申し分ありません。本品は同社が展開するほかの商品と連携して使用できる分機能が多めですが、すっきりとまとまっています。

比較した商品にはアプリからの操作が不可なものや、3秒近いタイムラグが発生したものもあったのに対し、こちらは1～2秒の遅れがあるのみ。口コミには「動体検知後のスマホ通知が遅い」とありましたが、動くものがあれば数秒後にはアプリへ通知が届きました。