ANKER Eufy Indoor Cam C220の口コミ・評判は？実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー！

明るい場所の映像はかなり高画質です。実際に被写体から2m離れた場所にて撮影したところ、人が着ているTシャツの文字に加えて、動いているペットの表情や毛並み・カレンダーの曜日といった細かい部分まではっきりわかりました。

比較した商品のほとんどで明所での画質は良好でしたが、本品も鮮明に映し出せます。ペットの些細な変化にも気づきやすいでしょう。

暗所での画質も申し分ありません。実際に暗い部屋にて被写体と2mの距離をとって撮影すると、明所と同様に人が着ているTシャツの文字やカレンダーの曜日まで確認できました。

比較したほかの商品にはペットが静止した状態でも細かい部分まで見えないものもあったなか、ペットが動いていても着用中の服の文字がわかります。

「電気を消した状況の室内では微妙」との口コミに反して、比較した全商品のなかでも本品は暗所での画質がとくに鮮明でした。夜間に家を留守にすることが多い人に向いています。

撮影可能な範囲である視野角が広いのも利点です。垂直方向は45度と比較した全商品のなかでもやや狭め（※2025年4月時点）ですが、水平方向は97度と広範囲を映し出せます。

操作範囲は、垂直方向が75度・水平方向が360度までカメラの向きを調節可能です。とくに水平方向は広く動かせるため、死角ができにくいでしょう。やんちゃなペットの動きを逃しにくいですよ。

1. 水平視野角｜97度
2. 垂直視野角｜45度
3. 水平操作範囲｜360度
4. 垂直操作範囲｜75度

動体検知精度の高さでは、比較した全商品のなかでもトップクラスの評価を獲得。実際にカメラの感度を調査したところ、人が頭の上で手を振るだけで反応しました。明るい昼間・暗い夜間ともに7m離れた位置で検知したため、広い空間でもペットの動きをしっかり捉えられます。

比較したほかの商品には、動きを検知した直後からしか記録できないものもありましたが、本品は検知した直前にさかのぼって記録が可能てす。トラブルの瞬間も逃さず撮影できます。

見守り機能も充実していました。呼びかけ・鳴き声検知に加えて、自動追尾機能も搭載。専用アプリでAIトラッキングをオンにすれば、内蔵AIが人やペットの動きを検知し自動的に追跡を行います。なお、詳しい検証結果を以下のとおりです。

1. 自動追尾機能｜○
2. 呼びかけ機能｜○
3. 鳴き声検知｜○
4. スポット登録｜○
5. セキュリティモード｜○
6. プライバシーゾーンの設定｜○
7. おやつ機能｜×
8. 温度検知機能｜×

カメラのデフォルトポジションを設定できる、スポット登録に対応しているのも利点です。ペットがよくいる場所を登録しておけば、カメラを毎回操作しなくともすぐに見たい映像へ切り替えられます。

比較した全商品のおよそ2割にしかなかった、プライバシーゾーンの設定も可能です（※2025年4月時点）。アプリ上で、映したくない場所の指定ができます。ボタンを押すだけでカメラを背面向きに変えられる、プライバシーモードもありますよ。

専用アプリでさまざまな操作ができるのも魅力。Wi-Fiとの接続方法は、アプリ上に表示されるQRコードを、本体のカメラで読み込むだけと簡単です。

全画面ストリーミング中には使用頻度の高いスクリーンショット・録画・首振り用の十字キー・呼びかけボタンが表示されるうえに、マイク・夜間モード・AIトラッキング・プリセットの切り替えやカメラを一周させる全周囲監視・自動で角度調整するキャリブレーションの操作が行えます。

アプリにはアイコン・文字の両方で操作内容の説明書きがされており、直感的に使えました。はじめて使う人でも操作に迷いにくいでしょう。

高性能ながら安価なのも強みです。比較した商品内には20,000円台と値が張るものもあったなか、ECサイトでの販売価格は4,500円ほどとリーズナブルでした（※2025年4月時点）。

画質のよさ・機能性の高さを兼ね備えていながら導入コストを抑えられるので、コスパ重視の人にもおすすめできます。

ペットが押すと動きやすく、転倒やカメラの位置ズレが起きる可能性があるのはネックです。実際に本体下から5cmの部分に引く・押すといった動作を加え、本体が動いたときの力を各3回測定したところ、引っ張ったときは平均3.40N・押したときは平均1.68Nを記録。

とくに押したときの力は比較した全商品に平均である2.34N（※2025年4月時点）を下回っており、ズレやすいことがわかりました。

しかしUSB Type-Cに対応した電源コード1本で接続できるため、設置自体は簡単です。ネジで固定すれば壁や天井にも設置が可能なので、ペットのイタズラが心配な場合は設置場所を工夫するとよいでしょう。