フィットネス・マタニティ商材を担当。現役でパーソナルトレーナー活動をしつつ、2歳児のママとしても奮闘中。前職では大手フィットネスクラブで健康に関わるさまざまな業務に携わってきた。現在はマイベストにて、アスリートやパーソナルジムトレーナーとして培ってきた知見を活かし、プロテインやマッサージガンなどをはじめとしたフィットネス商材を300商品以上比較検証。また、搾乳器などのマタニティ商材も担当し、実際の育児経験を活かし、ママ目線でのコンテンツを届けている。全米ヨガアライアンスRYT200の資格を保持し、第20回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会63kg級優勝・2016年世界クラシックパワーリフティング選手権大会女子63kg級16位の実績も持つ。
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トイザらス・ベビーザらス ディアベビー ストローマグは、赤ちゃんがどんな体勢でも飲めるものを探している人におすすめです。mybestコンテンツ制作チームのメンバーが商品を使ってみると、ストローの先についた重力ボールが先端を水へ導くため、横を向いても飲めました。比較したなかには強く吸う必要がある商品もあったのに対し、軽い力で吸えたのもメリットです。
漏れにくさも優秀。水を入れてフタを開けたまま倒しても、ほとんどこぼれませんでした。比較した商品にはフタを開けて振った際に1mL以上水が漏れ出たものがあるなか、本商品はわずか0.3mLしか垂れていません。フタを閉じていれば一切漏れないので、気軽に持ち運べるでしょう。
ただし、ストローに重力ボールがついているため重量は141gと重め。比較した全商品の平均106g(※記事執筆時)を上回っています。フタのワンタッチオープン機能や、保冷機能といった便利な機能も備えていません。
食洗機対応や煮沸・薬液での消毒可など、最小限の機能は抑えていますが、手入れが必要なパーツも全部で8つと多めでした。4つしかパーツがなかった商品と比べて、分解やセットに手間がかかります。
片付けの手間を省けるかどうかは、ママ・パパの時間を充実させる重要なポイントです。手入れが簡単なストローマグを探している人は、ほかの商品もチェックしてみてください。
トイザらス・ベビーザらス ディアベビー ストローマグは、ハンドルを取り外せるのが魅力。成長に合わせて使用できるうえ、場所をとらずにすっきり収納・持ち運びができます。
販売しているのは、玩具・ベビー用品の総合専門店、日本トイザらス。同社が手掛けるトイザらス・ベビーザらスのプライベートブランド、Dear Baby(ディアベビー)の商品です。
上を向いても飲みやすいよう、ストローの先は重力ボール付き。重さが気になる場合は、取り外して使えますよ。
ボトルは高い透明度・光沢を誇る新プラスチック素材、トライタンで作られています。
カラーは、ブルー・ピンク・ブラウンの3色。購入すると、3色のうちいずれかがランダムで届きます。どの色が手元に来るか楽しみですね。
まずは、飲みやすさ・軽さの検証です。
mybestコンテンツ制作チームのメンバーが実際に商品を使い、ハンドルやストローの形状などから飲みやすさをチェック。同時に、商品を実際に計って軽さを確認しました。
ストローが太いうえに柔らかく、軽い力で水を吸えました。ストロータイプは、吸う力がつき始める8か月頃を目安にチョイスしたいところ。比較した商品のなかでも、トップクラスの飲みやすさだったので、これからストロー飲みを練習する赤ちゃんにぴったりですよ。
上を向いても飲みやすいとの謳い文句どおり、重力ボールがストローの先端を水の場所へしっかり導きます。横向きでも飲めるのはうれしいポイントです。
ハンドルが太く、小さい手で持ちやすいところも魅力。容量は300mLと、1歳前後でも対応できるたっぷりサイズのため、成長に合わせて長く使えるでしょう。
重さは141g。ステンレスよりも軽いプラスチック製ですが、ストローに重力ボールがついているぶん、比較した全商品の平均106g(※記事執筆時)より重めでした。
重さが気になる場合は、重力ボールを外して使うとよいでしょう。
続いて、各商品に100mLの水を入れ、倒したとき・上下左右に10回振ったときの漏れにくさを検証。フタを開けたとき・閉じたときの2パターンで確認しました。
ストロー内に弁がついており、フタを開けた状態で倒しても水はほぼ出ませんでした。比較した商品には振ると1mL以上水が溢れたものもあるなか、飲み口から0.3mLほど垂れた程度。フタを閉じた状態であれば、一切漏れません。
こぼれることを気にせず自由に飲ませてあげたいなら、候補になるでしょう。
続いて、洗いやすさの検証です。
分解して洗い、組み立てるまでの工程をチェックしました。
パーツも大きめで、洗うのにおおむね問題なし。パッキンなどの細い溝にやや洗いにくさがあるとはいえ、煮沸・薬液での消毒や食洗機にも対応しています。それほど面倒だとは感じないでしょう。
一方、分解・セットはやや手間に感じました。着脱方法は直観的にわかりスムーズに外せるものの、気になるのはパーツの数。比較したなかには4パーツのみの商品があるのに対し、分解すると8パーツと多めです。
とはいえ、すみずみまで洗いやすいうえ、食洗機に対応しているのは魅力。パーツ数にこだわらない人であれば、有力候補になるでしょう。
食洗器対応や煮沸・薬液での消毒可など、必要なものはついているという印象です。
しかし、比較した商品にはフタのワンタッチオープン機能をはじめとした、あると便利な機能が充実したストローマグも。比べると、機能性はいまひとつといえます。
トイザらス・ベビーザらス ディアベビー ストローマグは、公式サイトやトイザらス・ベビーザらスの各店舗、楽天市場やYahoo!ショッピングなどのECサイトで購入できます。価格は税込899円(記事執筆時・公式サイト参照)です。
なお、ディアベビーのストローマグには200mLタイプ(税込699円)も。容量の少ないタイプがほしい人は、あわせてチェックしてみてください。
ストローマグは、パーツを外して中性洗剤で洗うのが基本。泡で出てくるスプレータイプの洗剤を吹きかけ、ストローや飲み口は専用ブラシや綿棒を使うとよりきれいに汚れを落とせます。洗ったあとは洗剤のニオイが残らないようにすすいで、しっかり乾かせばOKです。
赤ちゃんの抵抗力がついてくる生後6か月頃までは、使うたびに消毒することが大切。トイザらス・ベビーザらス ディアベビー ストローマグの対象月齢は8か月以上なので、1週間に1回を目安に消毒してください。
なお、商品によっては消毒できない場合もあるため、必ず事前に商品情報や取扱説明書を確認しましょう。
ストロー飲みを練習するには、赤ちゃんがストローは口に入れてよいもの・ストローを吸うと飲み物が出てくる・ストローマグには飲み物が入っているという3つのことを知る体験が大切です。
ここでは、練習の手順をご紹介します。赤ちゃんのぺースに合わせて、根気よく続けてみましょう。
<ストローは口に入れてよいものと知る>
1.まずは、ストローを口に近づけて慣れさせる
2.ママ・パパが、ストローを使って空気を吸うお手本を見せる
3.紙パック飲料のパックを少し押し、ストローで飲む体験をさせる
<ストローを吸うと、飲み物が出てくるものと知る>
1.ストローの口を押さえて飲み物が入った状態にし、吸い口を赤ちゃんの口に入れ、吸い始めたら手を離して飲ませる
2.1の手順を繰り返して、ストローを吸って飲む感覚を覚えさせる
<ストローマグには飲み物が入っていることを知る>
ストローマグに挑戦し、自分で吸えないときは、中身をスプーンなどで飲ませる
最後に、飲みやすさはもちろん、ほかの魅力も備えた商品をご紹介します。
手入れのしやすさを重視する人には、サーモス ベビーストローマグがおすすめです。パーツの数は多めですが、パッキンに耳がついており簡単に分解・セットできました。煮沸・薬液消毒のほか、一部パーツを除いて電子レンジ消毒も可能。フタを開けたまま振っても漏れにくく、使い勝手がよいですよ。
機能性で選びたいなら、リッチェル トライ ストローレッスンマグをチェック。赤ちゃんの成長に合わせ、飲み口をスパウトから別売りのストローやコップパーツに切り替えられます。持ち手が斜めになっており、小さな手への配慮も感じました。ブンブン振っても問題ない漏れにくさも魅力の1つです。
対象月齢 | 9か月頃~ |
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飲み口タイプ | ストロータイプ |
パーツの分解可能 | |
消毒方法 | 煮沸、電子レンジ(飲み口、ストロー、パッキンのみ可)、薬液 |
食洗機対応 | |
ハンドル付き | |
素材 | 本体、フタ、キャップ本体、ハンドル:ポリプロピレン/パッキン、飲み口、ストロー:シリコーンゴム |
容量 | 250mL |
本体サイズ | 約幅8×奥行9.5×高さ21.5cm |
重量 | 約94g(実測値) |
保温機能 | |
保冷機能 | |
ロック機能 | 不明 |
部品の別売り | |
付属品 | 交換用ストローセット |
耐熱温度 | 本体、フタ、キャップ本体、ハンドル:100℃/パッキン、飲み口、ストロー:140℃ |
耐冷温度 | -20℃ |
特徴 | こぼれない |
サーモス ベビーストローマグ NPF-250をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
対象月齢 | 5か月頃~ |
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飲み口タイプ | スパウトタイプ |
パーツの分解可能 | |
消毒方法 | 煮沸、電子レンジ、薬液 |
食洗機対応 | |
ハンドル付き | |
素材 | ポリプロピレン、シリコーンゴム |
容量 | 200mL |
本体サイズ | 幅11.5×奥行7.5×高さ12cm |
重量 | 約85g(実測値) |
保温機能 | |
保冷機能 | |
ロック機能 | |
部品の別売り | |
付属品 | 不明 |
耐熱温度 | ボトル:110℃/フタ、カバー、ボタン、軸ピン:120℃/飲み口、ストロー、パッキン、バネ:140℃ |
耐冷温度 | -20℃ |
特徴 | こぼれない |
用途 | 不明 |
リッチェル トライ ストローレッスンマグをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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