




電源タップの収納スペースがある、タンスのゲン CYBER-GROUND 幅120cm 昇降式ゲーミングデスク。インターネット上では高評価の口コミが多い一方で、「タイピングするだけで、左右にグラグラ揺れる」「昇降するのが手間」など気になる評判もあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のBauhutteやニトリなどのゲーミングデスクとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ゲーミングデスク選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」を心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
本コンテンツに記載の検証結果は2025年08月までの情報です
目次
タンスのゲン CYBER-GROUND 幅120cm 昇降式ゲーミングデスクは、低価格帯でゲームがしやすい商品を選びたい人におすすめです。実際に商品を試した5人のPCゲーマーからは、「表面がサラッとしており、マウスの滑りがよい」と好評。比較したなかには、窮屈さを感じた商品もあるのに対し、こちらは天板が幅120×奥行60cmと十分な広さです。
カーペット・フローリングの両方でほぼグラつかず、安定感も良好。比較したなかには、脚部が細く頼りないものもあったのに対し、こちらはがっしりとしたつくりです。「左右にグラグラ揺れる」との口コミどおり若干の横揺れはありますが、画面が見づらいほどではなさそうです。角が丸く腕が痛くなりにくい点もモニターから好評でした。
機能面では、電源タップを収納できるラックを搭載しているのが強み。ばらつきがちなコード類を整理できるだけでなく、ゲームソフトなども収納可能です。ほかにも、ヘッドホンホルダーを搭載・モニターアーム対応など、あると便利な機能が多数見られました。
天板の高さを変えられるのもメリットですが、「昇降するのが手間」との口コミどおり調節はやや大変。ネジを緩め天板を上げ下げする必要があります。電動昇降機能つきの「Bauhutte スーパーゲーミングデスク」は、スイッチひとつで0.1cm単位の微調整ができたことを思うと、こちらは基本的には固定して使うほうがよいでしょう。
また傷がつきやすいのも惜しい点。表面がガタガタし字も書きづらいので、傷防止や筆記作業をしやすくするためにも、デスクマットで全体をカバーしておくとよさそうです。とはいえ、税込19,999円(※執筆時点・公式サイト参照)と低価格帯であることを加味すれば、大変満足度の高い商品です。気になる人は、ぜひチェックしてみてください。
そもそもゲーミングデスクとは、ゲームをプレイすることに特化したデスクのこと。ヘッドホンホルダーやケーブルホルダーなどを搭載した多機能なもの、さまざまなデバイスが置きやすいよう天板を大きくしたもの、頑丈のつくられたものなど特徴はさまざまです。
今回ご紹介するCYBER-GROUND 昇降式ゲーミングデスクもそのひとつ。配線をすっきり見せられるよう、背面に電源タップ収納を搭載したのがこだわりです。また、高さ調節機能を搭載しているのも特徴。身長やイスにあわせて、72~107cmの範囲で設定可能です。
販売元は、日本有数の家具の街として名高い福岡県大川市の家具メーカー、タンスのゲン。約2600点もの家具を自社倉庫で保管することで、低価格を実現したとアピールしています。「CYBER-GROUND」は、タンスのゲンが立ち上げたゲーミングファニチャーブランドです。
天板のサイズは、幅120cm×奥行60cm。デュアルディスプレイ対応のワイド天板と謳っています。モニターアームの取りつけも可能なので、より広く使いたい人は用意しておくとよいですよ。左右につけ替え可能な、ヘッドホンホルダーを装備しているのも便利な点です。
コードを通せるコードスぺーサーが設けられているため、壁にぴったりつけて設置が可能。脚部には、ガタつき防止のアジャスターがついています。
本体の重量は約22kg、天板の耐荷重は約25kg。公式サイトでの価格は、税込 19,999円(※執筆時点)です。
今回はタンスのゲン CYBER-GROUND 幅120cm 昇降式ゲーミングデスクを含む、ゲーミングデスク全11商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、ゲーム・作業のしやすさの検証です。
20代のPCゲーマー5人が実際に商品を使用し、ゲームを行います。グラつきにくさ・マウス操作のしやすさ・整理のしやすさなどから、快適にプレイ・作業ができるかをチェックしました。
なお、検証はフローリングとカーペットの2か所で試し、平均値で評価しています。
実際に商品を試した5人のPCゲーマー全員が「プレイしやすい」と回答。比較したL字型の商品は、奥行が浅くモニターが近すぎたのに対し、こちらは直線型かつ天板のサイズも幅120×奥行き60cmと十分です。27インチまでなら画面とほどよい距離を保て、マウスも大きく動かせますよ。
さらに、モニターからはサラサラとした天板の質感も好評。マウスの滑りがよく、腕に負担がかかりにくいといえます。天板の角は丸みを帯びており、肌に触れても違和感が少ないので、長時間のプレイも快適。FPS/TPSのように、動きが激しいゲームを思い切り楽しめるでしょう。
<ゲームプレイのしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
ゲーム以外の作業をする際には、天板下のラックに電源タップやゲームソフトをさっとしまえるのが便利。すぐに作業スペースを確保できます。ただ天板の表面に細かい粒があるため、筆記作業にはあまり向きません。文字を書くときは下敷きの使用をおすすめします。
<作業のしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
安定感も良好です。カーペット・フローリングともに、揺れはほとんど感じませんでした。比較したなかには、重量が40kg以上でどっしりとしたものもあったのに対し、こちらは22kgと軽量。ただ脚部が太いため、おおむね安定しています。
一部からは、「タイピングするだけで、左右にグラグラ揺れる」との口コミ同様、左右の揺れを指摘する声もありますが、画面が見づらくなるほどではありません。ゲームプレイやそのほかの作業に集中できるでしょう。
<カーペットの安定感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
<フローリングの安定感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
続いては、機能性の検証をしました。
高さ調節機能やペットホルダー・棚はついているかなど、快適にプレイできるための機能が備わっているかをチェック。加点評価を行いました。
機能性は充実しています。天板の後方に「電源タップを収納できる」と謳う、ラックを搭載。コードを通す凹みもあるので、ケーブル類をすっきり収納できますよ。デュアルモニターの人や、多くのゲーム機器を置きたい人に向いています。そのほかの詳細は、以下のとおりです。
モニターアームを設置できるのもうれしい点。ヘッドホンホルダーも装備しており、天板を広々使えます。身長やイスにあわせ高さを72~107cmで変えられるのよい点ですが、電動式ではないので調節はかなり大変。「昇降するのが手間」との口コミにもうなずけます。
「Bauhutte スーパーゲーミングデスク」なら、電動昇降機能つきで0.1cm単位の細かい調整も楽々でした。複数人で共有する場合など頻繁に高さを変えたいなら、そちらも検討してみてください。
最後は、汚れにくさの検証です。
カッターの引っかき傷やコップの水の跡などがつきにくいかをチェックしました。
汚れにくさにおいては、撥水性に長けており水の跡はほとんどつきませんでした。ドリンクをデスクに置いてゲームプレイする人には、うれしいポイントです。指紋はやや残りやすいですが、水拭きでさっと拭けるので、こまめに手入れしておけば気にならないでしょう。
ただ、カッターでつけた傷がしっかりと残ったのは気になるところ。引っかき傷には弱いといえます。
ニトリの「ゲーミングデスク ウィン118」は、天板に同じPVC素材を採用していながらも、傷はほとんど目立ちませんでした。長くきれいな状態で使いたい人は、そちらも検討してみてくださいね。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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(3,997件)
タンスのゲン CYBER-GROUND 幅120cm 昇降式ゲーミングデスクは、公式通販のほか、楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトから購入できます。取扱店舗によって値段が違う場合があるので、購入前に比較してみてくださいね。
また、タンスのゲンにはほかにもさまざまなゲーミングデスクを展開。より低価格でドリンクホルダーつきのものや、高さが40cm程度のロータイプも。あわせてチェックしてみてください。
最後に、独自の機能を搭載し、快適にプレイできるよう配慮された商品をご紹介します。
Bauhutte スーパーゲーミングデスクは、電動昇降機能つきで高さ調整が楽々。ボタンひとつで細かく天板を昇降できるうえ、3つまで高さを記憶させられます。また、マウスパッドつきで、傷や指紋が目立ちにくいのも魅力。グラつきはほぼなく、安定感も申し分ありません。
COUGAR MARSは、カラフルに光るRGB照明つきで没入感がアップ。さらに、USBポートやPCのON/OFFを操作できるコントロールパネルつきで、利便性も高いといえます。天板が幅153.3cm×奥行き71.1cmとかなり大きいため、大画面のモニターを置いてものびのびプレイできそうです。
| 幅 | 140cm |
|---|---|
| 奥行 | 70cm |
| 本体重量 | 約44.55kg |
良い
気になる
| 天板の最大高さ | 101.0cm(実測値) |
|---|---|
| 天板の最小高さ | 50.0cm(実測値) |
| 天板素材 | 合成樹脂化粧繊維板(塩化ビニル樹脂) |
| 種類 | ハイタイプ、ロータイプ、スタンディングタイプ |
| 高さ調節の方法 | 電動ボタン |
| ドリンクホルダー付き | |
| ヘッドホンホルダー付き | |
| ケーブルホルダー付き | |
| モニタースタンド付き | |
| アジャスター付き | |
| マウスパッド付属 | |
| レンチ付属 | |
| LEDライト対応 | |
| 説明書の日本語対応 |
Bauhutte 電動スーパーゲーミングデスク BHD-1400FAの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
| 幅 | 153.3cm |
|---|---|
| 奥行 | 71.1cm |
| 高さ | 75~85cm |
| 本体重量 | 約40kg |
| 耐荷重 | 150kg |
| 天板の幅 | 153cm |
| 天板の奥行 | 77cm |
| 天板の最大高さ | 不明 |
| 天板の最小高さ | 75cm |
| 梱包時幅 | 93cm |
| 梱包時奥行 | 85cm |
| 梱包時高さ | 35cm |
| 折りたたみ時幅 | |
| 折りたたみ時奥行 | |
| 折りたたみ時高さ | 不明 |
| 天板素材 | ‐ |
| 天然木使用 | |
| 素材(システムデスク) | |
| 脚部素材 | 不明 |
| 形状 | 直線型 |
| 種類 | ハイタイプ |
| パソコンデスクのタイプ | スタンダードタイプ |
| スタンディングデスクのタイプ | |
| 高さタイプ | ハイタイプ |
| 脚の仕様 | |
| 収納タイプ | 収納なし |
| 昇降可能 | 不明 |
| 高さ調節の方法 | 不明 |
| 昇降の際の音の大きさ | |
| 昇降時の振動の大きさ | 不明 |
| 1秒あたりに動く幅 | |
| 組み立て時間. | |
| 組み立て時間 | |
| ダブルモーター | |
| 2段式 | 不明 |
| ドリンクホルダー付き | 不明 |
| ヘッドホンホルダー付き | 不明 |
| ケーブルホルダー付き | |
| 配線トレー付き | |
| モニタースタンド付き | |
| コンセント付き | |
| 充電用USB端子付き | |
| タブレットスタンド付き | |
| キャスター付き | |
| アジャスター付き | 不明 |
| バックパネル付き | |
| 持ち手付き | |
| マウスパッド付属 | 不明 |
| デスクライト付き | |
| デスクマット付き | |
| レンチ付属 | 不明 |
| 滑り止め加工 | 不明 |
| 撥水加工 | |
| LEDライト対応 | 不明 |
| 折りたたみ可能 | |
| 組み替え可能 | |
| 角度調整可能 | |
| 高さメモリ機能 | |
| メモリ機能登録数 | |
| ロック機能 | |
| 障害物察知機能 | |
| 脚の幅調整可能 | |
| デザインのカスタム可能 | |
| オプションアイテム追加可能 | |
| 組み立て不要 | |
| 組み立てパーツ数 | |
| 組み立てサービス | |
| 説明書の日本語対応 | |
| 追加の工具 | 不明 |
| 椅子付き | |
| キャビネット付き | |
| ラック付き | |
| 棚付き | |
| チェスト付き | |
| 内脚なし | |
| コード穴付き | |
| モニターアーム対応 | |
| カラー展開 | ブラック |
| カラー | ブラック |
| 特徴 | 不明 |
COUGAR MARS CGR MARSをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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