体にフィットするデザインでパソコン操作に集中できると謳う、GTRacing ゲーミングデスク Z02。ネット上では「安定感がある」と評判です。その一方、「天板の上でマウスを動かしにくい」と気になる口コミも存在し、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のゲーミングデスクとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ゲーミングデスク選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」を心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
GTRacing ゲーミングデスク Z02は、低価格ながら安定感に優れているのが魅力です。実際にPCゲーマー5人がゲームをプレイしたところ、「ほとんど揺れない」などと好評でした。カーペットだと多少揺れますが、フローリングでの安定感は良好。比較した低価格帯の商品は不安定なものが多かったのに対し、ECサイトで1万円台と手頃ながら安定性に優れていました。
「ちょうどいいスペース」とサイズ感も好評です。比較した商品には奥行が40cm台と狭いものもあったなか、こちらは60cmと広くマウスの可動域も確保できました。ただし、口コミで指摘されていたようにマウス操作はスムーズとはいえず。繊細な操作が求められるFPSゲームなどを楽しむなら、マウスパッドがあったほうがよいでしょう。
汚れには強く、水滴がついても拭けば跡は残りません。比較した約3割の商品は水の跡が残ったのに対し、きれいさを保てます。指紋もそこまで気になりませんでした。天板にカーボン素材を使用していてカッターの傷は白く残ったものの、比較した同素材の商品はいずれも同様。表面がギザギザしていて文字も書きにくいので、作業用とするなら下敷きをご用意ください。
機能はやや少なく、電動昇降・コードを通す凹みはありませんでした。左右に収納棚があるものの、実用的とはいえず持て余す可能性があります。とはいえ、ドリンクホルダーとヘッドホンフックを備えており、デスクの上を整理してスペースを広く確保できるのは魅力的。比較した商品で両方を備えていたのは、全体の約4割でした。
メーカーが謳うとおり揺れに強く、作業やゲームに集中できる一品です。予算を抑えたい人には候補となるでしょう。より利便性の高い商品を探している人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね!
そもそもゲーミングデスクとは、ゲームプレイに特化したデスクのことです。デザインや機能性に特徴はあるものの、一般的なデスクとの明確な違いはありません。
今回紹介するGTRacing ゲーミングデスク Z02は、体にフィットしやすいラウンディングデザインが魅力です。デスク前面が丸みを帯びており、動きを邪魔せずパソコン操作に集中できるとアピールしています。
製造元のGTRacingは、中国のゲーミングチェアメーカーです。高品質でコスパがよい製品を世界中に届けることを使命とし、さまざまなゲーミング用品を取り扱っています。ゲーミングデスクでは、電動昇降機能搭載のモデルやRGB照明つきのモデルなども展開中です。
脚部にはZ字型の強化フレーム、脚部底部にはぐらつき防止のアジャスターを採用。耐荷重は80kgあり、ゲームプレイ時に安定した環境を確保すると謳っています。
収納スペースが多彩なのも魅力です。デスク前面にはヘッドホンフック・ドリンクホルダー、後方にはスピーカー&CDホールが左右それぞれについています。天板裏には電源タップ収納スペースがあり、配線をすっきりさせたいときに便利です。
本体のサイズは、幅108×奥行60×高さ70cm。比較した商品の約9割が幅120cm以上だったことをふまえると、コンパクトなサイズといえます。カラー展開はブラックのみです。脚部に貼りつけできる2色のステッカー(レッドとブルー)があり、好みに合わせてデザインを変えられますよ。
今回はGTRacing ゲーミングデスク Z02を含む、ゲーミングデスク全11商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、ゲーム・作業のしやすさの検証です。
20代のPCゲーマー5人が実際にゲームをプレイし、デスクのグラつきや振動、マウスの可動域・作業のしやすさなどを確認しました。
モニター1台置くのにちょうどよいサイズ感で、モニター5人中4人がゲームプレイしやすいと評価しました。比較したところ、奥行が60cmあると27インチのモニターを置きやすい傾向が。こちらはちょうど奥行60cmで、マウスやキーボードを置いても十分な広さを確保できます。
一部「FPSでローセンシの人は幅が足りなくなる可能性がある」という意見は出たものの、デスクの手前に腕を置けて操作はしやすいですよ。ただし、「マウスを動かしにくい」と口コミで指摘されていたように、モニターからも「マウスが滑りすぎる」との声が。マウスパッドは用意したほうがよいでしょう。
<ゲームプレイのしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
スペースが広く、ゲーム以外の作業もしやすい設計です。モニターを1台置いても、メモや資料を置く余裕がありました。ドリンクホルダーやヘッドホンスタンドの配置もよく、モニターからは「使い勝手がよさそう」という意見が上がっています。
しかし、天板がギザギザしているため、文字を書く際は注意が必要です。モニターからは「ガタガタしているので書き物がしにくい」という声が複数上がりました。文字を書く際は下敷きを用意する必要があるでしょう。
<作業のしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
カーペットとフローリングの上にデスクを設置したところ、どちらの上でも揺れやグラつきは少なめで、問題なくゲームプレイできました。
カーペットの上では多少左右のグラつきがあるものの、通常のマウス操作やタイピングでは気にならない程度です。ゲームをプレイするだけなら気にならないでしょう。なお、比較した商品の約4割はカーペットの上だと安定感がなく、多少の揺れでグラつく傾向がありました。
<カーペットの安定感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
フローリングの上では、カーペットのときよりも安定感がありました。モニターからは「縦も横にも揺れに強く、ほとんど揺れない」と好意的な意見が寄せられています。よりよい環境で使用したい場合は、フローリングの上に置くのがおすすめです。
<フローリングの安定感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次に、機能性の検証です。
電動昇降はできるか・ペットボトルホルダーはあるか・モニタースタンドはついているかなど搭載されている機能をチェックしました。
天板後方にある収納棚が実用性に欠けるのもネックです。モニターアームは設置できますが、比較したほかの商品も同様でした。
一方で、ドリンクホルダーとヘッドホンフックがあるのは便利です。デスクの上を整理でき、スペースをより広く取れます。なお、比較したなかでも、両方のホルダーを搭載している商品は全体の約4割でした。
<検証結果>
最後に、汚れにくさの検証です。
5分間放置した後の水滴の跡を残さず拭き取れるか・カッターでひっかいたときに目に見える傷跡がつくか・両手の指の腹で触った際に指紋が残るかをチェックしました。
しかし、カッターの傷跡がしっかり残ったのは気がかり。比較したところ、本商品のようにカーボン素材を使用したものは白い線状の傷が残りやすい傾向がありました。デスクの上で作業する機会が多い人は、傷に強いメラミン素材のデスクを選ぶとよいでしょう。
GTRacing ゲーミングデスク Z02の取扱店舗は、Amazon・楽天市場など大手ECサイトです。値段はサイトによって異なるので、購入の際は比較するとよいでしょう。
公式サイトからも購入できます。値段は執筆時点で税込23,800円です。セールが開催されていたり、クーポンが配布されたりする場合があるので、こちらもチェックしてみてくださいね!公式サイトからの購入であれば、1年間の保証がつきますよ。
最後に、便利な機能を搭載した商品をご紹介します。
Bauhutte BHD-1400FAは、長時間ゲームをプレイする人におすすめです。電動昇降機能を搭載しており、自分の座り位置に合わせて高さを調節できます。安定感があり、デスクがグラつかないのも魅力です。快適にゲームをプレイをできるでしょう。マウスパッドが全面に敷かれ、傷も残りにくいですよ。
予算1万円台で探すなら、タンスのゲンのCYBER-GROUND ゲーミングデスクがおすすめです。電動ではありませんが、72~107cmの範囲で高さ調節できます。電源タップをまとめるラックもありました。作業やゲームをするのに十分なスペースがあり、天板の素材もサラッとしていて快適ですよ。
幅 | 140cm |
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奥行 | 70cm |
本体重量 | 約44.55kg |
良い
気になる
天板の最大高さ | 101.0cm(実測値) |
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天板の最小高さ | 50.0cm(実測値) |
種類 | ハイタイプ、ロータイプ、スタンディングタイプ |
天板素材 | 合成樹脂化粧繊維板(塩化ビニル樹脂) |
高さ調節の方法 | 電動ボタン |
ドリンクホルダー付き | |
ヘッドホンホルダー付き | |
ケーブルホルダー付き | |
モニタースタンド付き | |
アジャスター付き | |
マウスパッド付属 | |
レンチ付属 | |
LEDライト対応 | |
説明書の日本語対応 |
Bauhutte 電動スーパーゲーミングデスク BHD-1400FAの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
幅 | 120cm |
---|---|
天板の最大高さ | 107cm |
奥行 | 60cm |
天板の最小高さ | 72cm |
高さ | 72~107cm |
種類 | ハイタイプ |
折りたたみ時高さ | 不明 |
本体重量 | 22kg |
天板素材 | 合成樹脂化粧繊維板(PVC) |
耐荷重 | 約25kg |
形状 | 不明 |
収納タイプ | 不明 |
脚部素材 | 不明 |
昇降可能 | 不明 |
高さ調節の方法 | 調節ねじ |
昇降の際の音の大きさ | 不明 |
昇降時の振動の大きさ | 不明 |
組み立て時間. | 不明 |
組み立て時間 | 不明 |
ダブルモーター | 不明 |
2段式 | |
ドリンクホルダー付き | |
ヘッドホンホルダー付き | |
ケーブルホルダー付き | |
配線トレー付き | 不明 |
モニタースタンド付き | |
コンセント付き | 不明 |
充電用USB端子付き | 不明 |
タブレットスタンド付き | 不明 |
アジャスター付き | |
キャスター付き | 不明 |
バックパネル付き | 不明 |
持ち手付き | 不明 |
マウスパッド付属 | |
レンチ付属 | |
滑り止め加工 | |
撥水加工 | 不明 |
LEDライト対応 | |
折りたたみ可能 | |
組み替え可能 | 不明 |
角度調整可能 | 不明 |
高さメモリ機能 | 不明 |
メモリ機能登録数 | 不明 |
ロック機能 | 不明 |
障害物察知機能 | 不明 |
脚の幅調整可能 | 不明 |
デザインのカスタム可能 | 不明 |
オプションアイテム追加可能 | 不明 |
組み立て不要 | 不明 |
説明書の日本語対応 | |
追加の工具 | 不明 |
特徴 | 不明 |
タンスのゲン CYBER-GROUND 幅120cm 昇降式ゲーミングデスクをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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