ゲーマーの悩みを解決できると謳うゲーミングデスク、COUGAR MARS CGR MARS。インターネット上では、「激しくプレイしても、ガタガタしない」とよい口コミが多い一方で、「とにかく重い」と気になる評判もあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のBauhutteやニトリなどのゲーミングデスクとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ゲーミングデスク選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
COUGAR MARS CGR MARSは、安定感の高い大型デスクがほしい人におすすめ。天板のサイズは幅153.3×奥行き71.1cmと、比較したなかでもトップクラスの大きさでした。実際に使用した5人のPCゲーマーからは、「マウスを大きく動かせる」「モニター3台は置けそう」と好評。デュアルモニターや30インチ以上のモニターも無理なく使えます。
そのうえ安定感は非常に高く、カーペット・フローリングの両方でグラつきを感じたモニターは1人もいません。「とにかく重い」との口コミどおり重量は約40kgと重め。加えて、脚部が太く床に接する面積も広いのが利点です。比較したマウスを動かしただけでグラついたデスクと違い、モニターのブレを気にせずプレイできます。
ゲーマーの悩みを解決できると謳うだけあって、独自の機能を多数搭載しているのも強み。PCとデスクをつなげば、マイクやヘッドホンの接続が可能です。さらに、USBポートやPCのON/OFFボタンなどを備えた、コントロールパネルも装備。両サイドにはカラフルに光る照明があり、没入感が高まりますよ。
ただ水や油・傷にはあまり強くありません。2つの素材で構成されていますが、中央部は水の跡が残りやすく、両サイドは傷跡が目立ちました。指紋も残りやすいので、デスクマットやコースターの併用がおすすめです。また筆記作業をするときは、ガタガタになりやすいので下敷きを用意しておきましょう。
とはいえ、「激しくプレイしても、ガタガタしない」との口コミどおり、どっしりとしたつくりでFPSやアクションゲームなどの激しい動きにも対応できるのは本品の魅力。税込 71,500円(※執筆時点・公式サイト参照)と高価格帯ですが、理想のプレイ環境が整います。ぜひ検討してみてください。
そもそもゲーミングデスクとは、ゲームを快適にできるよう考えられたアイテム。ヘッドホンホルダーやケーブルホルダーなどを搭載した多機能なもの、デザインが特徴的なものなどさまざまです。
今回ご紹介するCOUGARのMARS CGR MARSもそのひとつ。ゲームプレイに集中できるよう大きめの天板を採用し、マルチディスプレイにも対応できるとアピールしています。天板の上にUSBポートやPCのON/OFFボタンなどを備えた、コントロールパネルがついているのも特徴です。
販売元のCOUGAR(クーガー)は、PC周辺機器を多数手がけるドイツのブランド。今回ご紹介するゲーミングデスクのほか、ゲーミングチェアやキーボード・PCケースなどを販売しています。
天板のサイズは幅153.3cm×奥行き71.1cm~約77cm。高さは、75/80/85cmの3段階に調節可能です。耐荷重は約150kgと大きく、複数のハードウェアに耐えられると謳っています。
2020年2月発売の商品で、価格は税込71,500円(※執筆時点・公式サイト参照)。商品の詳細は以下のとおりです。
まずは、ゲーム・作業のしやすさの検証です。
20代のPCゲーマー5人が実際に商品を使用し、ゲームを行います。グラつきにくさやマウス操作のしやすさなどから、快適にプレイできるかをチェックしました。
なお、デスクはフローリングとカーペットの2か所に設置。それぞれで作業・ゲームのしやすさを確認し、平均値で評価しています。
実際に5人のモニターがゲームをしたところ、全員が「プレイしやすい」と回答。天板が非常に大きくマウスの可動域が広いので、FPSやアクションゲームなど動きの激しいゲームも無理なく楽しめます。奥行きも71.1cmと深く、30インチ以上のモニターを置いても距離を確保できるでしょう。
また比較した結果、2台のモニターを置くには横幅が120cm以上はほしいところでしたが、本品は153.3cmとその基準を大きく上回っています。メインの画面でゲームを、サブモニターでは実況や攻略法をチェックするなど、デュアルモニターの人にぴったりです。
<ゲームプレイのしやすさについてのコメント>
コメントは一部抜粋
ゲーム以外の作業もしやすいですよ。PCを置いても筆記スペースを十分に確保でき、作業が円滑に進みます。ただサイドと中央部で材質が異なっており、一部からは「文字が書きづらく、マウスも反応しづらい場所がある」との指摘が。気になる人は、マウスパッドや下敷きを併用してくださいね。
<作業のしやすさについてのコメント>
コメントは一部抜粋
安定感も良好です。カーペット・フローリングの両方でグラつきを感じたモニターは1人もいません。比較したなかには、重量が20kgほどしかなくマウスを動かすたびにグラついたものも。対して本品は、約40kgと重くどっしりとしたつくりです。
脚部が8.5cmと太く、床に接する面積が広いことも安定感につながっているポイント。画面のブレを気にせず、プレイに集中できそうです。
<カーペットの安定感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
<フローリングの安定感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
続いて、機能性の検証です。
高さ調節ができるかやペットホルダーや棚はついているかなど、快適にプレイできるための機能が備わっているかを確認しました。
独自の機能を複数搭載しており、機能性も高評価。PCをつなげばヘッドホン・マイクの接続が可能です。USBポートつきのコントロールパネルもあるので、USB給電や有線のデバイスも使えます。左右にはカラフルに光るRGB照明を搭載しており、没入感がアップ。詳細は以下のとおりです。
コードを通す凹みがあるため、ケーブルが散乱する心配はほぼなし。ペットボトルやヘッドホンのホルダーはないものの、デスクが広々しているので置く場所には困らないといえます。さらに、モニターアームの設置も可能。よりデスクを広く使いたいなら、取りつけるとよいでしょう。
高さを75~85cmに変えられるのも便利な点ですが、手動式なうえ調節はかなり大変でした。複数人で使うなど頻繁に高さ調節が必要な人は、電動昇降が可能なBauhutteの「電動スーパーゲーミングデスク」も検討してみてください。
最後は、汚れにくさの検証です。
カッターでひっかいたり飲み物の結露がついたりしても、跡が残らないかをチェックしました。
汚れにくさは低評価です。中央部の素材は水の跡が残りやすく、両サイドは傷跡が目立ちやすい素材でした。比較したほかの商品は、撥水加工がほどこされ水をはじきやすいものもあったなか、こちらはこまめに拭く必要があるでしょう。
また、指紋も残りやすいため、きれいに使いたい人はデスクマットで全体をカバーするなどの対策が必須。
比較したなかでも、ニトリの「ゲーミングデスク ウィン118」は、水の跡や指紋がほぼつかず高評価を得ました。汚れにくさを重視する人は、そちらもチェックしてみてください。
COUGAR MARS CGR MARSは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトから購入できます。
同シリーズ品として、データ転送用のUSB 3.0 Type-CポートやHDMIモニター拡張を搭載した「COUGAR MARS Pro 150」、従来のMARSのよさは残しつつひと回りコンパクトにした「COUGAR MARS 120」も展開。あわせてチェックしてみてください。
最後に、天板の汚れが目立ちにくくゲームや作業もしやすかった商品をご紹介します。
Bauhutte スーパーゲーミングデスクは、電動昇降で高さ調節が楽ちん。0.1cm単位で50~101cmに変えられるうえ、高さを3つまで記憶させられます。家族など複数人で使うときに便利です。加えて、マウスパッドつきなので、傷や指紋がつきづらいのも利点。天板の奥行も十分です。
低価格帯のものから選びたい人は、ニトリのゲーミングデスク ウィン118をチェック。2万円以下(※執筆時点・公式サイト参照)の低価格帯ですが、使いやすさに優れています。天板の前面が傾斜を帯びており腕にフィットするため、長時間のゲームも快適。水の跡や指紋もつきづらいですよ。
幅 | 140cm |
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奥行 | 70cm |
本体重量 | 約44.55kg |
良い
気になる
天板の最大高さ | 101cm |
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天板の最小高さ | 50cm |
種類 | ハイタイプ、ロータイプ、ミドルタイプ、スタンディングタイプ |
天板素材 | 合成樹脂化粧繊維板(塩化ビニル樹脂) |
高さ調節の方法 | 電動ボタン |
ドリンクホルダー付き | |
ヘッドホンホルダー付き | |
ケーブルホルダー付き | |
モニタースタンド付き | |
アジャスター付き | |
マウスパッド付属 | |
レンチ付属 | |
LEDライト対応 | |
説明書の日本語対応 |
Bauhutte 電動スーパーゲーミングデスク BHD-1400FAの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
幅 | 118cm |
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天板の最大高さ | 不明 |
奥行 | 63cm |
天板の最小高さ | 不明 |
高さ | 73.5cm |
種類 | ハイタイプ |
折りたたみ時高さ | 不明 |
本体重量 | 不明 |
天板素材 | 合成樹脂化粧繊維板(PVC) |
耐荷重 | 不明 |
形状 | 不明 |
収納タイプ | 不明 |
脚部素材 | 不明 |
昇降可能 | 不明 |
高さ調節の方法 | |
昇降の際の音の大きさ | 不明 |
昇降時の振動の大きさ | 不明 |
組み立て時間. | 不明 |
組み立て時間 | 不明 |
ダブルモーター | 不明 |
2段式 | |
ドリンクホルダー付き | 不明 |
ヘッドホンホルダー付き | |
ケーブルホルダー付き | |
配線トレー付き | 不明 |
モニタースタンド付き | |
コンセント付き | 不明 |
充電用USB端子付き | 不明 |
タブレットスタンド付き | 不明 |
アジャスター付き | 不明 |
キャスター付き | 不明 |
バックパネル付き | 不明 |
持ち手付き | 不明 |
マウスパッド付属 | 不明 |
レンチ付属 | |
滑り止め加工 | 不明 |
撥水加工 | 不明 |
LEDライト対応 | 不明 |
折りたたみ可能 | |
組み替え可能 | 不明 |
角度調整可能 | 不明 |
高さメモリ機能 | 不明 |
メモリ機能登録数 | 不明 |
ロック機能 | 不明 |
障害物察知機能 | 不明 |
脚の幅調整可能 | 不明 |
デザインのカスタム可能 | 不明 |
オプションアイテム追加可能 | 不明 |
組み立て不要 | 不明 |
説明書の日本語対応 | |
追加の工具 | 不明 |
特徴 | 不明 |
ニトリ ゲーミングデスク ウィン118をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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