さまざまな場所の掃除に対応できるように開発された、フュージョンマーケティング ハイブリッドスチームクリーナー SMD005。立ち上がりが早く、手早く掃除ができると評判ですが、なかには「汚れが落ちにくい」「本体が重い」という口コミもあるので、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回は、フュージョンマーケティング ハイブリッドスチームクリーナー SMD005を含むスティックスチームクリーナー全15商品を実際に試してみて、洗浄力・温度管理機能・使い勝手のよさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
フュージョンマーケティング ハイブリッドスチームクリーナー SMD005は、使いたい時にサッと準備できる商品を探している人におすすめ。温度管理機能の検証では、ヘッドのフチ部分が熱くなりにくい点こそ気になりましたが、スチームが出始めてから約20秒で最高温度に到達。比較した商品のなかには約50~60秒かかったものがあったため、本商品は手早く使いたいときに便利といえます。
使い勝手のよさはそこそこ。掃除場所に応じた多彩なパーツがあるものの組み立ては簡単な印象です。「本体が重い」という口コミに反して、本体重量は2kgと比較した商品のなかでは軽量。組み立て・持ち運びの際の負担も少なく軽い力で使用できるでしょう。
しかし、本体が軽すぎるためか、ヘッドが突っかかって前へ進まない点が気がかり。モニター3人全員が「前へうまく押し出せない」「スムーズに動かない」といった操作のしにくさに言及しました。
洗浄力もいまひとつな結果に。じゅうたん・フローリングの汚れはコーヒー汚れが少し落とせた程度で、クレヨン・カレー汚れはほとんど落ちませんでした。しかし、たたみの汚れは時間がかかるものの落とせており、比較したほかの商品でみられたようなたたみの傷みはありませんでした。
本商品は、たたみを傷つけにくいため和室の掃除には活用できますが、じゅうたん・フローリングの汚れをしっかりと落としたいときや、スムーズな操作性を重視する場合は、ほかの商品を検討してみましょう。
そもそもスティックスチームクリーナーとは、高温の蒸気を噴射することで洗剤を使わずに汚れを浮かして落とす掃除器具。柄がついていて小回りが利くので、使いたいときにサッと取り出して掃除できます。
今回ご紹介するフュージョンマーケティング ハイブリッドスチームクリーナー SMD005は、ハンディタイプにもなるスティッククリーナー。可動式のヘッドを採用し、部屋のコーナー部分も隅々まで掃除できる設計です。
最大の特徴は、本体に搭載されている浄水器。水道水の成分の結晶化による目詰まりが起こりにくく、長く使っても故障につながりにくいと謳っています。
本商品は柄パーツを組み替えることでさまざまな使い方が可能。スチーム量は7段階から調節できるので、床だけでなくコンロ・エアコン・サッシなど、掃除場所にあわせたスチームの強さを選べます。
加熱方式はパネル式で、タンク容量は350mL。掃除の途中でも水の継ぎ足しができるため、長時間の使用にも対応できるでしょう。使用可能になるまでの時間(ヒートアップタイム)は30秒~1分。使いたいときにすぐに使えるスピーディさも魅力です。
使用時の最高温度は41.9℃。日本ラボテック株式会社による試験では、フローリング材へ10秒間使用した際の細菌・ウイルスの除菌率100%を実証できたと謳っています。
本商品のさらなる魅力は、豊富な付属品・アタッチメントの数々。スチームクリーナー本体に加えて、以下の10種類のアイテムが付属しています。
サッシやコンロなどの細かい場所の掃除にはジェットノズル、衣類の汚れ・シワを手入れする際にはアイロン用ヘッドといったように、掃除場所や目的にあわせてクリーナーをカスタマイズできます。
モップパッドは洗ってくり返し利用できるうえ、交換用モップヘッド・モップパッドの販売も。スチームクリーナーを長く使いたい人にもおすすめです。
本商品のサイズは、スティック使用時で約100~120cmまで調節が可能です。パッド部分は縦22×横33cmとワイドなので、広い面でしっかり拭き掃除できるでしょう。
本体は白を基調としたシンプルなデザインなので、さまざまな雰囲気の部屋にも自然になじみます。給水タンク部分はピンク・ブラックの2色展開。シンプルでありながらもかわいらしさやクールな印象を選べる点も魅力です。
今回は、フュージョンマーケティング ハイブリッドスチームクリーナー SMD005を含むスティックスチームクリーナー全15商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずはスティックスチームクリーナーを選ぶうえで重要なポイントといえる、洗浄力の検証です。カレー・コーヒー・クレヨンという3種類の汚れを付着させた、じゅうたん・畳・フローリングをそれぞれ1日放置。その後、各クリーナーで洗浄し、汚れの落ち具合をチェックしました。
本商品でフローリングの掃除をしてみたところ、汚れを落とすまでに時間がかかりました。比較した商品には1分以内に汚れを落とせたものが多いなか、本商品が汚れを落とすまでにかかった時間は1分50秒とかなり長めです。
スチームの温度が低いためか、頑固な汚れを落とすのは苦手な印象。コーヒーの汚れはそこそこ早く落とせましたが、クレヨンの汚れは比較したほかの商品に比べてなかなか落ちにくく、カレー汚れはほとんど落ちませんでした。
じゅうたんの汚れは、コーヒー・クレヨン・カレーのどれもほとんど落ちませんでした。3分ほど掃除しましたが、コーヒーのシミが少し薄くなった程度で、クレヨン・カレーは掃除前とほとんど変わりません。
今回の検証では、じゅうたんの汚れ落ちに多くの商品が苦戦。とはいえ、比較した上位の商品には、3分程度でコーヒーのシミをきれいに落としきったものもあったため、じゅうたんの汚れをしっかり落としたい人はそのような商品を選んでみてください。
たたみの汚れ落ちはまずまず。アイスコーヒーは簡単に落ちたものの、クレヨンは滲み、カレー汚れはじゅうたん・フローリングと同様になかなか落ちませんでした。
しかし、たたみへの負担が少なく汚れが落とせる点はうれしいポイント。比較した商品のなかには汚れをすぐ落とせたものの、たたみが傷んでしまったものもありました。本商品で掃除した際には、たたみが傷つくことはなかったため、和室の掃除に使いやすいでしょう。
次に、温度管理機能の検証です。
電源を入れてスチームボタンを押してから測定を開始し、スチームが出てから1分間の温度を測定。加えて、クリーナー全体の熱の伝わりやすさをサーモカメラで撮影し、熱の伝わり方・熱の伝わり方を検証しました。
本商品のヘッド部分をサーモカメラで撮影してみたところ、中心部分は赤くなったもののフチ周辺は低温のままでした。
比較したほかの商品と比べてヘッド全体がしっかり温まらず、熱の伝わり方にムラがあるのは気がかり。実際に使用する際には、ヘッドの中心部分で汚れを捉えてこするようにするとよいでしょう。
スチームが出始めてから1分間の温度変化を測定したところ、本商品は約20秒で最高温度に到達。その後は40℃台をキープできていたため、温度管理機能はまずまずの性能といえるでしょう。
比較した商品のなかには最高温度に到達するまでに約50~60秒かかったものも。本商品の最高温度は41.9℃と低めですが、スピーディに立ち上がるため待ち時間が少ないのがメリットです。
最後に、クリーナーを長く使っていくうえで大切な使い勝手のよさを検証。家電への関心の強さが異なる3人のモニターが実際に使い、組み立てやすさ・操作のしやすさなどをチェックしました。
本商品の使いやすさはそこそこ。多彩な形状のパーツがついているものの、付属の取扱説明書を読めばそこまで苦労しない印象です。軽量で持ち運びやすいのは利点ですが、軽すぎるために掃除中の取り回しのしにくさが気になりました。
組み立てやすさは高評価。アタッチメントの種類や形状が多彩なものの、複雑なパーツはなく簡単に組み立てられました。モニターからは「取扱説明書を読めば大丈夫」という声も。取扱説明書にはイラストも添えられているので、家電の扱いが苦手な人にも安心です。
本体・各パーツが軽い点もうれしいポイント。比較したほかの商品のなかには、商品・パーツが重く組み立てが大変なものもありましたが、本商品は比較的スムーズに組み立てられるでしょう。
本商品の重量は2kgと、比較した全商品のなかでは軽量。口コミに「本体が重い」とありましたが、モニターからは「片手で操作しやすく持ち運びやすい」との声があがっています。
しかし、本体が軽すぎるためか、掃除中に突っかかりを感じる場面も。モニター3人全員が「クリーナーが軽すぎるためスムーズに前へ進まない」と回答しました。比較した商品のなかには軽量かつスムーズに操作できるクリーナーもあったため、取り回しにくさが気になる人はほかの商品もチェックしてみましょう。
<使い勝手のよさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
タイプ | スティック |
---|---|
タンク容量 | 350mL |
加熱方式 | パネル式 |
コードレス対応 | |
集じん方式 | 不明 |
ヒートアップタイム | 30秒 |
スチーム最高温度 | 100℃ |
操作方法 | ボタン |
標準モードの連続使用時間(公称値) | 約120分 |
1分あたりの水量 | 不明 |
チャイルドロック機能 | 不明 |
空焚き防止機能 | 不明 |
スチームロック機能 | 不明 |
セーフティーキャップ機能 | 不明 |
ヘッド種類 | モップヘッド |
温度ヒューズ | 不明 |
充電時間(公称値) | 不明 |
騒音値(公称値) | 不明 |
標準モードの運転音 | 不明 |
最強モードの運転音 | 不明 |
コードの長さ | 5m |
集じん容積 | 不明 |
消費電力 | 1200W |
吸込仕事率 | 不明 |
ダストステーション付き | 不明 |
充電スタンド付き | 不明 |
HEPAフィルター付き | 不明 |
ダストケース丸洗い可能 | 不明 |
フィルター丸洗い可能 | 不明 |
ヘッドライト付き | 不明 |
水拭き対応 | 不明 |
ゴミセンサー付き | 不明 |
静音モード搭載 | 不明 |
節電モード搭載 | 不明 |
10cmの隙間に差し込める | 不明 |
付属品 | ガラスワイパー用ヘッド、アイロン用ヘッド、ジェットノズル用丸ブラシ、ジェットノズル、専用マイクロファイバーパッド2枚、専用コーラルモップパッド1枚 |
本体重量 | 2.1kg |
本体幅(公称値) | 26.5cm |
本体奥行(公称値) | 14cm |
本体高さ(公称値) | 調整可 |
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最後に、汚れをしっかり落とせて掃除しやすいスティックスチームクリーナーをご紹介します。
汚れの落ちやすさを重視するなら、ケルヒャーのスチームクリーナーがおすすめ。パワフルなボイラー式の商品であり、検証ではフローリング・たたみの汚れを跡を残すことなくきれいに掃除できました。比較した商品の多くが苦戦したじゅうたんの汚れも、コーヒーのシミを落としきっています。
掃除・操作のしやすさで選ぶなら、スチームゴーのモップタイプもおすすめ。検証では軽い力でスムーズに本体を動かせるので楽に掃除できました。洗浄力についても評価が高く、じゅうたん・フローリングの汚れも問題なく落としています。本体重量が1.8kgと軽量なうえに取り回しやすい一台です。
ケルヒャー スチームクリーナー SC 3 EasyFixをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
タイプ | スティック |
---|---|
タンク容量 | 450mL |
加熱方式 | 不明 |
コードレス対応 | |
集じん方式 | |
ヒートアップタイム | 不明 |
スチーム最高温度 | 140℃ |
操作方法 | ボタン |
標準モードの連続使用時間(公称値) | 約20分 |
1分あたりの水量 | 83mL |
チャイルドロック機能 | |
空焚き防止機能 | |
スチームロック機能 | |
セーフティーキャップ機能 | |
ヘッド種類 | 不明 |
温度ヒューズ | |
充電時間(公称値) | |
騒音値(公称値) | 不明 |
標準モードの運転音 | 不明 |
最強モードの運転音 | 不明 |
コードの長さ | 約5m |
集じん容積 | |
消費電力 | 不明 |
吸込仕事率 | 不明 |
ダストステーション付き | |
充電スタンド付き | |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ヘッドライト付き | |
水拭き対応 | |
ゴミセンサー付き | |
静音モード搭載 | |
節電モード搭載 | |
10cmの隙間に差し込める | 不明 |
付属品 | 専用マイクロファイバー(1枚)、給水カップ、専用トレイ |
本体重量 | 約1.8kg |
本体幅(公称値) | 267mm |
本体奥行(公称値) | 130mm |
本体高さ(公称値) | 1200mm |
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