ブリーデン ノットオンリーネックライト BNL-02をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

実際にスポットモードでの明るさを測定すると、3時点の平均値は9.79ルクスを記録。14m先までしっかり照らせていました。

全商品の平均が9.64ルクスだったことをふまえると、十分な明るさを備えています。

一方でワイドモードでの明るさは、0.89ルクスでした。ワイドモードは広範囲を照らすための機能ですが、本品は光が散ってしまい明るさにやや物足りなさを感じます。

中心から4m離れた場所でも4ルクス以上とはっきり照らせていた上位商品に比べると、評価は伸び悩みました。足元などの近場よりも、遠くの釣り場を照らすのが得意な傾向にあります。

電源は充電池式で、フル充電までにかかる時間は約4〜5時間です。

最大光量でライトを使用し続けてみると、約10時間点灯しただけで消えました。電池のもちはよいとはいえないため、使用後は忘れずに充電するようにしましょう。

ちなみに検証では、充電池式に比べて電池式のほうが電池のもちがよい傾向に。充電池式商品には2時間以内で消灯したものが複数みられたのに対し、充電池式のなかには70時間以上も点灯し続けられたものがありました。

電池のもちを重視する人は、電池式もしくは充電・電池の両方に対応したハイブリット式の釣りライトを選ぶことをおすすめします。

機能性はチェックした10項目のうち、7つを搭載していました。

光量はHigh・Mid・Lowの3段階、角度は45度まで調節が可能です。赤色LEDもついており、リールの交換など魚を驚かすことなく手元の操作を行えます。

比較したほかの商品にはないものが多かった、センサー機能付きなのも高評価に。ジェスチャーで操作できるため、両手が汚れているときでもサッとスイッチを切り替えられますよ。

防水性能はIPX6と高く、水流を受けても問題なく使用できるでしょう。

また後部認識灯も備えており、消灯した状態でも自分の存在を周囲に知らせられます。安全面への配慮がされているのはうれしいですね。

使い勝手においては、スイッチを1回押すだけで消灯できました。センサー機能を使えば、手を振りかざすだけで電源のオン・オフ操作も可能です。

白色LEDの場合は、ライト前面のパネルをスライドさせると、スポット・ワイドモードを切り替えられます。

ただしメモリー機能はなく、モード選択時は最大光量でスタート。消灯しても光量・モードの両方を記録できた上位商品に比べると、毎回明るさを調節しなければならず、やや手間がかかります。

一方で電源は充電池式により、Micro USB Type-Bで充電できるのは利点です。

使い勝手はまずまずですが、センサー機能などあると便利な機能はある程度備えています。操作の手軽さを求める人には向いているでしょう。

はじめにベルト・ライト・電池部の感触を確かめてみると、実際に装着したモニター5名全員が「満足」と回答しました。

後頭部にあるバッテリーはややフィットしづらいものの、ベルトは柔らかいうえに伸縮性があり、締め付け感はあまり感じません。

1. 「後頭部の電池部がフィットしない」
2. 「安定しないが、ベルトは柔らかい」
3. 「おでこに少し違和感はあるが、ベルトの質感は良好」

コメントは一部抜粋

重量は160gあるものの、前部にライト・後部に充電池がついているためバランスがとれています。「手に持つと重いが、頭につけるとそこまで重さは感じない」との声も寄せられ、モニター5名中4名が「満足」と回答しました。

一方でフィット感においては、伸び悩む結果に。ベルト2本のはちまきタイプに加えて後頭部の電池部には存在感があり、頭を振ると揺れが気になりました。

滑り止めもないため、3本のベルトで支えるタイプに比べると、ホールド性が低めでずれやすい傾向にあります。

装着時の安定感はいまひとつなため、落下などが心配な人はネックライトとして使用するとよいでしょう。

1. 「重量はあるが、装着時のバランスはよい」
2. 「自然に頭を触れるほど軽い」
3. 「充電池が大きめなのにベルトが2本しかなく、安定感いまひとつ」
4. 「ベルトに滑り止めがなく、揺れが気になる」

コメントは一部抜粋