がまかつ ヘッドライト LEHL350をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

スポットモードの明るさは良好。中心から1m下の明るさは9.8ルクスで、比較した商品の平均9.27ルクスを超えています。2m横も4.63ルクスと、比較した商品の平均4.33ルクスを上回りました。

中心の明るさは11.5ルクス（照度を表す単位）と、比較した商品の平均値14.23ルクスには及ばないものの、十分な明るさです。離れた場所も強く照らせるでしょう。

平均値はいずれも執筆時点

ワイドモードでも明るく照らせます。照度は1.26ルクスを記録。比較した商品の平均1.67ルクス（※執筆時点）には届きませんが、なかには0.06ルクスのものもあったことを思うと十分な数値といえます。広い範囲を照らしても、物足りなさはないでしょう。

「手元から遠くまでカバーする」と謳うとおり、スポット・ワイドともに明るく照らせる商品です。「光量が少し足りない」との口コミは気にしなくてよいでしょう。遠くだけでなく、手元の作業を照らすときにも活躍しますよ。

機能性は十分です。比較した約半数の商品にはなかった、フォーカス機能を搭載。絞りでモードを切り替えられ、好みの光の範囲に調節できます。加えて、目線にあわせた角度調節も可能です。防水性能はIPX4で、波しぶきを被る程度なら問題なく使えます。

比較した約4割の商品は赤色LEDが非搭載だったのに対し、こちらはサブスイッチで赤色LEDが点灯。水中に光が届きにくいので、謳い文句どおり魚を刺激せず手元の作業を行えます。光量は4段階に調節でき、ワイド・スポットの2モードに切り替え可能です。

一方、ロック・ブースト・後頭部認識・センサー機能は非搭載。比較したところ特にほしい機能といえた、周囲に存在を知らせる後頭部認識機能・誤作動を防ぐロック機能がないのは惜しいポイントです。

使い勝手は申し分ありません。比較した4割強の商品にはなかった、光量メモリー機能を搭載していました。消灯しても再び電源を入れれば同じ明るさで点灯できて便利です。ワンタッチで消灯できるので、一瞬だけ点けるときにも活躍します。

モード切替専用のボタンがある点も魅力。複数のモードを1つのボタンで切り替える必要がなく、目的のモードにすぐ切り替えが可能です。

電池交換はライト裏のツメを外すだけ。比較したなかの電池ケースをひねるタイプのものと違って交換が簡単なので、万が一電池切れしても慌てずにすみそうです。

さらに、「ライト裏の曲線がおでこにフィットする」との声も見られます。比較したなかでライト裏がカーブしたものはフィット感がよい傾向が。本商品も同様で、モニター全員が「ベルト・前面・後ろのバッテリー部の当たる感触」に「満足」と回答しています。

ライト裏がおでこにぴったりフィットしてほとんど痛みがなく、自然な着け心地で使用できますよ。

＜ベルト・前面・後ろのバッテリー部の当たる感触についてのモニターコメント＞

1. 「強い締めつけは感じない。ライト裏の曲線がおでこにフィットする。ベルトが硬いのはやや気になる」
2. 「きつく締めなくてもライトがブレないので、強い締めつけを感じずに装着できた」
3. 「ベルトは調節可能なので装着感がよい。本体裏のおでこにフィットする部分は結構痛みを感じる」
4. 「額にあわせた形状をしているので、あたる痛みがない。脱着も簡単で、釣りでバタバタしているときもよさそう」
5. 「ライトがカーブしているため、とても自然な着け心地。圧迫感もない」

コメントは一部抜粋

頭との一体感も得られ、モニター全員が「頭にフィットしズレにくい」と回答。大きく頭を振ってもほとんどズレず、釣りに集中できるライトといえます。

＜頭（首）との一体感（フィット感）・ズレにくさについてのモニターコメント＞

1. 「頭を振ってもズレる感覚はほとんどなく、ベルトも滑りにくい」
2. 「横・縦に大きい動きで首を振っても、ライトがブレることはなかった」
3. 「頭を振ってもズレることなく、ライトが動きに追従してくる。実際に使用するうえで問題はない」
   
4. 「少し重量があるためか、安定感がある印象」
5. 「ぴったりと一体感がある。ベルトがツルツルしているので、装着位置によっては少しズレる」

コメントは一部抜粋