エントリーモデルながら、明るくきれいに見えると評判のKOWA YFⅡ30-8。防水仕様や持ちやすい構造も高く評価されていますが、「重くてかさばる」「ピントが合わせにくい」という気になる口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、KOWA YFⅡ30-8を含む双眼鏡全16商品を実際に使って、見やすさ・視界の広さ・使いやすさ・本体重量を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
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目次
18,000円
結論からいうと、KOWA YFⅡ30-8は、手頃なエントリーモデルでも、視界の迫力や解像度にこだわりたい人におすすめです。視野の広さの検証では、「グッと寄れて迫力満点」とモニターも大満足。ハイエンドモデルと並び、トップクラスの評価を獲得しました。
見やすさの検証でも、解像度・コントラストともに良好で「細かいところまでクリアに見える」と好印象。逆光や直射日光でも違和感がなく、屋外や照明の強い場所でもフレアを気にせず楽しめます。
目を覆うようなフィット感が心地よく、操作性もシンプルで簡単でした。子どもから大人まで誰でも使いやすい商品といえます。本体のラバー加工も、握りやすく使っていて快適ですよ。
価格は、公式サイトによると執筆時点で19,800円(税込)。初心者でも、せっかく買うなら迫力や解像度を重視したいという人は、まず満足できる本格派モデルです。別売りアイテムで三脚やスマホ撮影にも対応できるので、長く使えるアイテムが欲しいなら、ぜひ購入してみてくださいね。
KOWA YFⅡ30-8は、手を出しやすいエントリーモデルながら本格的な機能が魅力。改めて、どんな商品なのか解説します。
光学機器の分野で75年以上の歴史を持つ、興和オプトロニクス。2020年4月にコスパ重視のエントリーモデル YFⅡシリーズを発売しました。今回検証で使用したのは30-8(8倍)ですが、同時に30-6(6倍)も販売されています。
入門機でありながら、本体内部にカビや曇りが生じにくい防水仕様。三脚やスマホに取り付けることもできるので、固定での生体観測や動画の記録など、用途の幅が広いですよ。
内蔵されるレンズやプリズムに特殊な加工を施すことで、明るくクリアな視界も実現。レンズのコーティングは水や油に強く、メンテナンスも楽々です。
倍率は、初心者でも簡単に扱える8倍。ドーム会場・スタンド席・アリーナ席の後方など、規模が大きいライブもしっかり見える数値です。視野が広いのでバードウォッチングなどでも対象を追いやすく、快適に観察できますよ。
さらに大きく見える10倍では、手ブレで視野が安定しないためかえって見にくいことも。はじめてなら、扱いやすい6倍・8倍がおすすめです。YF IⅡシリーズは両方の倍率を扱っているので、目的に合わせて選ぶとよいでしょう。
明るくくっきり見えるよう、すべてのレンズ・プリズム面にマルチコーティングを施しています。暗めの会場や夕方などのシチュエーションでも、見やすいと感じるでしょう。
汚れやすいレンズの外側には、独自のKRコーティングを施すことで、撥水性・撥油性を高めています。もし汚れても簡単に落とすことができるので、レンズをきれいな状態に保つことができますよ。
本体サイズは114×160×48mm・重量も475g。入門機としては大型で重量もありますが、レンズ径30mmとハイエンド機並みのスペックを考慮すると、重さに配慮されているといえます。
色は自然とよくなじむカーキのみ。グリップしやすいように、ボディはラバーコートを施しています。目の幅への調整幅は、50~70mm。一般的に子どもの眼幅は50〜60mmとされており、調整すれば親子で一緒に使えます。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、見やすさ・視界の広さの検証です。
屋内・屋外などシチュエーションを変えながら、実際に双眼鏡を使って数種類の目標物を観測。解像感・コントラスト・色収差の少なさ・像面湾曲のなさをチェックしました。臨場感に直結する視界の広さの検証では、12m先の目標物にピントを合わせて視界の広さを比較しています。
見やすさの検証では、解像度・コントラストともに良好で高評価を獲得。モニターからは「細かいところまでよく見える印象」と、きれいな視界に満足する声が挙がりました。
逆光や直射日光の下でもフレアは気にならず、屋外でもクリアで自然な視界を楽しめます。視界の端はやや解像度が低下する様子も見受けられたものの、気になるレベルではありません。
視界の広さの検証では、視界が非常に広く、高級モデルと並んでトップクラスの評価を獲得。対象物が浮かび上がるような立体感があり、臨場感を強く感じることができました。
双眼鏡の視界の広さを角度で表した見掛け視界は60度と、ハイエンドモデル並みのスペックです。手頃な初心者向けモデルながら、これだけの迫力ある視界を楽しめる商品は多くありません。
続いて、使いやすさ・本体重量の検証です。
実際に各商品を使って、裸眼・コンタクト・メガネ使用者を含む男女5名のモニターが目標物を観測します。持ち歩きを想定して本体重量も比較し、総合的に評価しました。
使用感のモニター評価は上々です。目とレンズ間の距離を表すアイレリーフが適度に長く、目当ても大きいのが特徴。「まつげが全然当たらない」「メガネでも視野が広い」とモニターから高評価を獲得しました。
眼幅調整幅も50〜70mmと広く、子どもから大人まで幅広くフィットさせられます。目全体を完全にすっぽり覆うようなフィット感もポイント。ライブやバードウォッチングに没入できますよ。
覗きながらダイヤルを回して、簡単にピント合わせ・視度調整ができます。アイレリーフや眼幅の調整も直感的に操作できるので、はじめてでもすぐ使いこなせるでしょう。
アクセサリが充実しているのも魅力。ストラップ・ケース・レンズキャップは付属しており、別売りでスマホアダプタや三脚アダプタも用意されています。三脚で固定して、スマホで双眼鏡から見た景色を録画するといった使い方もできますよ。
重量は475gと、今回の検証では重たい部類に入ります。手で持って使用し続けると疲れるので、長時間の使用には不向きです。天体観測や生き物の観測などで使う予定であれば、三脚で固定するのがよいでしょう。
サイズも114×160×48mmと、コンパクトとは言い難いがっちりしたボディ。ライブではやや目立つサイズ感ですが、見やすさ重視で選ぶならおすすめできる商品です。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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KOWA YFⅡ30-8は、初心者向きの双眼鏡でも、見え方のクオリティにはこだわりたい人におすすめのモデルでした。最後に、ぜひ一緒に検討していただきたい商品をご紹介します。
ニコン MONARCH M7 8x30は、肉眼より明るく鮮明に見える大迫力のハイエンドモデル。接眼部や調整ダイヤルなど細かい部分まで、使いやすさにこだわっています。重量は465gと重めですが、紹介したYF Ⅱと同じく防水設計なので、屋外での使用がメインの人にもおすすめです。
ケンコー・トキナー ウルトラビューEX OP 8x32 DH IIIは、よく見える大型レンズが特徴。視界が非常に広く、端までクリアに見えるとモニターから好評でした。目にフィットして覗きやすく、握りやすさも良好です。スペックのわりに価格も高すぎず、手が出しやすいですよ。
倍率 | 8倍 |
---|---|
対物レンズ有効径 | 30mm |
見掛け視界 | 66.4度(旧JIS規格)、 60.3度(新JIS規格) |
アイレリーフの長さ | 15.1mm |
防水性 |
良い
気になる
ひとみ径 | 3.8mm |
---|---|
実視界 | 8.3度 |
明るさ | 14.4 |
プリズム方式 | ダハプリズム方式 |
マルチコートあり | |
手ブレ補正・防振機能 | |
三脚対応 | |
メガネのまま使用可能 | |
収納ケース付き |
ニコン MONARCH M7 8x30をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
タイプ | 不明 |
---|---|
サイズ | 138×52×127.3mm |
幅 | 不明 |
奥行 | 不明 |
厚さ | 不明 |
重量 | 455g |
倍率 | 8倍 |
対物レンズ有効径 | 32mm |
ひとみ径 | 4.0mm |
実視界 | 7.5度 |
見掛け視界 | 60度(旧JIS規格)、 55.3度(新JIS規格) |
明るさ | 16 |
最短合焦点距離 | 2.5m |
アイレリーフの長さ | 14.8mm |
プリズム方式 | ダハプリズム方式 |
眼幅調整幅(最小) | 55mm |
眼幅調整幅(最大) | 74mm |
防水性 | |
防水等級 | 不明 |
マルチコートあり | |
手ブレ補正・防振機能 | 不明 |
三脚対応 | 不明 |
メガネのまま使用可能 | |
折りたたみ可能 | 不明 |
収納ケース付き | |
用途 | コンサート・観劇、バードウォッチング、スポーツ観戦、星空観察、旅行 |
ケンコー・トキナー ウルトラビューEX OP 8x32 DH III EXOP8X32DHIIIをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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