「高級感がある」と評判のオート 水性ボールペン セルサス CB-15C-WI。インターネット上では高評価が多い一方で、「ペン先が思うように動かない」「インクが出すぎる」など気になる口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、オートの水性ボールペン セルサス CB-15C-WIを含む水性ボールペン全14商品を実際に使ってみて、書き心地のよさ・ペンの持ちやすさ・文字のにじみにくさ・インクの速乾性・かすれにくさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
結論からいうとオート 水性ボールペン セルサス CB-15C-WIは、ビジネスシーンなどで使いたい人におすすめです。高級感のあるデザインが特徴。公式サイトでの価格は税込1,650円(執筆時点)と比較した商品のなかでもやや高めではありますが、芳名帳の記帳など改まった場面にも向いています。
肝心の書きやすさは良好です。mybestのモニター6人が筆記した検証では、万年筆のような書き心地で、するするとかすれずに書けました。重量は33gと比較したなかでもかなり重めでしたが、低重心でバランスは良好です。
グリップが本体よりやや細めで、ラバー素材が使われていることもあり、重さのわりに手への負担も感じません。「ペン先が思うように動かない」という口コミがありましたが、検証ではとくに問題ありませんでした。速乾性も高く、書いてから約1秒待てば、手でこすっても汚れませんでした。1分後に水性マーカーでなぞったときのにじみも、許容の範囲内です。
ただしインクについては、「インクがにじむので小さい文字には向かない」「大小どちらの文字もきれいにかける」と意見がわかれています。筆圧などによって、感じ方が変わる可能性がありそうです。もっと手軽に使いたいという人は、ほかの商品をチェックしてみてください。
実際にオート 水性ボールペン セルサス CB-15C-WIと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
オート 水性ボールペン セルサス CB-15C-WIよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
そもそも水性ボールペン セルサス CB-15C-WIは、世界ではじめて水性ボールペンを作ったオートの「最高傑作の1つ」といわれる商品。普遍的なデザインが特徴です。
設計から組み立てまで一連の作業が可能な、茨城県にあるオートの結城工場で丁寧に作られています。
内側のノンドライリフィルC-305は、外気にインクが触れない構造で、キャップを忘れてもペン先が乾かないよう作られました。
また、ペン先のボールには、インクがのりやすい凹凸のあるSiCセラミックボールを使用し、書き味のよさが重視されています。
キャップ式のクラシカルなデザインで、ペン先のボール径は0.5mmです。
カラーはブラック・ブラウン・ワイン・ブルー・シルバーの5色から選べます。検証ではワインを使用しました。なお、シルバーは生産終了となっています。
今回は、オート 水性ボールペン セルサス CB-15C-WIを含む水性ボールペン全14商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
軽い力でさらさらと書け、万年筆のような書き心地です。金属製のペン先について口コミでは「思うように動かない」という声がありましたが、基本的には低重心でコントロールしやすい印象です。
一方、インクについては好みがわかれています。「インクが出すぎる」との口コミどおり「インクがにじむので小さい文字には向かない」という声に対し、「大小どちらの文字もきれいに書ける」という意見も。筆圧などによって感じ方が変わる可能性があります。
また、同じオートのリバティと比べると、リバティのほうがさらりとした書き心地でした。
<書き心地についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
続いて、インクの速乾性を検証しました。書いた文字をこすって汚れが少ないものほど高く評価します。
結果は、書いて1秒以内に触ると少し汚れがついたものの、1秒後にはほぼ乾きました。
比較したほかの商品では3秒以上経ってもなかなか乾かないものもあったなか、速乾性は高水準といえます。インクが手などにつきにくいのはうれしいですね。
最後に、ペンの持ちやすさを検証しました。mybestのモニター男女6人が行った書き心地のよさの検証と同時に、以下の項目をチェックしています。
全長142mm・最大軸径16.7mmと、比較したなかでは長さ太さともに大きめですが、グリップ部分がやや細身に作られていて、バランスよく持てました。
グリップには凹凸のないラバー素材が使われていて、書くときもブレません。
重量は33gとずっしりしていますが、重心が低いので、重さのわりには手への負担は感じませんでした。
ただ、ペン尻にキャップをつけると重心が変わって、扱いにくくなるので注意しましょう。
<ペンの持ちやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
最後に、標準的な重さで、総合評価の高い商品をご紹介します。
低予算で手に入れたいなら、パイロットのマルチボールがおすすめです。重さ9.07gと軽く、太さは最大軸径12.5mmと標準的。細い線で小さい文字もすんなりかけて、なめらかな書き心地です。速乾性が高いので手が汚れにくく、水性マーカーでなぞってもにじみませんよ。定価は110円です。
長時間書きたいなら、LAMY safari ローラーボールを要チェック。正しい持ち方をサポートする、三角形のグリップが特徴的な商品です。指にかかる負担が分散されるため、筆記の機会が多い人にも向いています。書き心地は軽やかで、ペン先の動きもスムーズ。インクの乾きやすさも良好です。
グリップ素材 | ラバー |
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重量 | 約10.4g |
インク素材 | 顔料 |
全長 | 142mm |
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最大軸径 | 12.5mm |
芯の交換可能 | 不明 |
替え芯の型番 | 不明 |
芯径のラインナップ | 0.34mm、0.44mm |
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グリップ素材 | プラスチック |
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重量 | 約19g |
インク素材 | 染料 |
全長 | 139mm(収納時)/約168mm(筆記時) |
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最大軸径 | 約13.6mm |
芯の交換可能 | |
替え芯の型番 | LM63 |
芯径のラインナップ | 不明 |
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