災害時にいつもの味のラーメンが食べられると人気の、日清食品 カップヌードル保存缶。 「普通のカップヌードルと変わらない味」といった高評価な口コミがある一方で、「賞味期限が短い」といった気になる評判もみられ、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、日清食品 カップヌードル保存缶を含む非常食全15商品を実際に食べてみて、おいしさ・食べやすさ・保存期間の長さ・後処理のしやすさ・コストを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
防犯・防災の総合危機管理専門家として活動しており、護身術や防災グッズなど防災・防犯対策や危機管理業務について、企業・自治体・大学向けに実技指導・講演会・セミナー・監修を行うほか、TVや雑誌などメディアにも出演。43歳で硬式空手のチャンピオンとなっており、引退後に危機管理のアドバイス活動を開始。防犯・防災対策を実技と知識両方で広めるべく、活動している。
すべての検証は
マイベストが行っています
良い
気になる
カップヌードル保存缶は、非常時でもほっとできるものを食べたい人にうってつけです。「普段のカップヌードルと同じ味で、おいしい」など、モニター全員からおいしいと好評でした。食べ慣れた味わいで、ストレスのたまりやすい災害時にも重宝するでしょう。
また、調理時間が3分と短くすぐに食べられるのもメリットです。カップは紙製で燃えるゴミと一緒に捨てられるため、後処理も楽に済みますよ。
一方、保存期限が3年と短めなのはややネック。賞味期限が切れないよう、食べて買い足すローリングストック法の活用がおすすめです。また、調理はお湯のみとなるため、カセットコンロなどをあらかじめ準備しておくのがよいでしょう。
価格は執筆時点で税込810円(公式サイト参照)。1食当たりに換算すると405円でした。主食となる非常食を探しているなら、ぜひ試してみてくださいね。
世界初の即席ラーメンといわれるチキンラーメンや、カップヌードルでもおなじみの日清食品。インスタント食品は普段から保管しやすく、非常食のストックとしても重宝されています。
今回ご紹介する数量限定のカップヌードル保存缶は、通常のインスタントラーメンよりも保存期間を長くした、備蓄専用の商品です。
スチール缶の中には、麺・スープ入りかやく・紙カップ・折りたたみフォークが2食分ずつ入っています。なじみのあるスープに、具材はミンチ・卵・エビ・ネギと、いつものラーメンと同じ構成。
通常サイズは1食78g入りで熱量は351kcalですが、こちらは1食69g入りで熱量314kcalとやや少なめです。
缶内を無酸素状態にして湿気を完全に抑えることで、長期保存を可能にしています。
麺がフィルムで個包装されているのも特徴の1つ。直接手を触れることなく調理できるので、衛生面が気になる人にもうれしいですね。
保存缶シリーズには、チキンラーメンもラインナップ。カップヌードル同様、缶の中には2食分が入っています。気になる人はあわせてチェックしてみてくださいね。
今回は、日清食品 カップヌードル保存缶を含む非常食全15商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:おいしさ
検証②:食べやすさ
検証③:保存期間の長さ
検証④:後処理のしやすさ
検証⑤:コスト
まずは、おいしさを検証します。
セット内容にあるすべての種類を、モニターの男女3人で試食。食べ慣れた味か・食感はよいかなど、おいしいかどうかを総合的に評価しました。
「普通のカップラーメンと変わらず、おいしい」「非常食のにおいや味もなく、普通のものと同じ」など、いつものカップヌードルと変わらない味わいにモニター全員が満足しました。
また、具に歯応えがしっかりあるのも好評です。食べ慣れた味なので、ストレスがたまりがちな被災時でも、ほっと落ち着く時間を過ごせるでしょう。
次に、食べやすさについて検証します。
準備から口に入るまでの時間を計測。パッケージの開けやすさや、乾燥剤の取り出しやすさなども含め評価しました。
普通のカップヌードル同様、熱湯を入れて3分でできあがりました。
時間がかからないので、すぐにごはんを食べたいときにも重宝します。
一方、麺・かやくが個包装になっているため、カップに移し替えるのがやや面倒に感じました。
お湯のみの調理となるので、電気またはガスが必要な点にも注意。あらかじめガスコンロをそろえておくなど、事前に準備しておくのがよいでしょう。
続いて、保存期間の長さを検証します。
何年保存できるかを商品ごとに調べ、専門家取材をもとに保存期間の長さを評価しました。
5年以上もつ非常食が多いなか、こちらは3年とやや短めでした。
とはいえ、普段の食事に取り入れやすいのがカップヌードルの利点。食べて買い足すローリングストック法を活用しながら、上手に保管してみてくださいね。
続いて、後処理のしやすさの検証です。
食べ終わったパッケージをゴミ袋に捨てる際に、におい漏れや片付けやすさ・かさばらないかどうかを基準に評価しました。
カップが紙製なので、燃えるゴミとして捨てられる点が好印象です。
一方、スチール缶が大きくてかさばるのは、やや難点でした。
最後に、コストを検証します。
3〜4日分備蓄した場合の1食あたりの値段を商品ごとに計算。専門家取材をもとにコストを評価しました。なお今回は、2021年7月時点のECサイトの値段をもとに計算しています。
1食当たりの値段は405円。今回検証した商品のなかでは、特別安くも高くもありませんでした。
とはいえ、スープやおかず系の非常食と違い、これ1つで1食分をまかなえるのはうれしいポイントですね。
保存期間 | 3年 |
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調理時間 | 熱湯3分 |
調理方法 | お湯 |
良い
気になる
セット内容 | 麺、かやく、紙パック、折りたたみフォーク各2食分 |
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保存方法 | 直射日光、高温多湿を避けて、常温で保存 |
アレルギー表示 | 小麦、乳製品、卵、大豆、豚肉、鶏肉、えび、ごま |
保存期間が長くおいしい非常食をお探しなら、モンベルのベーコントマトクリーム リゾッタがおすすめ。賞味期限が5年半と比較的長いため、期限切れをこまめに確認する必要がないのがメリットです。ベーコンの風味が効いたクリーミーな味わいなので、ごちそう感覚で食べられますよ。
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