Stokke YOYO3を検証レビュー！B型ベビーカーの選び方も紹介

Stokkeの「YOYO3」は、軽い力で押せるうえ、赤ちゃんが快適に乗れるかを重視する人におすすめ。4輪すべてがシングルタイヤで、赤ちゃんに振動が伝わりづらい点は魅力です。シートはメッシュではないですが、座面の高さは42.5cmで地面の熱が届くのをある程度カットできます。

押し心地も悪くなく、小回りのよさ・段差の上り下りはモニターからも好評です。走行音が静かで、モニターから「赤ちゃんが眠っていても気にならない」というプラスの声が挙がりました。しかし、一部のモニターからは、段差での使用において「車体が大きめのため、腕で持ち上げる際には力を要する」という意見もあったため、段差が多い場所での使用には不向きといえるでしょう。

さらに、折りたたみ方が複雑なうえ両手が必要なので、荷物を持った状態だと手間取る可能性も。一方、ブレーキはステップに1つだけで、スピーディにかけられます。また、リクライニングは約119〜144度で調節可能。座面が高すぎず、子どもが成長したら自分で乗りおりできる高さなのもポイントです。

折りたたみ時の奥行は18cmと小さく、自立するので狭めの玄関でも圧迫感は少ない印象。また、バスケットには500mLのペットボトルが18本入る十分な収納力があるうえ、開口部の高さは23cmと広めなので大きい荷物もサッと出し入れできそうです。

ベースシート・シートカバー・マットは、すべて取り外し可能ですが、パーツはすべて⼿洗いする必要があるうえ、パーツの着脱には手間がかかります。手入れを簡単に済ませたい人には向きませんが、狭い道でも小回りしやすく快適に走行しできるベビーカーがほしい人は検討してくださいね。