「大風量が速乾を実現した」と謳うドライヤー、コイズミ モンスター KHD-W915。「髪がサラサラになる」と評判です。一方、「乾くのが遅い」「音がうるさい」という口コミもあるため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか。
今回はその実力を確かめるため、以下の9つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のドライヤーとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ドライヤー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒で国内メーカーの美容職に入社し、3年半従事。年間6,000人以上をカウンセリングし、お客さま一人ひとりにあった美容法を提案していた。その後マイベストへ入社し、メイク・スキンケア全般の記事を執筆。コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト・顔タイプアドバイザー1級を所有。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
普段から髪が広がりやすい人にもぴったりです。濡らした毛束を乾かして自然乾燥時と幅を比較したところ、平均77.98%(※2024年10月時点)を記録。比較した商品には、平均100%を超えて自然乾燥時より広がるものもありました。口コミで「髪がサラサラになる」と好評だったように指通りも良好です。手櫛を通しても少し引っかかる程度で、すぐにほどけるでしょう。
機能性も申し分ありません。温度は2段階・風量は5段階で調節できるうえ、比較した一部商品にはなかった温冷自動切り替え機能やスカルプモードを搭載しています。サイズはやや大きめですが、折りたためるので収納場所にも困りません。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
パナソニック
髪が乾きにくい人に!速乾性とダメージの受けにくさを両立
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス
ダメージを抑えつつ高い速乾性も発揮。指通りのよい髪に
コイズミ モンスター KHD-W915は、速乾を叶えるために独自形状の2つのファンを採用したモデルです。消費電力は1,300Wとパワフルで、2.4m3/分の大風量を謳っています。髪全体に行き渡るよう5か所のマイナスイオン発生部を備えており、3つのモード切り替えと5段階の風量調節が可能です。
シーンに合わせて風圧・風の広がり方を調節できる、フレックスノズルがあるのもポイント。風量レベルやモードは、デジタル表示で確認できます。カラーは、ブラックとレッドの2色展開です。2023年度発売モデルとして、ロゴの色が異なる同スペックのKHD-W910も販売されています。
コイズミは、家電製品・家庭用品の企画・製造・卸売りを行うメーカーです。ドライヤーをはじめとするビューティ家電やキッチン家電、オーディオ製品などを多数取り扱っています。
今回はコイズミ モンスター KHD-W915を含む、人気のドライヤーを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
人気のドライヤーを比較検証したところ、コイズミ モンスター KHD-W915には4つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
熱・摩擦によるダメージを受けにくいのがメリットです。
濡らした毛束を乾かしてサーモカメラで表面温度を測ると、平均42.90℃(※2024年10月時点)に抑えられました。比較したなかには、髪のたんぱく質が変性し始める60℃を超えた商品も。対して、本品は髪表面が高温になりにくいため、ブリーチやカラーで髪が傷んでいる人にも向いています。
マイナスイオン機能を搭載しており、摩擦ダメージも抑えやすいですよ。実際に乾かした毛束のマイナスイオンの量を測ると、平均-515.33v(※2024年10月時点)を記録してトップクラスの評価に。満足の基準とした-200vを大きく上回りました。ダメージレスを優先したい人におすすめです。
髪のまとまりも非常に優秀です。実際に濡らした毛束を乾かすと、自然乾燥した際と比べて平均77.98%(※2024年10月時点)まで幅を抑えられました。比較したなかには平均100%以上と自然乾燥時よりも髪が広がる商品もありましたが、本品はまとまりよく仕上がります。髪が広がりやすい人にぴったりです。
指通りも良好です。毛髪多目的計でドライ後の毛束のくし通りを測定すると、満足の基準に設定した20Jと同等の20.74Jの力しかかかりませんでした。手櫛を通してみても毛先が少し引っかかる程度で、すぐにほどけるレベルです。口コミで「髪がサラサラになる」と好評だったように、髪が絡まりやすい人にも使いやすい商品ですよ。
機能性も申し分ありません。温冷が自動で切り替わる温冷自動切換え機能を搭載しており、熱さを感じにくいところが魅力です。比較した一部商品にしか搭載されていなかった、スカルプモード(低温で心地よく乾かすモード)も備わっています。
温度調節は2段階・風量調節は5段階で調整可能です。風の幅を切り替えできるフレックスノズルを搭載しているため、シーンに合わせて風圧と風の広がり方を調整できますよ。
サイズは大きめですが、折りたたみできるため収納場所に困りません。比較したほかの商品には折りたたみ不可で場所を取るものもありましたが、狭いスペースにも収まりやすいですよ。詳しいスペックは、以下のとおりです。
サイズは幅237×奥行95×高さ285mm、折りたたみむと高さ150mmになります。持ち運ぶには大きめのため、自宅用として使うほうがよいでしょう。
コイズミ モンスター KHD-W915にはたくさんのメリットがある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
速乾性はいまひとつです。濡らした毛束にドライヤーの風を当てたところ、120秒で飛ばせた水分量は平均3.27g(※2024年10月時点)でした。比較した上位商品には約5gも水分を飛ばせたものもあったのに対し、本品は乾かすのに時間がかかるのがネックです。
独自形状の2つのファンを搭載しており2.4m3/分の大風量を謳っていますが、検証での速乾性は低めでした。「乾くのが遅い」という口コミを払拭できずミディアムの人でも面倒に感じるほどで、ドライ時間を時短したい人には不向きです。
稼働音が大きく、静音性もやや不満が残る結果となりました。2つのファンを搭載しているためか、4m離れた位置での騒音レベルの実測値は平均63.53dB(※2024年10月時点)と大きめです。
比較したなかには、騒音レベル50dB以下と時間を問わず使いやすい商品もありました。対して本品は「音がうるさい」という口コミどおり、使っている本人がうるさいと感じるレベルのため夜間の使用には向いていません。
重量662gと重いうえに吹き出し口が長く、腕が疲れやすいのも懸念点です。比較したところ、600gを超えると片手で持つには少し疲れる傾向にあり、本品も毎日使うことを考えると重さが気になります。
電源と温冷切り替えは、スライド式で簡単です。それぞれのボタンにはUP・DOWNなどの記載があるため、操作に迷うことはないでしょう。風量・スカルプ・温冷の状態は、デジタルディスプレイで確認できます。
クールとホットの間隔がほかのドライヤーに比べると狭めですが、そこまで不便に感じません。ただし、男性の大きな手だと、スライドしにくい可能性はあります。
搭載モード | スカルプ |
---|---|
温冷自動切り替え機能 |
良い
気になる
幅(実測値) | 23.7cm |
---|---|
奥行(実測値) | 9.5cm |
高さ(実測値) | 28.5cm |
電源コードの長さ(実測値) | 170cm |
風速(実測値) | 11.77m/s |
騒音レベル(実測値) | 63.5dB |
遠赤外線機能 | |
スカルプ機能 | |
折りたたみ可能 | |
海外対応 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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ここでは、コイズミ モンスター KHD-W915の気になる点を補う商品をご紹介します。
パナソニックのEH-NE7Lは、ブリーチしていて髪が乾きにくい人や、毛量が多い人におすすめです。速乾性の高さは、比較したなかでもトップクラスでした。加えて髪が高温になりにくいので、ダメージヘアに向いています。
髪の広がりが気になるショートヘアの人にもぴったりです。まとまりやすいため、ドライ後のスタイリングがしやすく、あわただしい朝のヘアセットにも活躍しますよ。稼動音が実測値で54.40dBと比較的静かなのも魅力的。早朝でも周囲を気にせず使えるでしょう。
重量527gと軽量で腕が疲れにくいのもうれしいポイントです。かわいらしい3色が展開されているので、好みに合わせて選べますよ。
パナソニックのEH-NE4Jは、5000円以下で速乾性とダメージレスどちらも叶えたい人にぴったりです。横に広がったノズルで効率的に風が届き、検証では優れた速乾性を発揮しました。
髪の表面温度が上がりにくいため、熱によるダメージの抑えやすさも高評価に。指通りは特別よいとはいえないものの、まとまりやすく髪の広がりを抑えたい人にもよいでしょう。
50.17dBと静音性に優れていて、早朝や夜間に使えるのもメリットです。479gと軽く疲れにくいため、毎日使ってもストレスを感じにくいですよ。
コイズミ モンスター KHD-W915は、公式オンラインショップで購入できます。公式サイトの値段は税込14,630円、送料は無料(※2024年10月時点)です。無料ラッピングに対応しているため、ギフトとしてもよいでしょう。
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