Alden シューキーパー シダーウッドをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
丈夫で使いやすいと評判のAlden シューキーパー シダーウッド。インターネット上では、甲部分のシワまできれいに伸ばせると高く評価されていますが、実際の口コミ数が少なく、「使い心地はどうなのか」「しっかり靴の形状を保てるのか」と不安で購入に踏み切れない人も多いのではないでしょうか？
そこで今回は、Alden シューキーパー シダーウッドを含むシューキーパー全19商品を実際に使ってみて、形状維持性能・入れやすさ・吸湿性を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね！
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
【総評】靴の形状を選ぶものの、相性がよければしっかり形を維持できる。出し入れもしやすい
Alden シューキーパー シダーウッドは、甲が低めの靴への使用に向いています。
幅広かつ、甲部分が低く設計された形状で、靴全体にしっかりとテンションがかかっていました。検証で使用したスコッチグレインの靴ではややスペースが余ってしまったことから、汎用性が高いとはいえませんが、形状維持性能は良好です。
出し入れにも手間がかからず、専門家の飯野さんからも好評でした。さらに、湿気を吸収しカビの繁殖を抑えるシダー素材を用いており、まずまずの吸湿性を備えています。
相性のよい靴はある程度限られてきますが、ぴったり形があえばしっかり靴の形を維持してくれるでしょう。
Alden シューキーパー シダーウッドとは
Alden（オールデン）は、1884年にアメリカのマサチューセッツ州で創業した革靴ブランド。良質な靴をできるだけ長く履き続けるために、シューケア用品も幅広く手がけています。
今回ご紹介するシューキーパー シダーウッドは、素材に殺菌効果のあるレッドシダーを採用しているのが特徴です。
靴全体に十分なテンション（張力）をかけられるよう、つま先とかかと部分を1本のチューブでつないだバネ式を取り入れています。
さらに真ん中に割れ目のあるハーフラストタイプにより、つま先のシワまで広げやすいよう設計されているのも魅力です。
サイズは、XS・S・M・Lの4種類が販売中。
ロゴを印字した高級感のあるゴールドのプレートが、かかと部分に装飾されているのも、ファンにはうれしいですね。
実際に使ってみてわかったAlden シューキーパー シダーウッドの本当の実力！
今回は、Alden シューキーパー シダーウッドを含むシューキーパー全19商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。それぞれの検証で1～5点の評価をつけています。
検証①：形状維持性能
検証②：入れやすさ
検証③：吸湿性
検証① 形状維持性能
まずは、形状維持性能の検証です。
実際に、各シューキーパーを革靴へ入れます。靴へのテンションのかかり具合が適切かどうかを、服飾ジャーナリストの飯野高広さんに評価してもらいました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
- テンションのかかり方が悪く、逆に靴が型崩れしてしまうおそれがある
- テンションのかかり方があまりよくなく、靴の形状維持があまり期待できない
- テンションのかかり方がよくない部分も見受けられるが、靴の形状維持は期待できるレベルである
- おおむね適切なテンションがかかっており、靴の形状を保つことができる
- 適切なテンションがかかっており、靴の形状を新品のようにきれいに保つことができる
靴の形を選ぶが、テンションのかかり具合に問題なし
形状維持性能の検証では、3.4点とまずまずの結果に。
幅は広めですが、甲部分は低めに作られています。そのため今回の検証で使用した日本製のスコッチグレインの靴では、ややスペースが余ってしまいました。
汎用性の高い形状とはいえないものの、全体的なテンションのかかり具合は良好です。甲が低めの靴であれば、しっかりと靴の形状をキープできるでしょう。
検証② 入れやすさ
続いて、入れやすさの検証です。
実際に革靴へシューキーパーを入れる動作を行い、スムーズに出し入れできるかをチェックしました。なお、この検証も先ほどと同様に、専門家の飯野さんとともに行っています。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
- 非常に入れにくく、力が必要
- 入れにくい
- 普通
- スムーズに入れられる
- 非常にスムーズに入れられる
丁寧な作りで、すんなり出し入れできる
入れやすさの評価は、3.4点です。
面の粗い部分はなく、全体的に丁寧に作られています。専門家の飯野さんからも、「スッと入れられる」と好評でした。どんな靴でもスムーズに出し入れできた上位商品には一歩およばないものの、使用するうえで支障はありません。
検証③ 吸湿性
最後に、吸湿性の検証です。
湿度80%の空間にシューキーパーを放置し、一定時間経過後に湿度を測定します。湿度がどの程度減少したかによって、吸湿性を評価しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
- 湿度はまったく低下していない
- 湿度は低下していない
- 湿度は少ししか低下していない
- 湿度が低下している
- 湿度が大幅に低下している
吸湿性は十分。木製のためカビ対策にも期待がもてる
評価は3.3点でした。82%あった湿度が1時間後には67%に減少。全商品の平均下り幅が約14%であることをふまえると、そこそこの結果です。
シダー素材を用いた木製のため、吸湿性が高く、カビ・菌の繁殖を防止する効果が期待できます。湿気が気になる時期の保管でも、活躍してくれるでしょう。
どんな靴にも使いやすい商品をお探しの人には、こちらもおすすめ
最後に、より高評価を獲得したほかの商品をご紹介します。
CROCKETT&JONESのシューツリーは、汎用性の高い形状が魅力です。かかとの収まりもよく、テンションのかかり具合も申し分ありません。出し入れもストレスなくでき、専門家の飯野さんからも「使いやすい」と好評でした。裏面のエアーホールで、靴内の湿気対策ができるのもうれしいポイントです。
ロングノーズタイプの靴をよく履く人は、長めの形状に設計されたDASCOのシュートゥリーをチェックしてみてください。作りも丁寧で、靴にすんなり入れられます。加えて、必要な箇所にはしっかりテンションがかかり、形状維持性能は優秀です。木目を活かした無塗装仕様で、通気性にも配慮されていますよ。
| 本体素材 | 木（ライム） |
|---|---|
| 種類 | バネ式 |
| スプリット | フルラスト |
| チューブの本数 | ダブル |
| 金属素材 | ブラス |
| 生産国 | イングランド |
| かかと部取っ手あり | |
| 付属品 | 不明 |
クロケット&ジョーンズ 純正シューツリーをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
| 本体素材 | 木（ライム） |
|---|---|
| 種類 | バネ式 |
| スプリット | サイドスプリット |
| チューブの本数 | シングル |
| 金属素材 | 不明 |
| 生産国 | 不明 |
| かかと部取っ手あり | |
| 付属品 | 不明 |
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