コールマン パックアウェイ（TM）ソロクッカーセットの評判・口コミは悪い？実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー！

コールマン パックアウェイ（TM）ソロクッカーセットの大きな魅力のひとつは、携行性の高さ。セット内容はアルミ製のクッカー2つのみで、実際に計測した総重量はわずか250gと、比較した商品のなかでもとくに軽量でした。

サイズは幅12.5×高さ15cmとほどよいコンパクトさで、230〜250gのOD缶やシングルバーナーも一緒にスタッキングできる容量があるのもうれしいポイントです。

検証の結果、OD缶やシングルバーナーを一緒に収納できるサイズで、重量が300g以下のものが高評価の傾向にありましたが、本商品はそのどちらも満たしています。できるだけ荷物をコンパクトにまとめて持ち運びたい人に向いているでしょう。

次に、ソロキャンプ・登山の経験者5人が実際に商品を使い、持ちやすさや収納のしやすさを検証しました。

クッカーはどちらもシリコンカバーでコーティングされており、持ちやすさはモニター全員から高評価。「ゴムがついているので、グローブをしていても滑らない」「つなぎ目がしっかり固定されているため、耐久性がありそう」とのモニターコメントが多数聞かれました。

収納も簡単で、クッカーを重ねてもほぼガタつきなくスタッキングできました。比較したなかには、SOTO アルミクッカーセットのように収納袋が小さく入れにくいものもありましたが、本商品のメッシュポーチは口がしっかり開くのが利点。モニターからも「簡単に収納ができた」との声があがっています。

調理中の取り回しから片付けまでスムーズに行えるでしょう。

＜ハンドルの持ちやすさについてのモニターコメント＞

1. 「ハンドルがかなりしっかりしており、グリップがついていてかなり安定感がある。安心していろんな調理ができると感じました」
2. 「ゴムがついているので、グローブをしていても滑らず、安心感がある」
3. 「軽いながらも安定感はあった」

コメントは一部抜粋

＜スタッキングのしやすさについてのモニターコメント＞

1. 「2アイテムのみなのですぐに片づけられる」
2. 「内容量が少ないので手軽、重なりが少ないのでハンドル部分でもたつくこともない」
3. 「ハンドルも戻しやすく、ストレスフリーで片づけることができました」

コメントは一部抜粋

多くの口コミにもあるように、調理のしやすさを考えた工夫がたっぷり詰まっているのも利点。商品をチェックしたところ、目盛り・注ぎ口・焦げつきを防ぐ表面加工・さらに裏面の滑り止め加工まで備えており、検証トップクラスの高評価を獲得しました。とくに注目したいのは、注ぎ口が両側についている点。利き手に関係なく使えるのがよいですね。

上記の機能を備えている商品は少なく、全体的にシンプルなつくりのものが多くありました。そのなかでもイワタニ・プリムス イージークックNS・ソロセットは、チェックしたすべての項目を備えているのがよい点。注ぎ口は片側のみですが、調理のしやすさに注目するならこちらもおすすめですよ。

次に温まりやすさの検証として、深型のクッカーに200mLの水を入れ、90℃に達するまでの時間を測定しました。

90℃になるまでにかかった時間は111秒と、比較した商品の平均とほぼ同程度（※執筆時点）。とくに時間がかかりすぎることなく、手早く調理を行えるでしょう。

検証したところ、素材が異なる商品と比べても、沸騰までの速さにほとんど差はありませんでした。クッカー選びでは、温まりやすさについてそれほど気にしなくてもよさそうです。

本商品のセット内容は、浅型と深型のみの2つと少なめ。そのため、「内容量は少ないが、ソロキャンプなら足りないことはなさそう」との声がある一方で、「鍋2種類のみで、フライパンやフタなどがあればなおよかった」と感じたモニターもいました。

湯沸かしや1人分の炒め物などの簡単な料理なら十分ですが、複数人でのキャンプとなると、少々不便さを感じるかもしれません。

比較した商品のなかでおすすめなのは、ベルモント チタンクッカー BM006。鍋2つとフライパンがついているので、よりキャンプ飯を充実させたいならこちらもよいですよ。アイテムが3つありながら、総重量が204gと非常に軽いのも魅力です。

＜セット内容の充実度についてのモニターコメント＞

1. 「深鍋と浅めのパンのみなので、ほかと比べると物足りない印象を受けるが、これさえあれば何とかなりそう」
2. 「内容量は少ないが、ソロなら足りないことはなさそう」
3. 「鍋2種類のみで、フライパン・フタなどがあればなおよかった」

コメントは一部抜粋