「ストレート性能とツヤ感を追求したモデル」と謳う、アドスト DS2 ストレートアイロン FDS2-25。インターネット上では「温度がすぐに上がる」と評判ですが、「髪の傷みが気になる」といった口コミもあり、購入をためらっている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の7つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のストレートアイロンとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ストレートアイロン選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒で国内メーカーの美容職に入社し、3年半従事。年間6,000人以上をカウンセリングし、お客さま一人ひとりにあった美容法を提案していた。その後マイベストへ入社し、メイク・スキンケア全般の記事を執筆。コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト・顔タイプアドバイザー1級を所有。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
アドスト DS2 ストレートアイロン FDS2-25は、クセが強めの毛をツヤ感のあるストレート髪に仕上げたい人におすすめ。160℃に設定して人毛の毛束に2回通すと、ツヤは平均23.62%もアップ。比較した全商品の平均約14%(※2024年10月時点)を大きく超え、トップクラスの評価でした。実際に目で見てもツヤ感が出ているのがわかるほどで、「きらめくツヤ感をつくる」との謳い文句にも納得です。
ストレート力も非常に優秀。160℃に設定してクセをつけた毛束に2回通すだけで、長さは平均42.08%伸びました。満足の基準とした40%や、全体平均36.25%(※2024年10月時点)をどちらも上回り、スピーディにうねりを整えられるといえます。数回通せばまっすぐに仕上げられるでしょう。
温度は60~180℃と幅広く対応し、5℃刻みで設定可能。髪の状態に合わせて細かく調整できます。160℃になるまでの時間は58秒と特別速くはないものの、比較した2分以上かかった商品と並ぶと、「温度がすぐに上がる」との口コミにもおおむね納得。温度もかなり正確で、設定どおりの温度で使えました。
一方「髪の傷みが気になる」との口コミどおり、髪がダメージを受けやすい点はネック。160℃で300回通した毛を電子顕微鏡で確認すると、3本中2本でキューティクルが剥がれたり髪がちぎれたりしていました。値段も4万円前後(※2024年10月時点)と高いので、低価格重視の人やすでに髪が傷んでいる人は、ほかの商品を検討しましょう。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
実際にアドスト DS2 ストレートアイロン FDS2-25と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイのストレートアイロンと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
アドスト DS2 ストレートアイロン FDS2-25の購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイのアイテムを見つけてみてくださいね!
テスコム
手頃な価格でお試ししたい人に!髪の傷みを抑えてツヤが叶う
リュミエリーナ
ダメージレス&ツヤ感アップ!ブリーチ毛の人におすすめ
ストレートアイロンの魅力は、縮毛矯正よりも髪が傷みにくいとされている点。縮毛矯正はアルカリ性や弱酸性の薬剤と熱によって内部・外部の両方にダメージが進行します。対してストレートアイロンは、熱による外部ダメージのみ。温度設定やスタイリング剤を工夫すれば、髪の傷みを最小限に抑えられるでしょう。
今回ご紹介するアドスト DS2 ストレートアイロン FDS2-25は、「プロフェッショナルが求めるツヤと操作感」と謳う商品。密着度の高い独自のコーティング技術「バイコートS2」と微細溝加工により、温度の低下を防ぎツヤ感を高めるつくりです。しっとり感とまとまり感を追求して設計されています。
アドストは、1952年に創業した株式会社ハッコーが展開するストレートアイロンブランドです。ハッコーは1979年に業界ではじめて(※参照:ハッコー公式サイト)、ヘアアイロンにセラミックヒーターとIC回路を採用。温度を制御できる画期的なヘアアイロンを開発しました。その後も新しい製品・技術の開発に取り組んでいます。
上下のプレートにはそれぞれ異なる技術を採用しています。上部のプレート表面には、プレッシャーサークルを搭載。極細のサークル模様が優れた熱拡散効果を生み、プレス圧を均一にすることで毛髪のねじれを直してツヤ感を作り出す構造です。
下部プレートはスチームドレイン構造で、2本の溝が蒸気をコントロール。プレス時に生じる水分を効率的に排出し、温度降下を最小限にすることで使用時間を短縮できるつくりです。
アドストでは、4種類のストレートアイロンを販売中(※2024年10月時点)。ラインナップは以下のとおりです。
2009年発売のアドスト DSは、シリーズのなかでもスタンダードなモデル。プレート上下にある溝のスチームドレイン構造によって、水蒸気をコントロールして熱を効率よく伝える設計です。5年後に発売したアドスト DS2と比較すると、価格はECサイトでは4,000円ほど安く抑えられています(※2024年10月時点)。
アドスト DS SLIMは、プレート幅が19mmと従来モデルの25mmよりスリムに。小回りが利くのでさまざまなスタイリングに使えるでしょう。アドスト DS WIDEは、専用の大型ヒーターと幅38mmのプレートを備え、ミディアム~ロングヘアの使用に適したモデルといえます。
今回はアドスト DS2 ストレートアイロン FDS2-25を含む、人気のストレートアイロンを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
人気のストレートアイロンを比較検証したところ、アドスト DS2 ストレートアイロン FDS2-25には6つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
ツヤ感は比較したなかでもトップクラスの高さです。160℃に設定して人毛毛束の根本から毛先まで2回通すと、髪表面の光沢は平均23.62%アップ。満足の基準とした20%や、全体平均の約14%(※2024年10月時点)をどちらも上回りました。
実際に目で見てもわかるほどツヤ感が出ており、「きらめくツヤ感をつくる」との謳い文句にも納得。比較した商品内には10%以下しかアップしないものも少なくありませんでしたが、こちらはアイロンだけで全体にツヤ感が出ます。ブリーチなどでツヤが不足している髪にもよいでしょう。
コーティングプレートの耐久性も非常に優秀。160℃に設定した本品のプレートを2H・6H・9Hの鉛筆で擦って耐久性を確認したところ、ガラスレベルの硬度である9Hの硬い鉛筆で100回擦ってもコーティングは剥がれませんでした。
比較したなかには2Hの鉛筆で10回程度擦るだけでコーティングが剥がれたものもありましたが、こちらは毎日使っても一般的に持つとされる5年は使えそうです。
なお本品のプレートは、傷がつきにくい傾向がある表面処理がされています。アイロンをそのままアルミラックにかけるなど少し雑に扱っても、日常使いでは傷つきにくいでしょう。プレートの外側にはフェルトが巻かれており、熱くなりにくいのも特徴です。
スムーズに操作しやすい設計で、使い勝手も申し分ありません。コードを抜いた本体重量は260g未満と比較的軽いので、髪全体に使っても手が疲れにくいでしょう。持ち手は硬すぎないうえ幅5〜7cmと太さもほどよく、手の大きさに関わらず持ちやすいといえます。
ボタンが外側についていてサッと押しやすい点も魅力。温度調整もダイヤル式ではなくボタン式なので扱いやすいですよ。比較したなかにはコードが回転しないものもありましたが、本品はコードが360度回転するので後ろ側の髪にも当てやすい構造です。
「N(ニュートン)」は、硬さを表す単位です
機能性も優秀です。対応温度は60~180℃と幅広く、5℃刻みで設定可能。髪の状態に合わせて細かく調整できます。比較したなかには140℃以上にしか設定できない商品がいくるか見られたのに対し、髪へのダメージを抑えやすい100℃未満の低温に対応しているのがうれしいですね。
リアルタイム温度表示機能があり、現在温度も確認可能。自動で電源を切るオートオフ機能も備わっているため、うっかり電源を切り忘れたときに便利です。一方で、マイナスイオン・サイドコーム・開閉ロック機能・温度ロック機能は非搭載でした。
立ち上がりも遅くはありません。専用の計測器でプレート表面の温度をはかると、160℃になるまでの時間は約58秒。満足の基準とした35秒は大きく超えたものの、全体平均の約1分(※2024年10月時点)よりは若干スピーディでした。
なかには2分以上かかった商品があったことをふまえると、「温度がすぐに上がる」との口コミにもおおむね頷けます。とても速いとまではいえませんが、朝の忙しい時間帯でもストレスを感じるほどではないでしょう。
なお、温度の正確性はかなり優秀です。本体が160℃と判断したときの実際の温度は161℃だったため、ほぼ設定したとおりの温度で使えますよ。
髪へのダメージは気になるところです。検証では、160℃に設定した本品を300回通した毛束から、3本の毛を取り出して電子顕微鏡で撮影。すると、3本中2本でキューティクルが剥げたり髪がちぎれたりしている部分が見られました。
上位商品のほとんどはキューティクルが閉じた状態をキープできていたのに対し、本品は「髪の傷みが気になる」との口コミは払拭できず。ダメージ毛の人が使うとより髪が傷む可能性があります。使用する前後は、トリートメントやスタイリング剤などを工夫して髪のケアを行ってください。
値段が高い点もネック。ECサイトを確認したところ、4万円前後(※2024年10月時点)で販売されていました。きれいなストレートに整えやすくツヤ感も出やすいものの、購入コストを抑えたい人には向かないでしょう。
比較したなかには、5,000円以下で使いやすいストレートアイロンも。低価格を重視するならほかの商品も検討してみてください。
重量 | 195g |
---|---|
プレートの硬さ | 硬め |
コーティングの種類 | 塗料 |
ヘッドに丸みあり | |
熱電対が160℃に到達するまでの時間(実測値) | 57秒 |
良い
気になる
全長 | 24.2cm |
---|---|
プレートの幅 | 25mm |
設定可能温度 | 60℃、65℃、70℃、75℃、80℃、85℃、90℃、95℃、100℃、105℃、110℃、115℃、120℃、125℃、130℃、135℃、140℃、145℃、150℃、155℃、160℃、165℃、170℃、175℃、180℃ |
海外対応 | |
マイナスイオン機能 | |
開閉ロック機能 | |
オートオフ機能 | |
温度ロック機能 | |
サイドコーム | |
360度回転コード | |
付属品 | 説明書 |
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ここでは、アドスト DS2 ストレートアイロン FDS2-25の気になる点を補う商品をご紹介します。
また、毛束にアイロンを300回通してもキューティクルに大きなダメージは見られません。少ない回数の使用でまっすぐにできることをふまえると、ダメージを抑えながら使える点も魅力です。
アドスト DS2 ストレートアイロン FDS2-25の取扱店舗は、楽天市場やYahoo!ショッピングなどのECサイト。ECサイトにおける値段は、40,000円前後(※2024年10月時点)でした。
なおインターネット上では、偽物が販売されている可能性があるといった口コミも見受けられます。購入の際は、信頼できるショップか・正規品と記載があるかなどをよく確認してくださいね。
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