誰でも簡単にコルクが抜けると評判の、レミニセンスのエアーポンピング式ワインオープナー。ネット上の口コミでは高評価が多い一方、「ポンプのエアーが漏れる」「抜けないコルクがある」といった気になる声もあり、購入を迷っている方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、レミニセンスのエアーポンピング式を含むワインオープナー18商品を実際に使ってみて、開栓のしやすさ・使い勝手のよさを⽐較してレビューしたいと思います。購⼊を検討中の⽅はぜひ参考にしてみてくださいね!
約10店舗のレストランマネージメント・イベント開催・ワインインポート・ワインリスト作成などに携わった後、365日ワインを楽しむソムリエがお届けするデリバリースタイルのワインショップを逗子・葉山・鎌倉の地域限定にスタート。食事に合わせたワイン・価格帯・味わい・国・品種などお好みやシチュエーションの情報をいただいて多彩なワインを提案している。
すべての検証は
マイベストが行っています
今回紹介したレミニセンスのワインオープナーは、残念ながら購入をおすすめできません。
空気圧のかけ具合がわかりづらいため、使うには慣れが必要です。針はスムーズに刺さりますが、加圧中に横から空気が漏れているのも気になりました。
使い勝手についても、他商品に比べて目立った点はありません。誰でも簡単にコルク栓が抜ける、使いやすい商品を別途検討してみてください。
レミニセンスのワインオープナーは、北米で販売開始してから2年ほどで20万個を販売した人気商品です。
空気圧を使ってコルクを抜くエアーポンピング式を採用しているため、スクリュー式のように力でねじ込む必要はありません。
使用できるボトルは、750mlのワインボトルのみ。容量が多いものや発泡性のあるワインには使用できません。ガラスの薄いボトルも、割れる危険性があるので注意しましょう。
使用する際は、ピンをコルクの中央に刺します。後はハンドルを上下に動かして、ボトル内に空気を入れこむだけ。空気圧で栓がポンと抜けるので、コルクを傷めずに開栓できます。
今回はレミニセンスのエアーポンピング式を含むワインオープナー全18商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。それぞれの検証で1〜5点の評価をつけています。
検証①:開栓のしやすさ
検証②:使い勝手のよさ
まずは、開栓のしやすさの検証です。
ソムリエの飛田 泰秀さんに商品を使用して開栓してもらい、スクリューのねじ込みやすさ・コツや慣れがなくても開けられるかなどをチェックしていただきました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
開栓のしやすさは2.5点と、平均以下の評価に。持ち手を固定しながら針を入れるので、針が折れる心配はありません。
しかし空気圧の加減が難しく、慣れが必要なのが残念でした。横から空気が漏れている感覚があるため、長く使うのも不安が残ります。
続いて、使い勝手のよさを検証します。
デザイン性・収納性・付属品はついているかなどをチェックしました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
使い勝手のよさは、3点と平均を少し下回る結果に。ホイルカッターや栓抜き機能はなく、コルクの開栓にしか使えません。
また高さ21cmとそれなりに大きく、収納性もイマイチです。シンプルなデザインなので、そのまま出しておくのがベストでしょう。ただし、キッチンが狭い方には不向きな印象を受けました。
レミニセンスのワインオープナーは使いにくさが目立ったので、最後に他のおすすめ商品をご紹介したいと思います。
ツイストコルクスクリューは、力が弱い方でも使いやすい商品です。スクリューがコルクの中心にしっかり入るので、スムーズに開栓できます。値段は高めですが、安定して使えるので長い目で見るとお買い得。ワイン好きの方にプレゼントしても、喜ばれそうですね。
NANAMIのワインオープナーは、使い方が簡単な電動式。開栓スピードが速いのが魅力です。セットしてボタンを押すだけなので、力は必要ありません。充電の手間はかかりますが、低価格で購入できるのは嬉しいですね。あえて出しっぱなしにして、飾っておきたいデザインです。
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