折りたたみ式でコンパクトに収納できると評判の、バンドック 炭火起こし。インターネット上では高評価の口コミが多い一方、「着火に時間がかかる」「サイズが大きい」など気になる声も見られ、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、バンドック 炭火起こしを含む火起こし器全10商品を実際に使ってみて、燃焼効率のよさ・使い勝手を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
今回検証したバンドック 炭火起こしは、使い勝手にこだわる人にはおすすめできません。
金属製の取っ手が細く、持ちづらさを感じます。さらに、取っ手についているバネが減点ポイント。くるくると上下に動きやすく、炭を移し替える際も安定しません。重量が0.97kgと軽いのは好印象ですが、炭の移動作業はしづらい印象です。
お手入れについても、底網は折りたためますが、角型のためすみずみまで汚れを拭き取れません。本体の口がそこまで広くないので、側面の掃除がしづらい点もデメリットです。
一方、燃焼効率は高評価を獲得。点火してから10分程度で炭を着火させました。しかし、使い心地・お手入れのしやすさにこだわる人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
新潟県に本社を置き、スポーツ・フィットネス用品を販売するカワセ。同社のアウトドアブランド、バンドック(BANDOK)は、手軽さと心地よさにこだわった商品開発をしています。
今回ご紹介するのは、炭を均一に敷き詰められるよう、角型に設計された火起こし器です。
素材には錆びに強く、耐久性に優れたステンレスを使用。持ち運びに便利なよう、折りたたみ時のサイズが約16×24×10cmとコンパクトなのも魅力です。
今回検証したのは角型タイプですが、よりリーズナブルな価格の円筒型の火起こし器も販売されています。手軽にBBQや焚き火を楽しみたい人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
今回は、バンドック 炭火起こしを含む火起こし器全10商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。検証では1〜5点の評価をつけています。
検証①:燃焼効率のよさ
検証②:使い勝手
はじめに、燃焼効率のよさの検証です。
着火剤と炭400gを使用し、火起こし器で実際に火付けを行います。炭全体が赤く燃焼するまでの時間を計測し、燃焼ロスの少なさを評価しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
点火後10分程度で炭を着火させ、燃焼効率のよさは4.7点を獲得。今回検証した商品のなかでは、まずまずの評価です。
火力性能に問題はなく、実際に使用する際もストレスなく火起こしできます。
次に、使い勝手の検証です。
mybestの男女3名のスタッフが、実際に火起こし器を使用します。取っ手の握り心地・炭の移しやすさ・手入れの手間の3点に着目し、使い勝手を評価しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
使い勝手は、3.2点と低めの評価になりました。
取っ手が金属製で細いため、やや持ちづらく感じました。実際に本体を持つときは、しっかりと取っ手を握り合わせる必要があります。さらに、「取っ手のバネが指に食い込んで痛い」との声が多数見られました。
炭を移し替える際も、取っ手のバネがネックとなりました。くるくると上下に回ってしまい、安定感にいまひとつ欠けます。モニターからも、「安定しないので怖い」との声があがりました。
一方、重量が0.97kgと軽いのは評価できます。本体を持つだけなら手は痛くならないと回答したモニターもいました。本体をひっくり返しても底網が外れない点も好印象です。
お手入れについては、本体が四角形状なので角に汚れが溜まりやすい印象です。また口がそれほど大きくないので、側面は掃除しづらく感じます。さらに折りたたみ式のため、お手入れの際にパタパタと閉じやすいのもデメリット。
一方で、底網が中に折りたためる点は好感が持てました。底網が浅いので拭き取り掃除がしやすいとの意見も出ています。しかし、総合的に見ても使い勝手がよいとはいい難く、評価はいまひとつ伸び悩みました。
素材 | ステンレス |
---|---|
炭が入る最大容量 | 不明 |
本体の折りたたみ可能 | |
火消しつぼとしての使用可能 | |
収納時サイズ | 16×24×10 |
展開時サイズ | 17×17×23 |
重量 | 0.97kg |
収納ケース付き |
バンドック 炭火起こしは、使いやすさ・お手入れのしやすさを重視する人にはおすすめできません。最後に、ほかのおすすめ商品をご紹介します。
炭を移し替える際の安定感にこだわる人は、LODGEのチャコールチムニースターターがおすすめです。木製の取っ手が握りやすく、フィット感は良好。円筒型なので、炭を移し替える際に灰が引っ掛かりません。また火力性能にも優れているため、はじめて火起こし器を使う人にも向いています。
お手入れのしやすさを重視する人は、ウェーバーのラピッドファイヤー チムニースターターをチェック。ゆったりサイズの円筒型で、奥まで手を入れて掃除しやすいのが魅力です。1.2kgと若干重く感じますが、シリコン製の取っ手で炭の移動もスムーズ。約8分半ほどで炭を燃焼させ、火力性能は十分です。
素材 | 不明 |
---|---|
炭が入る最大容量 | 不明 |
本体の折りたたみ可能 | |
火消しつぼとしての使用可能 | |
収納時サイズ | 16.51×27.9×30.5 |
展開時サイズ | 16.51×27.9×30.5 |
重量 | 不明 |
収納ケース付き |
LODGE チャコールチムニースターターをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
素材 | スチール(鋼) |
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炭が入る最大容量 | 不明 |
本体の折りたたみ可能 | |
火消しつぼとしての使用可能 | |
収納時サイズ | 不明 |
展開時サイズ | 高さ31.75×幅20.57×奥行32.26cm |
重量 | 不明 |
収納ケース付き |
ウェーバー チムニースターターをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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