今回検証したグリーンライフ 火おこし兼用火消しつぼは、取っ手の握りやすさを重視する人にはおすすめできません。左右の取っ手に一定の幅があるため、握る際は力が必要です。実際に本体を手に取った際も、安定して持てませんでした。また、手入れの面でも底網が取り外せないのがデメリット。円筒型で側面は拭き取りやすいものの、底部のすみずみまできれいにするのは困難な印象です。一方、炭の移し替えやすさは魅力。本体が軽量なため、スムーズに本体をひっくり返せます。また、燃焼効率の検証でも約13分半で炭に着火させ、十分な火力を発揮。普段からアウトドア慣れしている人は、購入検討の価値があるでしょう。火消しつぼを兼ねているタイプではありますが、より使い勝手・火力に優れた火起こし器をお探しの人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
今回検証したバンドック 炭火起こしは、使い勝手にこだわる人にはおすすめできません。金属製の取っ手が細く、持ちづらさを感じます。さらに、取っ手についているバネが減点ポイント。くるくると上下に動きやすく、炭を移し替える際も安定しません。重量が0.97kgと軽いのは好印象ですが、炭の移動作業はしづらい印象です。お手入れについても、底網は折りたためますが、角型のためすみずみまで汚れを拭き取れません。本体の口がそこまで広くないので、側面の掃除がしづらい点もデメリットです。一方、燃焼効率は高評価を獲得。点火してから10分程度で炭を着火させました。しかし、使い心地・お手入れのしやすさにこだわる人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
Weber Weber ラピッドファイヤー チムニースターター
今回検証したウェーバー チムニースターターは、炭の移しやすさを重視する人におすすめです。本体に補助用アームがついているので、炭を楽に移し替えられました。シリコン製の取っ手はグリップ力が高く、手に馴染みやすいのがポイント。底網が多少取り外しにくいですが、円筒型で口が大きいため、本体の中まで手を伸ばして掃除できます。一方、1.2kgとやや重量があるのは惜しいところ。炭を移し替える際は気にならないものの、本体を持ち運ぶときは片手で持つのは厳しいという意見があがりました。火力性能についても実用上問題ないですが、評価はまずまずでした。より軽くて短時間で着火できる火起こし器をお探しの人は、レビューを参考にほかの商品もチェックしてみてくださいね。
今回検証したボレッティ BBQスターターは、素早く火起こしをしたい人におすすめです。燃焼効率の検証では、比較した商品のなかでもトップクラスの8分で炭に着火させました。使い勝手についてもまずまずで、安定感があるため炭の移し替えがスムーズ。取っ手にある溝の効果で滑りにくく、手にぴったりフィットしたのが好評です。気になったのは、1.6kgとやや重量があるところ。お手入れの面では底網が取り外せないので、すみずみまできれいにできません。円筒状でつなぎ目が少ないため、そこまで不便には感じませんが、軽くて灰を取り除きやすい火起こし器をお探しの人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
CAPTAIN STAG CAPTAIN STAG 炭焼き名人 大型火起し器
今回検証したキャプテンスタッグの大型火起し器は、子供や女性・アウトドア初心者の方におすすめです。本体が0.85kgと非常に軽く、取り回しのよさは申し分なし。また木製の取っ手で手に馴染みやすく、握り心地も安定しています。炭を移し替える際も、簡単に本体をひっくり返せました。底網が取り外せないのが気になりますが、円筒状で本体の中まで手を入れられるため、楽にお手入れができます。さらに、燃焼効率も良好です。検証では9分程度で炭を燃焼させ、比較した商品の中でも上位の着火速度を記録しました。火力に優れているため、大量の炭でも手間なく火付けできるでしょう。全体的に目立った欠点が少なく、機能面・火力性能ともに優秀といえます。使い勝手のよい火起こし器を探している方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
LODGE LODGE チャコールチムニースターター
今回検証したLODGE チャコールチムニースターターは、手軽にバーベキュー・焚き火を楽しみたい人におすすめです。木製の取っ手が握りやすく、手にしっかりフィットします。また、本体重量が1.3kgと軽いため、炭を移し替える際もスムーズ。重心の位置も安定しており、本体を簡単にひっくり返せます。底網を取り外せない点は惜しいものの、円筒状でゆったりサイズなので、お手入れも簡単でした。さらに、燃焼効率の高さも魅力。検証では約8分半で炭に着火し、トップクラスの評価を獲得しました。優秀な火力性能をもつため、短時間での火起こしが期待できます。機能面・火力ともに優れているので、アウトドア初心者にもおすすめです。