ボンビアルコン しつけるウォールトレーをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

フレームとメッシュが一体構造のため、シーツ交換はスムーズ。手を汚さずに交換できました。ロックは片手で開閉でき、フレームが自立する点も評価を伸ばしたポイントです。

比較したシーツをはがすだけでよかった商品には及ばないものの、特段手間はかかりません。壁にシーツを取りつけた場合も、下に引っ張るだけで簡単に取れますよ。

洗いやすさは低評価に。手入れするため分解したところ、パーツが4個と多く手間がかかりました。比較したほかの商品にはパーツが1つのみで洗いやすかったものも。

加えて、ロックパーツは取り外しができず汚れがたまる可能性があるため、細かい部分までしっかり丁寧に洗う必要がありそうです。「掃除がしづらい」との口コミも否定できない結果でした。

メッシュつきなうえ、高い壁がついているのも洗いにくさの要因のひとつ。壁の高さは25.3cmと、比較した全商品の平均9.1cm（※執筆時点）を大きく上回っており、洗う面積が広い点が仇となりました。

手入れの楽さよりいたずら防止を重視する人に向いているでしょう。

洗いやすさでは足を引っ張ったメッシュですが、いたずら防止の観点からは大変魅力的。比較したメッシュがない商品には犬がシーツで遊び放題になるものもあったなか、シーツがボロボロにされるのを防げます。

ロックつきで全体が分かれてしまうことも少ないため、いたずらされるリスクは低いでしょう。ポリプロピレン・ABSと硬い素材を採用しているのもうれしいポイントです。

折りたたみ式ではないものの、メッシュをフレームから取り外しできるタイプで隙間ができやすいのは気がかりです。

比較したなかには、パーツが本体のみでほぼ隙間がみられなかった商品も。足が引っかかり転倒するリスクがあるという点で、評価が伸び悩みました。

入り口の高さは、比較したなかには1cmほどのものがあったのに対し、3.7cmと高めです。「トイレに入るときに足が引っかかる」との口コミどおり、とくにシニア犬には負担になる高さでした。

とはいえ、成犬であれば問題なく出入りできるでしょう。4つの滑り止めがついており、本体が動きづらい点もメリットです。