紙を置くだけで自動でカットできる家庭用シュレッダー、サンワサプライ オートフィードシュレッダー 400-PSD065。「かなり細かく細断される」と評判です。しかし、「紙送りに時間がかかる」「ややうるさく感じる」など気になる口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の家庭用シュレッダーとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、家庭用シュレッダー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
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目次
サンワサプライ オートフィードシュレッダー 400-PSD065は、一度にまとめて手間なくカットしたい人におすすめ。A4用紙60枚を自動で細断するオートフィード機能があるうえ、連続で20分間使えます。手差しでも同時に8枚カットでき、細断スピードも8枚で8.87秒を記録。「紙送りに時間がかかる」との口コミがありましたが、比較した1枚10秒以上かかった商品と並ぶとスムーズでした。
細断後の紙片は非常に細かく、セキュリティ性も優秀です。紙片は実測値で縦2.9mm・横8.3mmと、記載内容がわからない状態に仕上がりました。カット方式はクロスカットタイプですが、極細に細断可能なマイクロカット方式と変わらない性能を発揮し、内容が漏れる心配は少ないでしょう。
稼動音も比較した商品内では控えめです。1枚細断時の騒音値は平均85.23dB・8枚では平均86.9dBと、ともに全体平均値を下回りました(※執筆時点)。機械音がするので「ややうるさく感じる」との口コミは否定できませんが、許容範囲内でしょう。
使い勝手もよく、手差しならホチキスがついたまま使用可能で、リバース機能も搭載しています。ダストボックスの容量は約13.5Lと大きく、ゴミ捨ての手間を省きたい人にも向いていますよ。ただし、CD・DVDなどのメディアをカットできない点は覚えておきましょう。
サイズは幅32.5×奥行21.5×高さ45cmと場所を取るため、設置スペースの確保が必要。ただキャスターがついているので、移動はしやすいでしょう。待ち時間を削減して一度にたくさん処理できるのが魅力の本商品。手間なく使えてセキュリティ性も高いものがほしいなら、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
家庭用シュレッダーを使うメリットは、溜まった個人情報をまとめて処理できること。そのまま捨てられない配達物の宛名や会議資料などを、一気に処理できるのが強みです。ハサミを使うより細かく細断できるため、個人情報や機密情報の漏洩を防ぐのにも役立ちますよ。
今回ご紹介するオートフィードシュレッダー 400-PSD065は、紙を置くだけで自動細断するオートフィード機能を備えたアイテム。細断しながらほかの作業を進められるのが利点です。ダストボックスは13.5Lと家庭用としては大容量で、ゴミ袋の取りつけも可能。ストッパーつきのキャスターを搭載し、移動も簡単です。
販売元のサンワサプライは、パソコン周辺機器など各種デジタル商品の企画・販売を行う日本のメーカー。デスク上で使える5Lタイプや同時に550枚細断できる83Lタイプなど、シュレッダーのラインナップも豊富です。家庭用からオフィス向けの商品まで、幅広く展開しています。
カット方式にはクロスカットと呼ばれる方法を採用。文字を判読しにくい5~10mmの小ささに細断できる設計で、「従来のクロスカットと比べて情報漏洩のリスクを軽減」と謳っています。
手差しモードなら、ホチキスがついたままの資料やクレジットカードなどにも対応。紙はA4サイズのほか、A3・B5サイズも細断できます。連続使用時間は自動モードは20分、手差しモードは10分まで可能です。
安全に配慮した工夫も施されており、半ドアや紙詰まりといったシーンではLEDランプが点灯してお知らせ。オートカットオフ機能も搭載し、連続運動でモーターに負担がかかった際には自動で休止する設計です。安全規格を満たしている証のPSEマークも取得しています。
本体サイズは幅32.5×奥行21.5×高さ45cmで、重量は6kg。トップカバーを開いた使用時の高さは52.5cmあるので、事前に置き場所を決めておくと安心でしょう。なお、保証期間は購入から1年間です。
今回はサンワサプライ オートフィードシュレッダー 400-PSD065を含む、人気の家庭用シュレッダーを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
人気の家庭用シュレッダーを比較検証したところ、サンワサプライ オートフィードシュレッダー 400-PSD065には4つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
実際に細断した紙片を計測したところ、縦2.9mm・横8.3mmと非常に細かくカットされていました。細断後の紙片の面積も24.07mm2と、全体平均の81.63mm2(※執筆時点)を大幅に下回る結果です。「かなり細かく細断される」との口コミに違わず、セキュリティ性の高さは高評価を獲ました。
シュレッダーのカット方式にはクロスカット・マイクロカットの2種類があり、マイクロカットのほうがより細かく細断できる傾向が。本品はクロスカット方式ながらマイクロカットと同レベルの仕上がりで、「従来のクロスカットと比べて情報漏洩のリスクを軽減」との謳い文句にも頷けます。
比較した同じクロスカットタイプには、紙片横が30mm以上と長く、機密性の高い書類の処理には不向きなものもありました。本品は記載内容がわからなくなるほど細かく細断でき、情報漏洩が気になる人にもおおすすめできます。
実際に細断紙片をみてもかなり小さいと感じるほどでした。個人情報の処理も安心ですよ。
細断力も優秀で、最小枚数と最大枚数で切れ味に変化はありません。手差しモードで同時細断可能な枚数は、A4コピー用紙で最大8枚と多く、一度に入れても1枚のときと同様均一にカットできました。ハガキのような厚みのある紙の切れ味も良好です。
細断速度は、最小枚数の1枚は6.94秒・最大枚数の8枚は8.87秒。一度に多くの枚数を細断すると多少速度が落ちるものの、比較した1枚で10秒以上かかった商品と並ぶと、優秀な結果です。「紙送りに時間がかかる」との口コミがありましたが、手差しモードは比較した商品内ではスピーディといえます。
静かさの評価も優秀です。稼動時は機械音が気になるものの、騒音値は比較した商品のなかでは控えめでした。
投入口近くだと紙の音・裁断の音どちらも大きめですが、最小枚数では平均85.23dBと全体平均の約95.2dB(※執筆時点)を下回っています。最大枚数だと低めの音で、騒音値は平均86.9dBと全体平均の約92dB(※執筆時点)よりは抑えられていました。
ただ「ややうるさく感じる」との口コミどおり、約90dBはパチンコ店内ほどの音量(参照:環境省)で静かとはいえません。とはいえ、なかには静音設計で約80dBある機種もみられた点を考えると、比較したシュレッダーのなかでは静音性が高いといえるでしょう。
使い勝手も良好で、オートフィード機能が搭載されているのが利点。最大60枚を一度にセットして自動で細断されるうえ、約20分間の連続運転が可能です。カットしている間にほかの作業を進められます。
手差しの場合は、6mm以下のホチキス針であればついたまま細断が可能。会議資料や学校のプリントなどを処理したいときにも便利です。紙詰まりを解消できる、リバース機能にも対応していました。
フタは引き出しタイプで外れにくいうえ、底面の幅は19cmと広く比較的倒れにくい設計です。一方、投入口は7.2mmと比較したなかでも大きく、指先を入れるとケガをする恐れが。とくに小さな子どもがいる家庭では注意してください。
ダストボックスの容量が約13.5Lと大容量で、ゴミ捨ての手間を省ける点は魅力。引き出しタイプのため、満杯状態だと引き出す際に紙くずが散らばりやすい点はネックですが、透明かつ窓つきで残量を楽に把握できます。重量は6kgありますが、キャスターつきで移動しやすいでしょう。
サンワサプライ オートフィードシュレッダー 400-PSD065にはたくさんのメリットがある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
サイズが幅32.5×奥行21.5×高さ45cmと大きく、設置スペースを取るのは気になるところ。比較した商品内には、高さが30cm程度に抑えられているものも多くありました。本品は、自営業など一度にたくさん処理したい人向けといえます。
CD・DVDをカットできないのもネック。コピー用紙やプラスチックカードは細断できますが、メディアに対応した商品がほしい人には不向きです。作業スペースや細断したいアイテムなどを、事前にしっかり確認しておきましょう。
家庭に置くにはサイズが大きいため、使用頻度が高くない場合は注意が必要です。
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ここでは、サンワサプライ オートフィードシュレッダー 400-PSD065とはまた違った魅力を持つ、ほかの商品をご紹介します。購入を迷っている人は参考にしてみてくださいね!
サンワサプライの400-PSD063Wは、控えめなモーター音で優れた静音性を発揮した商品です。比較したなかでもトップクラスの静音性で、作業の邪魔になりにくいでしょう。細断紙片は実測値で縦2.1mm・横8.7mmと非常に細かく、機密文書の処理にも適しています。
ホチキス・CD・DVDに対応し、幅広い素材を細断できる点も魅力です。底面が広くてしっかりしているため、倒れる心配も少ないですよ。セキュリティ面と静かさを求める人におすすめの1台です。
アイリスプラザ 超静音細密シュレッダーは、紙のしゃりしゃり音が聞こえずモーター音も静かだったアイテム。騒音値は約80dBと比較的小さく、時間帯を問わず使いやすいといえます。サイズも幅17.5×奥行35.1×高さ31.6cmと大きすぎません。
メディア細断に対応しているのも利点です。カットした紙片は縦1.5mm・横10.2mmと細かく、ゴミもかさばりにくいでしょう。木目調のデザインでインテリアになじみやすく、静音性・細断性能・デザイン性を兼ね備えた実用的な一台です。
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