




コシのある黒馬毛に静電気除去繊維を混毛してつくられた、池本刷子工業 黒馬毛洋服ブラシ KNC-3623。インターネット上では「コートがきれいになる」「衣類にやさしい」と好評ですが、「少し重い」という気になる口コミも存在し、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、池本刷子工業 黒馬毛洋服ブラシ KNC-3623を含む全33商品を実際に使って、汚れの取りやすさ・生地へのやさしさ・使い勝手のよさ・機能性を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!

掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
本コンテンツに記載の検証結果は2023年05月までの情報です
池本刷子工業 黒馬毛洋服ブラシ KNC-3623は、お出かけ前の衣類のケアにおすすめです。比較した商品の約3割にしかなかった静電気除去機能を搭載。お出かけ前にさっとブラッシングすることで、ホコリや花粉の付着を防げます。持ち手にフックに掛けるための紐もあり、玄関に置いておくと便利ですよ。
汚れも非常に取れやすく、20cm四方の布に散布したホコリを、たった4回のブラッシングですべて取り除きました。比較したほかの商品は、5回のブラッシングでも取りきれなかったものがほとんど。ヘッドの長さが15cmと大きいぶん、少ない回数で手入れが完了します。
口コミどおり生地にやさしい点も魅力です。デリケートなニット生地を一定回数ブラッシングし、マイクロスコープで観察すると、ほぼダメージはありませんでした。3.5cmと長めの黒馬毛が生地表面にしっかり密着するので、大切な服を傷めにくいといえます。
持ち手は、丸みのある形状でマット加工が施されていて、握りやすさも良好。ただし、比較したなかには100g以下のものもあるなか、口コミにあったように本品は165gとやや重めでした。さっと使うぶんには便利ですが、長時間使うと腕に負担がかかりそうです。
ホコリだけでなく静電気も除去できるのは魅力的ですが、たくさんの衣類をまとめてケアしたい人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
池本刷子工業 黒馬毛洋服ブラシ KNC-3623は、しなやかでコシのある黒馬毛に静電気除去繊維を混毛してつくられた商品。静電気でついた小さなホコリまでしっかり落とすとアピールしています。
販売元はブラシメーカーとして有名な池本刷子工業株式会社。多くの商品を展開していますが、本品は英国王室御用達ブランドのG.B.ケント社と、イケモトの技術・開発力を融合させて誕生したブランド、KENTシリーズのひとつです。
今回は、池本刷子工業 黒馬毛洋服ブラシ KNC-3623を含む全33商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、汚れの取りやすさの検証です。
20cm四方で区切ったウール生地へ、ホコリに見立てた0.2gの綿毛を散布。実際にブラッシングして、どの程度汚れが取れるかをチェックしました。
実際にブラッシングしたところ、たった4掃きでホコリを取り除けました。比較したほかの商品は、5回ブラッシングしてもすべてのホコリを取り除けなかったものも多くあるなか、本品は口コミどおり少ない回数できれいにできます。
今回比較したなかでも、馬毛のブラシは汚れがとれやすい傾向が。本品も黒馬毛を使用しており、メーカーの謳うとおり小さなホコリまで十分に落とすことができますよ。
次に、生地へのやさしさの検証です。
10cm四方のウール生地・ニット生地を、逆毛方向に25回・順毛方向に5回ブラッシングし、マイクロスコープを使って観察。どの程度生地にダメージがあるかをチェックしました。
ウール生地をブラッシングしたあと、ほとんどダメージは見られませんでした。比較したほかの商品には繊維が飛び出してしまったものもあるなか、本品は目立ったダメージはありません。
今回比較したなかでも馬毛のブラシは生地へのダメージが少ない傾向が。黒馬毛のブラシである本品も例外なく生地にやさしいといえます。
デリケートなニット生地も、ウール生地同様ほとんどダメージは見られませんでした。
比較したなかには、生地が大きく傷んだものもあったなか、本品は目視できるダメージはなく、大切な服の手入れをしたい際にもぴったりでしょう。
次に、使い勝手のよさの検証です。
持ち手や重量・毛の長さなどに着目し、ストレスなく使えるのかチェックしました。
比較したなかにはヘッドが10cm以下のものも多数あったなか、15cmと大きめでした。一度に広い範囲をブラッシングできるので、短時間でお手入れ可能です。汚れが気になった際にサッと使用できます。
毛も3.5cmと長めでした。長い黒馬毛がしっかり生地表面に密着するため、生地を傷めにくいですよ。
持ち手の幅は2.8cm。比較したなかには5cmを超えるものもあるなか、女性でも握りやすい幅です。そのうえ、マット加工が施され丸みのある形状なので、滑りにくく扱いやすいでしょう。
ただし、重量が165gと口コミどおりやや重ためなのは気になるところ。長時間使用すると負担になる場合があるので、洋服のホコリをさっと取る程度がよいでしょう。
最後は、機能性の検証です。
比較した商品の3割程度にしかついていなかった、静電気除去機能がついているのが魅力。メーカーの謳うとおり、ホコリが落ちやすくなるほか、空中に漂う花粉など予防する効果も期待できます。
持ち手には紐も付属していました。フックにかけて収納できるため、玄関などに収納してお出かけ前にサッと使用するのもよいですね。確認できた機能は以下のとおりです。
池本刷子工業 黒馬毛洋服ブラシ KNC-3623は、池本刷子工業株式会社の公式サイトのほか、AmazonなどのECサイトで購入できます。価格は税込5,500円(公式サイト参照・執筆時点)です。
化粧箱が付属しているので、贈り物にもぴったりですよ。ECサイトで購入する際は送料が掛かることの多いので、しっかり確認するようにしましょう。
洋服ブラシを上手に使うコツは、手首を小刻みに動かして使用すること。手順は以下のとおりです。
まずは、ホコリを浮かせるイメージで、繊維の流れに逆らってブラッシング。ホコリが浮いたら、繊維の流れを整えるため繊維の流れに沿ってブラッシングします。テンポよく行ってくださいね。
こまめにケアしておけば、虫食い防止にもつながります。
洋服ブラシを長く使い続けるためには、月に1回程度手入れをしましょう。
はじめに表面についている汚れを手で取り除きます。次に目の詰まったくしをブラシ部分に差し込み下から上にすくうと、中に入り込んだ汚れを取り除けますよ。
最後に、使いやすく生地へのダメージも少なかった、おすすめ商品をご紹介します。
GRAND IKEMOTOの洋服ブラシは、デリケートな服への使用におすすめ。しなやかな白馬毛を使用しており、ニット生地を傷ませず繊維の乱れを整えられました。ホコリの除去率も優秀で、何度もブラッシングせず済みます。やや重めですがヘッドは17.5cmと大きく、効率よく手入れできそうです。
軽くて疲れにくいものをお探しなら、GRAND IKEMOTOの高級洋服ブラシをチェック。本体の重量は96gと軽量で、長時間使用してもストレスなく扱えるでしょう。静電気を取り除けるうえ、長い毛足で非常になめらかなかけ心地です。生地へのダメージも比較的少なく、使い勝手がよいですよ。
| 毛の種類 | 白馬毛 |
|---|---|
| ブラシ部分の長さ | 不明 |
良い
気になる
| 重量 | 約178g |
|---|---|
| 柄の素材 | チェリーウッド |
| 持ち手あり | |
| ブラシの全長 | 29.5cm |
| 持ち手のカーブあり |
池本刷子工業 グランドイケモト 静電気除去洋服ブラシ IKC-3822をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
| タイプ | 据え置きタイプ |
|---|---|
| 形状 | ブラシタイプ |
| 毛の種類 | 白馬毛、銅イオン含浸アクリル繊維 |
| 機能 | 不明 |
| 幅 | 5.8cm |
| 奥行 | 25cm |
| 高さ | 5.3cm |
| 重量 | 96g |
| 柄の材質 | 天然木(チェリーウッド) |
| 毛の長さ | 3.4cm |
| 柄の素材 | 天然木(チェリーウッド) |
| 持ち手あり | |
| 持ち手の紐付き | |
| 持ち手の幅 | 2.1cm |
| ブラシ部分の長さ | 13.5cm |
| 静電気除去機能 | |
| 水洗い可能 | |
| マット加工 | |
| ブラシの全長 | 25cm |
| 携帯性 | |
| 本体サイズ | 5.8×5.3×25cm |
| 特徴 | 不明 |
池本刷子工業 グランドイケモト 高級洋服ブラシ IKC-3222をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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