【今年の花粉ヤバすぎ!!】帰宅直後の“くしゃみ地獄”から家族を守る!万能型洋服ブラシを紹介したい【11商品比較】
今回は「#花粉対策」をテーマに、洋服ブラシ11商品の比較検証で上位になった商品をピックアップ。花粉を部屋に持ち込みたくない!日々使っている洋服をきれいに保ちたい!という人に試してほしいこのアイテム、要注目です!
本コンテンツの情報は公開時点(2025年2月10日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込みで表記しております。

世の中には「まだ知らない良いもの」がたくさん。マイベマガジン編集部は、商品比較サービス「マイベスト」の情報をベースに、知ると暮らしがより便利になるアイテムや情報をお届けしていきます。
洋服ブラシ11商品を集めて徹底検証しました!
洋服ブラシの主な用途は「毛並みをそろえて、洋服を長持ちさせる」こと。さらに、洋服ブラシをかけることでホコリのような汚れを落としたり、型崩れや毛玉の防止にも期待できます。ここが、粘着クリーナーとの大きな違いですね。
こうした機能から、洋服ブラシはスーツやおしゃれ着・コートなど“ちょっといい服”のお手入れに使うイメージがあるかもしれません。一方、今年もすでに花粉の季節。自宅内に花粉を持ち込まないよう「玄関で服についた花粉を払い落とすための洋服ブラシを購入したい!」と考えている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、マイベストで行った洋服ブラシの検証で上位にランクインし、玄関先でササっと花粉や汚れを落とせる2商品を紹介します!
検証では老舗メーカーから身近な生活雑貨店まで11商品を集めて、生地の素材ごとの「汚れの取りやすさ」「生地の傷めにくさ」を徹底検証。ここからは、この検証の結果とピックアップした商品のポイントをダイジェストでお届けしていきます。
【ポイント①】「どんな服にも」&「家族みんなで」使える洋服ブラシが花粉対策にピッタリです
検証では、ウールコート・カシミヤコート・ポリエステルコートの生地を使用して「汚れの取りやすさ」を比較。また、ウールとポリエステルについては「生地の傷めにくさ」も比較しました。
その結果、「生地の傷めにくさ」では300回ブラッシングしても生地の状態は変わらず、商品ごとの差は出ませんでした。
一方の「汚れの取りやすさ」では生地の素材により評価に差が出る商品もありました。例えば、カシミヤ素材を使った検証では汚れが最も取れた商品でも、ウールやポリエステルでの評価はイマイチだったり。
近年は特定のおしゃれ着をケアする目的で「素材特化型」の商品も売れ行きを伸ばしているので、もちろん「大切にしているカシミヤの服をキレイに保ちたい!」という人は、こうした商品も選ぶのもアリ。
ですが、花粉対策を主な目的としているなら、帰宅の都度&家族全員で使ったほうがより効果が期待できるので、今回の検証から判明したどんな洋服にも使える「万能型」がおすすめです。
検証時には「ウールスーツの汚れの取りやすさ」についても評価をしていますが、ほとんどの商品が高評価となったため本記事では省略しています
【ポイント②】毎日使うからこそ使いやすさ&タイパも重視しよう
みなさん「洋服ブラシって、どれも似たような形だし、使いやすさはそんなに変わらなそう……」と思っていませんか?
マイベストの検証では、上記の「汚れの取りやすさ」「生地の傷めにくさ」のほか、下記の5つのポイントから「使いやすさ」も点数化しました。
- ブラシ部分の長さ
- フックや紐の有無
- 持ち手の素材
- 持ち手の形状(手に馴染みやすいか)
- 重さ
このなかで、特に注目したいのが「ブラシ部分の長さ」と「持ち手の素材と形状」です。ブラシ部分が15cm以上あると、一度にブラッシングできる面積が広いため短時間で服全体のブラッシングが完了。タイパのよさに直結します!
また、持ち手の素材や形状はブラッシングのしやすさにつながるので、木製で緩いカーブがあるなど手になじみやすいものを使えばストレスなくブラッシングできますよ。
花粉対策のためのブラッシングは「お部屋でゆっくり」でなく仕事から帰宅したり、お子さんが下校してきたタイミングで手早く行いたいもの。だからこそ特に、この2つの使いやすさにはこだわりましょう。
- おすすめスコア ★4.68(1位)
- ウールコートの汚れの取りやすさ★4.73(1位)
- ウールスーツの汚れの取りやすさ★5.00(1位)
- カシミヤコートの汚れの取りやすさ★4.64(2位)
- ポリエステルコートの汚れの取りやすさ★4.38(1位)
- ウールコートの傷めにくさ★5.00(1位)
- カシミヤコートの傷めにくさ★5.00(1位)
- 使いやすさ★4.29(8位)
ウールコート・ウールスーツ・ポリエステルコートの「汚れの取りやすさ」が11商品中1位。さらにカシミヤコートでも2位と、生地の素材を問わない万能な汚れ落ちをみせたのがショージワークス「四角い馬毛の洋服ブラシ HQ−1」。
しかも、今回深く取り上げなかった「生地の傷めにくさ」でもウール・カシミヤともに1位と、洋服にも優しい商品でした。その秘密は、ブラシに使用されている特級白馬毛。洋服ブラシの素材には豚毛と馬毛があり、馬毛のほうがやわらかいんです。
特に「四角い馬毛の洋服ブラシ HQ−1」に使用されている白馬毛は、馬毛のなかでもしなやかで洋服に優しい素材。今回の実験では他商品と大きな差は出なかったものの、洋服を大切に扱いたい人にはぜひ使ってほしい商品です。
また、使いやすさでは「紐やフックがないので掛けて保管できない」といった欠点があり点数が伸びませんでしたが、面積が広くてブラッシングの効率は◎。さらに、ほかの商品とは異なるタイプの形状ですが、持ちやすいよう凹みがあったり指に挟むタイプの取っ手が付いていたりするので「慣れれば使いやすい」との評価でした。
価格はやや高いですが、幅広い素材に対応できて生地に優しいという性能は、工程の2/3が職人の手作業という老舗・ショージワークスのこだわり商品ならでは。汎用性が高く高性能な洋服ブラシを探しているなら、ぜひ選んでほしい一品です!
- おすすめスコア ★4.67(2位)
- ウールコートの汚れの取りやすさ ★4.69(2位)
- ウールスーツの汚れの取りやすさ ★5.00(1位)
- カシミヤコートの汚れの取りやすさ ★4.19(10位)
- ポリエステルコートの汚れの取りやすさ ★4.33(2位)
- ウールコートの傷めにくさ ★5.00(1位)
- カシミヤコートの傷めにくさ ★5.00(1位)
- 使いやすさ ★4.41(3位)
「でもやっぱり、掛けて収納したい!」「+αの機能も重視したい!」という人や、もう少しリーズナブルな価格帯の洋服ブラシを探している人におすすめなのが池本刷子工業「KENT 静電気除去洋服ブラシ KNC3623」。
さきほどの「四角い馬毛の洋服ブラシ HQ−1」が使いやすさの検証で8位だったのに対して、こちらは3位。
- ブラシ部分が15cm以上ある
- 持ち手にカーブがあり手に馴染む
- 掛けておくための紐が付いている
など、使いやすさのポイントを押さえた商品といえます。もちろん「汚れの取りやすさ」についても、使いやすさ1位・2位の商品では★3.00台の項目があったのに対して「KENT 静電気除去洋服ブラシ」は検証した素材全てで★4.00以上という評価に。使い勝手と性能のバランスが取れた商品といえそうです。
さらに、ブラシ素材には黒馬毛に加え、生地の静電気を抑えるという「静電気除去繊維」を採用しています。ここまでさまざまなポイントにこだわりつつ、3,000円台と手ごろな価格なのはうれしいですね。
もし「汚れ落ち以外の部分も死角の少ない一品を選びたい!」「少しでも花粉が取れそうな機能が付いていてほしい!」という人は、こちらも検討してみてはいかがでしょうか?
ちなみに帰宅時の花粉対策をするなら、洋服ブラシを使うエリアに空気清浄機を置くと、より効果的。払い落とした花粉が床に落ちる前に吸いこんでくれるので、玄関に花粉が溜まりにくくなるそうですよ。
全11商品を使い比べた検証コンテンツも要チェック!
「この素材の生地に特化した洋服ブラシが知りたい」「もっと大きめのブラシがないかな?」など別の視点でのランキングが知りたい方は、検証コンテンツも要チェックです!
(執筆/マイべマガジン編集部・都丸晴菜)
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