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PayPay(ペイペイ)はやめたほうがいい?ポイント還元率や加盟店数からよい点・気になる点をレビュー!

スマホでスマートに支払いができるキャッシュレス決済アプリ、PayPay(ペイペイ)。インターネット上では「買い物がスピーディで友だちに送金もできる」など高評価の口コミが多いですが、「ポイント還元に期待できない」との評判もあり、利用を迷っている人もいるのではないでしょうか。


今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証しました。


  • 還元率
  • 利用できる店舗
  • 機能の充実度

さらに、ポイント還元率が高く利用しやすい人気のキャッシュレス決済アプリとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説します。ポイント還元率アップの条件や便利機能なども調査したので、キャッシュレス決済アプリ選びを迷っている人は参考にしてくださいね。

2025年02月28日更新
大島凱斗
ガイド
元銀行員/マイベスト クレジットカード・ローン・証券・保険担当
大島凱斗

大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。

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本コンテンツに記載の検証結果は2024年09月までの情報です

目次

【結論】加盟店の多さで選ぶ人に!スーパー・ECサイトの対応数はトップレベルだが、還元率が物足りない

利用できる店舗 No.1
コンビニ対応店舗 No.1
飲食店対応店舗 No.1
スーパー対応店舗 No.1
ECサイト対応店舗 No.1

PayPay
PayPay

PayPay

おすすめスコア

4.43
2位 / 8商品中
  • 還元率

    4.00
  • |
  • 利用できる店舗

    5.00
  • |
  • 機能の充実度

    4.75
  • |
  • コンビニ対応店舗

    5.00
  • |
  • 飲食店対応店舗

    5.00
  • |
  • スーパー対応店舗

    5.00
  • |
  • 家電量販店対応店舗

    4.00
  • |
  • ECサイト対応店舗

    5.00
ポイント還元率(前払い)0.50%
最大還元率1.50%
送金機能あり

良い

  • 対応店舗数が多い
  • ECサイトではZOZOTOWNにも対応
  • 公共料金や税金の支払いにも利用可能

気になる

  • ポイント還元率は0.50%。還元率を上げるにはいくつかの条件をクリアする必要あり

PayPay(ペイペイ)はシェアが広い点が魅力ですが、還元率はあまり高くありません。ほかのキャッシュレス決済アプリと比較した結果、基本還元率は0.50%と一般的な水準に。還元率を最大2.00%まで上げる「PayPayステップ」もありますが、支払い回数・金額に条件が設けられており、ハードルが高め。過去には3.00%まであった還元率ことを考えると、誰でも簡単に高還元率を実現できるとはいえませんでした。


登録できるクレジットカードがPayPayカードに限定されている点も気になります。加えて、PayPayカードからのチャージはポイント付与の対象外であり二重取りができません。口コミに「ポイント還元に期待できない」との声があるように、還元率を重視する人には物足りなく映るでしょう。


一方、使えるシーンの多さは魅力的。比較したところ、加盟店多さはトップクラスでした。調査したコンビニや飲食店はもちろん、スーパー・ECサイトにも加盟店が多数。街でもネットでも日常的に使いやすいといえるでしょう。


アプリの機能も充実していました。使える店舗の位置をマップ上で確認できますよ。家族・友人間での送金やグループ支払いもでき、お金のやり取りが簡単に。税金や公共料金も支払えるほか、余ったPayPay残高の出金(払い出し)も可能です。


「超PayPay祭」のスクラッチくじなど、お得なキャンペーンも頻繁に開催。常時ポイント1.50%還元を実現できる楽天ペイと並ぶとお得感が少ないものの、「やめたほうがいい」との口コミもありますが加盟店の多さや機能の充実ぶりを考えると優秀なアプリといえます。使える場所の多さで選びたいなら、ぜひPayPayを検討してくださいね。


おすすめな人

  1. 使える店舗の多さを重視する人
  2. ネットショッピングでも使いたい人

おすすめできない人

  1. PayPayカードを持っていない人
  2. ポイント還元率にこだわる人

PayPay(ペイペイ)とは?

PayPay(ペイペイ)とは?

PayPay(ペイペイ)は2018年10月にサービス提供を開始したスマホ決済サービスです。2024年8月時点での利用者数は6,500万人を突破し、経済圏を大きく広げています。


運営しているのはLINEヤフーグループのPayPay株式会社。関連会社にはPayPay証券やPayPayカード株式会社があり、スマホ決済サービスと連携して資産運用や保険事業も展開しています。


なお、福岡ソフトバンクホークスと2019年にチームスポンサー・2020年からネーミングライツ契約を結びました。本拠地の福岡ドームは「みずほPayPayドーム福岡」として広く知られています。周辺施設では決済手段にPayPayが導入され、クーポン配布やキャンペーンの開催なども行われています。

PayPay残高への入金方法は6種類

PayPay残高への入金方法は6種類
出典:paypay.ne.jp
PayPayを使うには、いずれかの方法でチャージしておく必要があります。あらかじめチャージしておくことで、買い物時に1円単位で決済可能です。

チャージ方法

  1. 銀行口座
  2. PayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード含む)
  3. ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い
  4. 現金(セブン銀行ATM・ローソン銀行ATMよりチャージ)
  5. Yahoo!フリマ/Yahoo!オークションの売上金
  6. PayPayクレジット

なお、PayPay残高には以下の3種類があります。


PayPay残高の種類

  1. PayPayマネー
    銀行口座・セブン銀行/ローソン銀行ATM・Yahoo!フリマ/Yahoo!オークションの売上金・金融商品取引等の手段によってチャージした残高

  2. PayPayマネーライト ※出金(払い出し)不可
    PayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード含む)・PayPayクレジット・ソフトバンク/ワイモバイルまとめて支払いによってチャージした残高

  3. PayPayマネー(給与)
    給与デジタル対応サービス「PayPay給与受取」によってチャージした残高※
サービス提供は2024年内の予定


チャージ方法は簡単。ホーム画面の「チャージ」から「チャージ方法」を選択し、希望の方法を選んでから金額を入力するだけです。手動でチャージするのが手間に感じるなら、オートチャージ設定を利用しましょう。決済時に残高が不足していれば、自動でチャージされます。


「PayPayクレジット(旧あと払い)」もチェック。利用料金を翌月まとめて支払えるため、事前の残高チャージが不要です。なお、利用にはPayPayカードまたはPayPayカードゴールドの申し込みが必要です。

検証してわかったよい点・気になる点をもとに向いている人を詳しく解説!

検証してわかったよい点・気になる点をもとに向いている人を詳しく解説!

今回はPayPay(ペイペイ)を含む人気のキャッシュレス決済アプリを実際に調査して、比較検証レビューを行いました。


具体的な検証内容は以下のとおりです。


  1. 還元率
  2. 利用できる店舗
  3. 機能の充実度

PayPay(ペイペイ)の気になった点は3つ!

PayPay(ペイペイ)の気になった点は3つ!
出典:paypay.ne.jp

テレビCMや広告などで見かける機会の多いPayPayですが、実際のポイント還元率やクレジットカードとの親和性が気になりますよね。


ここからはまず、PayPayの気になるポイントをチェックしていきます。

ポイント還元率は0.50%~。最大2.00%までの道のりが複雑

ポイント還元率は0.50%~。最大2.00%までの道のりが複雑
出典:paypay.ne.jp

PayPayで支払うと、PayPayポイントが貯まります。還元率は基本付与率が0.50%で、ほかのキャッシュレス決済アプリと比較すると一般的な水準でした。


ポイント還元率を最大2.00%まで上げる「PayPayステップ」もありますが、1か月の支払い回数や支払金額の条件をクリアする必要が日常の支払いをPayPayに集約できるなら高還元を期待できますが、ほとんどの人にはハードルが高いでしょう。


ポイント還元率を2.00%にするための3ステップ
1.基本付与率(最大+1.00%)

  1. アプリでの支払い
  2. ・PayPay残高・PayPayポイント|0.50%
  3. ・PayPayクレジット|1.00%
  4. カードでの支払い(PayPayカード/PayPayカードゴールド)|1.00%

2.条件達成(+0.50%)

  1. ①支払回数トータル30回+②支払金額トータル10万円
  2. 上記①②の条件を達成することで、翌月のポイント付与率が+0.50%

3.PayPayカードゴールドをクレジット利用設定(+0.50%)

  1. ポイント付与率が+0.50%

ちなみに、ポイント還元率では楽天ペイが突出して高く、常時1.00%還元でした。楽天カードと紐づけるだけで還元率を1.50%にできるため、還元率アップのハードルが低いですよ。

大島凱斗
元銀行員/マイベスト クレジットカード・ローン・証券・保険担当
大島凱斗

PayPayはサービス当初3.00%という還元率を誇っていました。現在は3.00%から0.50%に下がってしまったと聞くと、還元率が下がってPayPayをやめるべきか悩む人も多いでしょう。


しかし、0.50%の還元率はQRコード決済としては平均的。ポイント付与率を上げるPayPayステップもあるため、還元率が下がったからといって一概にやめるべきではないといえます。

チャージ方法によっては、2回目以降に手数料が発生

チャージ方法によっては、2回目以降に手数料が発生
出典:paypay.ne.jp

PayPay残高へのチャージ方法は、銀行口座・セブン銀行/ローソン銀行ATMでのチャージなど6種類。基本的にチャージ手数料は無料ですが、「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」でチャージする場合のみ、当月2回目以降のチャージに2.50%の手数料がかかります


頻繁にキャリア決済でのチャージをすると、手数料が膨らむ可能性があります。初月無料の1回目に十分な額をチャージしておくなど工夫が必要です。少しずつチャージしたい場合は別の手段を検討してくださいね。

PayPayカード以外のクレジットカードではチャージ不可

PayPayカード以外のクレジットカードではチャージ不可
出典:paypay.ne.jp

登録できるクレジットカードがPayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード含む)に限定される点も、使い勝手としてはいまひとつ。PayPayカードを持っていない人はほかのチャージ方法を選ばなくてはなりません。


なお、PayPayカードからPayPay残高へのチャージはポイント付与対象外。ポイント還元率を上げる「PayPayステップ」の条件をクリアするには、PayPayクレジットの利用設定が必要です。

大島凱斗
元銀行員/マイベスト クレジットカード・ローン・証券・保険担当
大島凱斗

クレジットカードから電子マネーにチャージしてポイント二重取りをしたいなら、PayPay以外のキャッシュレス決済を検討すべきでしょう。たとえば、楽天ペイは楽天カード・ATM・銀行口座などからのチャージで1.50%の還元が受けられます。


ほかにも、モバイルSuicaはビューカードからのチャージで1.50%還元。au PAYはau PAYゴールドカードからのチャージで1.50%還元です。二重取りできるクレジットカードについては「ポイント還元率が高いクレジットカード」のコンテンツで詳しく解説しているので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。

PayPay(ペイペイ)のよい点は3つ!

PayPay(ペイペイ)のよい点は3つ!
出典:paypay.ne.jp

ポイント還元率アップのハードルがやや高く、登録できるカードがPayPayカードに限られるなど気になる点もありましたが、PayPayは日常のさまざまな場所で利用できる便利なサービスです。


ここからは、加盟店の多さやECサイトの対応数、アプリの使い勝手などメリットをご紹介します。

近所のコンビニ・スーパー・飲食店などあらゆる場所で使える

近所のコンビニ・スーパー・飲食店などあらゆる場所で使える
出典:paypay.ne.jp
PayPayの最大のメリットは、加盟店が多いこと。検証で利用できる店舗をチェックしたところ、比較したアプリのほとんどがコンビニや飲食店で利用できました。

一方、差が出たのはスーパー。ほとんどのアプリが2~4店舗にとどまるなか、PayPayは調査した5店舗すべてに対応していました。普段の生活での使いやすさが伺えますね。家電量販店もほとんどの店舗で使えますが、ヨドバシカメラは未加盟でした。


加えて、使えるガソリンスタンドも順次拡大中。PayPayに対応しているのは一部の店舗に限られる場合もあるため、よく利用する店舗で使えるか確認してくださいね。


買い物や食事などで使える機会が多く、ほかのサービスに比べてPayPayが使えないというシーンは少ないといえます。ポイントを貯めるチャンスも増えるため、上手に利用すればよりお得感が得られますよ。


使えるコンビニ|4店舗中4店
  1. セブンイレブン:◯
  2. ローソン:◯
  3. ファミリーマート:◯
  4. ミニストップ:◯

使える飲食店|5店舗中5店
  1. すき家:◯
  2. ガスト:◯
  3. 牛角:◯
  4. 吉野家:◯
  5. スシロー:◯

使えるスーパー|5店舗中5店
  1. イオン:◯
  2. イトーヨーカドー:◯
  3. マルエツ:◯
  4. ライフ:◯
  5. 西友:◯

使える家電量販店|5店舗中4店
  1. ヤマダ電機:◯
  2. ビックカメラ:◯
  3. エディオン:◯
  4. ケーズデンキ:◯
  5. ヨドバシカメラ:×

使えるガソリンスタンド
  1. コスモ石油:◯
  2. JA-SS:◯
  3. ENEOS:一部のみ◯
  4. 出光:×

ECサイトの対応数も多い

ECサイトの対応数も多い
出典:paypay.ne.jp
ECサイトをよく使う人にもおすすめです。調査したECサイト5店舗のうち3店舗で利用でき、対応店舗数は比較したなかでトップクラス。楽天市場では使えませんが、AmazonとYahoo!ショッピングに対応しているため大抵の買い物はカバーできそうです。

なお、ZOZOタウンに対応していたのはPayPayとLINE Payのみでした。洋服をネットでよく購入する人は、PayPayアプリを入れておくとスマートに決済できますよ。


ECサイト|5店舗中3店

  1. 楽天市場:×
  2. Amazon:◯
  3. Yahoo!ショッピング:◯
  4. メルカリ:×
  5. ZOZO:◯

送金・出金・請求書払いなど機能が充実

送金・出金・請求書払いなど機能が充実
出典:paypay.ne.jp
アプリのスペックも優秀です。住所や電話番号による対応店舗の検索機能はないものの、地図機能で対象店舗をチェックできます。店に行ってみたら使えなかったということがなくなりますよ。

支払いや残高のやり取りに関する機能も充実していました。請求書払いに対応しているため、公共料金や税金の支払いにも使えます。わりかん機能は2023年5月31日に終了しましたが、グループ支払い機能を使えば複数人で会計を清算するのも簡単です。


相手がPayPayを使っていれば、手数料無料でPayPay残高を送金可能。口座情報がわからない人とのお金のやり取りに便利です。PayPay残高は銀行口座へ払い出せるため、お金の管理がしやすくなります。


比較したなかには公共料金支払いや送金機能がないサービスもありました。対して、PayPayの使い勝手のよさはかなり良好といえるでしょう。


PayPayアプリ対応機能
  1. GPS:◯
  2. 店舗住所:×
  3. 店舗電話番号:×
  4. 店舗までのルート:×
  5. 利用明細:◯
  6. 公共料金支払い:◯
  7. 税金支払い:◯
  8. 送金機能:◯
  9. わりかん機能:×
  10. 出金機能:◯
  11. クーポン配布:◯
大島凱斗
元銀行員/マイベスト クレジットカード・ローン・証券・保険担当
大島凱斗

ほかのQRコード決済の請求書払いと同様に、PayPayでの請求書払いではポイントは貯まらないので注意しましょう。公共料金や税金などの請求書を支払う場合は、PayPayカードのようなクレジットカードで支払うのがおすすめです。

公共料金でお得にポイントが貯まる方法は「公共料金支払いでお得なクレジットカード」のコンテンツで紹介しているのでぜひチェックしてみてくださいね。

PayPay(ペイペイ)の詳細情報

利用できる店舗 No.1
コンビニ対応店舗 No.1
飲食店対応店舗 No.1
スーパー対応店舗 No.1
ECサイト対応店舗 No.1

PayPay
PayPay

おすすめスコア
4.43
キャッシュレス決済アプリ2位/8商品
還元率
4.00
利用できる店舗
5.00
機能の充実度
4.75
コンビニ対応店舗
5.00
飲食店対応店舗
5.00
スーパー対応店舗
5.00
家電量販店対応店舗
4.00
ECサイト対応店舗
5.00
PayPay 1
出典:paypay.ne.jp
ポイント還元率(前払い)0.50%
最大還元率1.50%
送金機能あり
ポイント還元率(後払い)
0.50%
ポイントを二重取りできる主なクレジットカード
請求書払い可能
地図機能あり
出金機能あり
利用明細機能あり
税金の支払い可能
わりかん機能あり
(グループ支払い)

良い

  • 対応店舗数が多い
  • ECサイトではZOZOTOWNにも対応
  • 公共料金や税金の支払いにも利用可能

気になる

  • ポイント還元率は0.50%。還元率を上げるにはいくつかの条件をクリアする必要あり
貯められるポイントPayPayポイント
チャージ方法銀行口座、現金、クレジットカード(PayPayカードのみ)、キャリア決済、ヤフオク!・PayPayフリマの売上金

PayPay(ペイペイ)が向いていない人におすすめのキャッシュレス決済アプリは?

PayPay(ペイペイ)が向いていない人におすすめのキャッシュレス決済アプリは?

PayPayは利用できる店舗数が多く、充実の機能で使い勝手も良好です。しかし、還元率や貯まるポイントの種類が気になる人もいるでしょう。


ここではPayPayが向いていない人におすすめのキャッシュレス決済アプリをご紹介します。

ポイント高還元を狙うなら楽天ペイ

ポイント高還元を狙うなら楽天ペイ
ポイント還元率の高さで選ぶなら、まず注目したいのが楽天ペイ。楽天グループが提供しており、楽天ポイントが貯まります。基本還元率が1.00%と高く、チャージ払いはチャージ方法を問わず1.50%。誰でも簡単に還元率をアップできます。

さらに楽天ポイントカードの対象店なら楽天カードとのポイント二重取りで最大2.50%もの還元が可能に。対応しているECサイトは楽天市場だけですが、楽天経済圏の人は忘れずに入れておきたいアプリです。


利用できる店舗は実店舗が多く、飲食店・コンビニなどの買い物ならまず困らないでしょう。アプリの機能も充実。使える店舗は地図や住所などで簡単に調べられました。送金機能・税金や公共料金の支払いなど、便利な機能が豊富で使い勝手がよいですよ。

au PAY(auペイ)はPontaポイントが貯まる

au PAY(auペイ)はPontaポイントが貯まる

Pontaポイントを貯めたいポン活派の人には、auPAYがおすすめ。毎月5と8がつく「たぬきの吉日」に買い物をすると、抽選で最大3,000ポイントが当たります。キャンペーンは誰でも参加可能。auユーザー以外の人も、買い物日を合わせてはいかがでしょう。


機能の充実度は比較したなかでもトップクラス。GPS機能がとくに優秀で、利用できる店舗までの道順までわかります。お金のやり取りに関する機能も「わりかん機能」を含め、チェックした項目をすべてそろえていました。


通常のポイント還元率は0.50%ですが、auPAYゴールドカードからチャージすると最大1.50%の還元が受けられます。ゴールドカードは年会費がかかるものの、携帯料金の支払いなどをまとめれば効率的にPontaポイントを貯められますよ。

PayPayのお得な情報

PayPayのお得な情報
出典:paypay.ne.jp

PayPayでは通常の支払いのほかにもお得なサービスが盛りだくさん。自治体限定のデジタル商品券など外部主催のキャンペーンも頻繁に開催されているので、ぜひキャンペーンページから確認してくださいね。


ここでは、キャンペーン情報を一部ご紹介します。

「超PayPay祭」でスクラッチくじに挑戦

「超PayPay祭」でスクラッチくじに挑戦
出典:paypay.ne.jp
定期的に開催される超PayPay祭は、PayPayポイントがザクザク貯まるお得なキャンペーンです。PayPayカード・LINEヤフー・ソフトバンクの3社が共同で実施しており、なかでも目玉はスクラッチくじ。参加条件は以下のとおりです。

参加条件

  • 本人確認済み
  • 1回につき200円以上の支払い
  • PayPayクレジット・PayPay残高・PayPayポイントのいずれかの支払い方法で決済

2024年6月21日~8月9日まで開催されていた超PayPay祭では、1等が当たると決済金額の100%がPayPayポイントで付与されました。2等なら5.00%、3等なら0.50%分のポイントが還元されるため、PayPay対応店舗の利用がかなりお得になります。


当選確率はPayPay残高よりPayPayクレジット払いのほうが高く、ソフトバンクユーザーは必ず1~3等が当たったようです。次回の超PayPay祭の際はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

友達紹介特典で300ポイントGET

友達紹介特典で300ポイントGET
出典:paypay.ne.jp

PayPayの使い勝手のよさを実感できたら、ぜひ周りの家族・友人に紹介しましょう。紹介された人がPayPayに新規登録後、所定の条件を満たすことで、紹介した人・された人それぞれに300ポイントが付与されます。


紹介するには、本人確認済みであることが条件です。また、認証コードを送った相手が所定の手続き後、60日以内にPayPayアプリで「1回で1,000円以上」の支払いを完了させる必要があります。


なお、紹介コードによって付与されるポイントは、1か月最大10人・3,000ポイントが上限。友だち紹介特典は2024年6月5日~終了日未定なので、使っていない知人にどんどんおすすめしてくださいね。

PayPayの使い方!

PayPayの使い方!
出典:paypay.ne.jp

PayPayを使うには、PayPayアプリを取得する必要があります。AppStoreまたはGooglePlayで検索し、スマホにダウンロードしましょう。アカウント登録までの流れは次のとおりです。


1.PayPayアプリをダウンロードする

2.アプリを起動、電話番号とパスワードを入力

3.SMSで認証コードを受信

4.受信した4桁の認証コードを入力

5.登録完了


登録ができたら、アプリにお金を入れます。入金の方法は、セブン銀行・ローソン銀行ATMで現金を入金するだけ。銀行口座やPayPayカードを紐づけると、より簡単にチャージできますよ。

店頭での支払いはQRコードorバーコードで

店頭での支払いはQRコードorバーコードで
出典:paypay.ne.jp

支払い方法は2種類。お店によって対応が異なるので、都度使い分ける必要があります。支払い方法を聞かれたら、「PayPayで支払う」旨を伝えてくださいね。


アプリのバーコードを見せてお店側が読み取る方法

  • ホーム画面の「支払う」を選択
  • 店員にバーコード画面を見せ、読み取ってもらう

お店のQRコードを自分で読み取る方法

  • ホーム画面の「スキャン」を選択
  • お店に置かれているQRコードを読み取る
  • 支払う金額を入力し、「次へ」を選択
  • 入力した金額が表示されるので、画面を店員に確認してもらい「支払う」を選択

どちらの支払い方法に対応しているかは店員に確認しましょう。QRコードを読み取る場合はレジ付近に置かれている場合が多いですよ。

PayPay残高の送り方

PayPay残高の送り方
出典:paypay.ne.jp
「送る」「受け取る」機能を使えば、お金のやりとりがスムーズに。たとえば複数人での支払いの清算や代金の立替、おこづかいや仕送りなど、使い道はさまざま。現金を準備する必要がなく、いつでもどこにいてもやりとりできますよ。

PayPay残高の送金方法は以下の3とおりです。24時間、1円単位で手数料無料で送れます。ただし、PayPayポイントは送れません。


  • 相手のQRコードを読み取って送る
    ・送る相手と一緒にいる場合、すぐに送れます。
    ・ホーム画面から「スキャン」を選択し、相手のQRコード(マイコード)を読み取って送ります。

  • 携帯番号/PayPay ID宛に送る
    ・送る相手の携帯電話番号またはPayPay IDを入力して送ります。
    ・ホーム画面の「送る」から送り先を選択します。
    ・日にちを設定すれば定期的に送ることも可能です。

  • リンクを作成してSNSで送る
    ・受け取りリンク(URL)をSNSやメールで伝えることで、コミュニケーションしながら送れます。
    ・ホーム画面の「送る」→「送る」→「SNSで送る」を選択します。

PayPay IDとは、アカウントごとに設定できる固有のIDのこと。ホーム画面の「アカウント」から任意で設定できます。携帯電話番号を相手に伝えたくないなら、事前に設定しておくと便利。ただし、一度設定すると削除や変更はできません。


なお、複数人で会計を清算するときにはグループ内でPayPay残高を送りあう方法が使えます。幹事が「グループ支払い」を作成し、追加したメンバーに対して均等割り、または任意の金額を登録。参加メンバーに通知が行く仕組みです。

PayPay残高の受け取り方

PayPay残高の受け取り方
出典:paypay.ne.jp

「送る」に対応した受け取り方は、以下のとおりです。


  • QRコードを見せて受け取る
    ・ホーム画面の「アカウント」→「マイコード」を選択し、表示されたQRコードを送り手に読み取ってもらいます。

  • 携帯電話番号/PayPay IDで受け取る
    ・PayPayに登録済みの携帯電話番号またはPayPay IDを相手に伝えます。
    ・ホーム画面に「受け取り依頼の通知」が届いたら、内容を確認して受け取ります。
    ・自動受け取りの設定をしている場合は自動で受け取りになります。

また、立替て支払った場合などには以下の方法も利用できます。


  • 相手に請求して受け取る
    ・ホーム画面の「送る」を選択し、相手の携帯番号またはPayPay IDを入力。「請求」を選択して金額を入力後、請求のリクエストが送られます。

PayPay残高を送るときの表示名も任意で設定可能です。事前に設定しておくと相手からもわかりやすく便利ですよ。

PayPay残高の出金方法

PayPay残高の出金方法
出典:paypay.ne.jp
PayPay残高には、PayPayマネー・PayPayマネー(給与)・PayPayマネーライトの3種類があります。出金可能なPayPay残高は、PayPayマネーとPayPayマネー(給与)のみ。いずれも利用するには本人確認が必要です。

PayPay残高を銀行口座へ出金(送金)する手順は、以下を参考にしてください。


1.アプリ下部「ウォレット」を選択

2.PayPay残高表示部の「内訳・送金」を選択

3.PayPayマネー欄の「送金」を選択

4.登録済み口座がある場合は希望の口座を選択

5.送金金額を入力→「送金する」を選択

6.手続きが完了。振込予定日が記載されていることを確認


銀行口座への最低送金金額は1円。送金手数料はPayPay銀行あてなら0円、他金融機関宛は一律100円かかります。


なお、PayPay給与受取利用中に本人名義の銀行口座への送金は、月1回のみ手数料無料。一度確定した送金は処理中でもキャンセルできないので慎重に行いましょう。

PayPayポイントの使い方

PayPayポイントの使い方
出典:paypay.ne.jp
PayPayポイントとは、特典やキャンペーンなどの適用で進呈されたポイントのこと。貯まったポイントは以下の3つの使い方に合わせて設定できます。

  • 貯める|貯めたポイントは自分のタイミングでまとめて使う
  • 運用する|ポイントを獲得したら自動で運用に追加し、疑似運用体験をする
  • 支払いに使う|店頭・ネットでの支払い時に使う

ポイントの使い道を決めたら、アプリのホーム画面で「ポイント」を選択、画面上の「設定」から使い方設定を行いましょう。最後に「保存」のタップを忘れないでくださいね。以降は自動で選んだ使い方ができます。


PayPayポイントは1ポイント=1円。有効期限はありません。PayPayが使える店舗で利用できますが、PayPay残高とは異なり銀行口座への出金はできないので注意してください。

PayPayのQ&A

PayPayのQ&A
出典:paypay.ne.jp

ここでは、本人確認や機種変更時の対応など、PayPayについてよくある質問をまとめました。

本人確認とは?できない場合はどうする?

本人確認とは?できない場合はどうする?
出典:paypay.ne.jp
法令に基づいた適切なサービス運営のために、本人確認情報の登録や更新が求められることがあります。本人確認未済の場合は一部サービスに制限がかかることもあり、最大限活用したいなら本人確認手続きを行ってください。

本人確認方法>※下記のいずれか

  • マイナンバーカードのICチップ読み取りによる本人確認
  • 運転免許証のICチップ読み取りによる本人確認
  • 在留カード・特別永住者証明書による本人確認
  • 顔認証と本人確認書類を利用した本人確認

本人確認の状態は「アカウント」→「詳細」で確認できます。本人確認ができない場合は、「本人確認(eKYC)ができない」のページを確認してみてくださいね。

取引履歴はどこで確認できる?

取引履歴はどこで確認できる?
出典:paypay.ne.jp

レシートで確認していた支払い内容も、PayPayなら利用履歴がすべて残るため振り返りが楽々。取引の種類や期間で絞り込めるほか、利用レポートで月々の利用額の推移をグラフで確認できます。


取引履歴を確認する方法は以下のとおりです。


  • 「ウォレット」から確認する
    ホーム画面「ウォレット」→取引履歴「もっと見る」
  • 「アイコン」から確認する
    ホーム画面の「>」→機能一覧「取引履歴」

機種変更をした場合は?

機種変更をした場合は?
出典:paypay.ne.jp

スマホやタブレットの機種変更をした場合は、電話番号を変更したかどうかで手続きが変わります。電話番号を変更していない場合は、新しい端末でPayPayアプリにログインするだけで、残高や設定を引き続き利用可能です。


電話番号を変更し、かつPayPayアカウントをそのまま引き継ぎしたい場合は、PayPayにログインできる場合・それ以外の場合によって手続き方法が変わります。


新規でアカウントを作成するとこれまでの情報の引き継ぎや統合はできないので慎重に行ってくださいね。

PayPayの危険性は?安全って本当?

PayPayの危険性は?安全って本当?
出典:paypay.ne.jp

キャッシュレス決済はとても便利なサービスですが、すべてがアプリ上で行われるためセキュリティ面は気になりますよね。PayPayではさまざまな不正利用に対する防止策を実施しており、安心・安全のセキュリティを徹底。不正利用時は即時アカウントを停止して、被害拡大を防止しています。


SMSによる2要素認証や、お客様情報の暗号化、金融口座登録時には本人確認が必須。不正利用の可能性に気づいた場合は、24時間365日相談できるカスタマーサポート窓口で電話対応してもらえます。万が一被害にあってしまった場合は全額補償を約束しており、過去の補償事例も公開されていますよ。


できるだけ安全性を高めるために、利用者自身での対策も有効です。たとえばスマホの端末認証(Touch IDやパスコードなど)の設定や、利用可能額の上限を決めておくことができます。慌てずに対応するためにも、万が一の際の対応を事前に確認しておきましょう。

スマホ決済サービスは災害や通信トラブルの際に使えない

スマホ決済サービスは災害や通信トラブルの際に使えない

PayPayに限らず、スマホでのキャッシュレス決済サービスは災害時や通信トラブルの際に使えない点は念頭に置いておきましょう。そもそもスマホを使って決済するため、スマホの電源が入っている必要があります。スマホのバッテリー残量にも注意が必要です。


通信環境が不安定な場合も、アプリを起ち上げるまでに時間がかかったり、バーコード画面がなかなか表示されなかったりと不便に感じることも。リスクを理解したうえで代替手段の対策もとりつつ、日常生活に取り入れてくださいね。

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