そこで今回は、シャープ グリエ トースター AX-GR1を含むトースター全48商品を実際に使ってみて、トーストのおいしさ・焼きムラの少なさ・使い勝手のよさ・掃除のしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
シャープ グリエ トースター AX-GR1は、しっとり柔らかいトーストを食べたい人におすすめ。実際に食パンを焼くと、水分を失わずに仕上がりました。比較した商品にはパサつきを感じるものもありましたが、試食した専門家からは「フワッとして、パンの甘味も感じる」と好評です。
焼き色は薄め。食パン2枚をトーストモードで3分半焼いても、ほとんど焼き色はつきません。続けてもう1枚を3分焼くと、今度はきれいなきつね色に焼きあがったので、こんがり派の人は焼き時間を追加しましょう。同時に焼く枚数によっても調整してみてくださいね。
庫内は広めで、引っかからずにパンを出し入れできます。庫内奥のパンくずも拭き取りやすいので、お手入れも苦になりません。加えて、水タンク・パンくずトレー・焼き網は取り外して水洗いできて衛生的です。
過熱水蒸気パワーを調整すると、総菜パンのあたためからノンフライ調理まで、幅広く活躍します。付属のコーティングトレーを使えばパンとおかずを一緒に焼け、朝ごはんの支度がこれ1つで済みますよ。
ただし、目盛りが読みにくかったり、いつの間にか加熱がスタートしていたりしたため、操作には慣れが必要です。今回比較したなかでは高価格帯のため、操作のしやすさや安さを重視したい人は、ほかの商品もチェックしてみてください。
そもそもグリエ トースター AX-GR1は、家電・情報機器・生活用品と幅広い製品を開発している大手電機メーカー、シャープの一品。
ウォーターオーブンのヘルシオシリーズから販売されているトースターで、過熱水蒸気を利用して加熱するのが特徴です。外はこんがり・中はもっちりとしたパンに焼き上げると謳っています。
しんなりしたクロワッサンや冷凍したパンも、表面を焦がさずに焼き立てのようにリベイクできるとアピールしていますよ。
同時に焼ける食パンは最大2枚。メーカーが推奨する焼き時間は3〜3.5分です。
過熱水蒸気パワーモードは、トースト・弱・中・強の4段階。パンだけでなく、総菜のあたためにも活用できますよ。
調理方法は簡単。水タンクをセットし、パンや惣菜をのせてドアを閉めます。過熱水蒸気パワーを選び、調理時間を設定するだけです。
<過熱水蒸気パワーモードの選び方>
本体サイズは幅41.2×奥行30.6×高さ22.7cm、重量は約5.7kg。電源コードの長さは約1.4mです。
カラーは、レッド・ブラックの全2色。スッキリとしたデザインなので、どんなキッチンにもなじみやすいでしょう。
食パンとおかずが一緒に調理できるコーティングトレーが付属。慌ただしい朝の朝食作りに重宝するでしょう。
そのほか、メニューラベル・メニュー集・取扱説明書もついています。
今回は、シャープ グリエ トースター AX-GR1を含むトースター全48商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、トーストのおいしさ・焼きムラの少なさを検証しました。
料理研究家の荻山和也さんにご協力を依頼。説明書どおりにパンを焼き、パンの味・香り・水分量を評価してもらいました。
また、2枚のパンを同時に焼き、表裏ともに均一に焼けるかをチェック。庫内が冷めないうちにもう1枚追加で焼き、1回目より焦げていないかも確かめています。
焼く前・後の食パンの重さから水分の蒸散量を算出すると、比較した全商品の平均値7.7%(※執筆時点)を大きく下回る4.7%を記録。ほぼ水分を飛ばさずに調理できているとわかりました。
トーストモードで食パン2枚を同時に3分半焼いたところ、表裏ともに焼き色はうっすらつく程度。しかし、庫内が熱いうちに食パンをもう1枚入れて3分焼くと、今度はこんがり焼き色がつきました。
比較した商品には1回目も2回目も同じように焼けたものもあったなか、焼きムラが目立つ結果に。しっかり焼き色をつけたい人は、加熱時間を長めに設定するようにしてください。
次は、使い勝手のよさ・掃除のしやすさの検証です。
引き続き、料理研究家の荻山和也さんに、パンの出し入れのしやすさ・つまみの使いやすさなどをチェックしてもらいました。
加えて、パンくずトレーや焼き網は取り外せるか・庫内は手入れしやすいかなども確認しています。
モードを切り替えるボタンや、タイマーを設定するつまみの操作は簡単。しかし、目盛りが少々読みにくいうえ、タイマーを設定したあとにいつの間にか加熱がスタートしている点が気になりました。
専門家は、「シンプルなつくりだが、初回は少し戸惑いそう」とコメント。使い慣れるまでは説明書を見ながら操作するとよいでしょう。
各食材の加熱時間の目安は、天面にあるメニューラベルで確認できます。加熱が終了すると音で鳴るため、タイミングがわかりやすいですよ。
庫内の大きさは、幅25.9×奥行23.2×高さ7.7cm。比較した商品には高さが10cm以上あるものもあり少々低く感じますが、庫内は横長です。専門家からは「食パン2枚を問題なく出し入れできる」と好評でした。
付属のコーティングトレーを使えば、パンと一緒に卵やソーセージなども焼けます。わざわざフライパンを使わなくても、トースターだけで朝食が作れるのは便利ですね。
掃除する際、水タンク・パンくずトレー・庫内の焼き網は取り外して水洗いが可能。焼き網を除くと庫内に遮るものがなく、奥に落ちているパンくずも簡単に拭き取れました。
比較したなかには、焼き網が本体から取り外せず掃除に苦労する商品も。隅々まで手入れできるので、衛生的に使えるでしょう。なお、庫内のパンくずを放置すると発火する危険性があるので、こまめに掃除するよう心がけてくださいね。
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最後に、使いやすく、こんがり焼けるトースターをご紹介します。
ビストロのNT-D700は、食パンの厚みに応じて火力や時間を自動調節するインテリジェント制御機能を搭載。食パン2枚が均一に焼け、外側のこんがり感と中のしっとり感のバランスが絶妙でした。操作・掃除も簡単。ボタンひとつで15種類のオートメニューが作れるのも魅力です。
象印マホービンのこんがり倶楽部 EQ-JA22は、衛生面を重視する人にぴったり。扉・網・パンくずトレーが外せ、奥の汚れにも手が届きます。メニューに合わせて自動調理でき、食パンはほぼムラなく焼けました。サクッと感とふんわり感があり、専門家から「水分が保たれ、甘味も感じる」と好評です。
トーストの食感 | サクフワ |
---|---|
同時に焼ける最大枚数 | 2枚 |
スチーム機能 |
良い
気になる
形状 | 横型 |
---|---|
調理モード | トースト、フランスパン、クロワッサン、そうざいパン、チルドピザ、焼きいも、パックもち、フライあたためなど |
焼き色調節機能 | |
タイマー機能 | |
コンパクトサイズ | |
コンベクション機能 | |
扉取り外し可能 | |
付属品 | 受け皿、もち焼き網 |
本体の幅 | 34.1cm |
本体の奥行 | 32.8cm |
本体の高さ | 26.9cm |
重量 | 4.3kg |
消費電力 | 1,300W |
電源コードの長さ | 1.0m |
パナソニック オーブントースター ビストロ NT-D700をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
トーストの食感 | サクフワ |
---|---|
同時に焼ける最大枚数 | 2枚 |
スチーム機能 |
良い
気になる
形状 | 横型 |
---|---|
調理モード | トースト、ピザ、フライあたためなど |
焼き色調節機能 | |
タイマー機能 | |
コンパクトサイズ | |
コンベクション機能 | |
扉取り外し可能 | |
付属品 | トレー |
本体の幅 | 33.5cm |
本体の奥行 | 29.0cm |
本体の高さ | 26.0cm |
重量 | 4.7kg |
消費電力 | 1,032W |
電源コードの長さ | 1.2m |
象印マホービン オーブントースター こんがり倶楽部 EQ-JA22をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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