「素早く、しっかり、艶ストレート」と謳う、ヴィダルサスーン マイナスイオンストレートアイロン VSI-1024/KJ。「クセの強い髪でもストレートになった」「すぐに設定温度になる」と評判です。しかし、「使用中に温度調整ボタンを押してしまう」と気になる口コミも存在し、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の7つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のストレートアイロンとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ストレートアイロン選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒で国内メーカーの美容職に入社し、3年半従事。年間6,000人以上をカウンセリングし、お客さま一人ひとりにあった美容法を提案していた。その後マイベストへ入社し、メイク・スキンケア全般の記事を執筆。コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト・顔タイプアドバイザー1級を所有。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ヴィダルサスーン マイナスイオンストレートアイロン VSI-1024/KJは、ダメージレスで髪を伸ばせるリーズナブルな商品をお探しの人におすすめです。人毛に300回ストレートアイロンを通しキューティクルの開きを観察したところ、ほぼダメージが気になりませんでした。比較したなかには全体的にキューティクルが開いたものもあったなか、髪の傷みが気になる人でも使いやすいでしょう。
スピーディにヘアセットできるところも魅力。電源を入れてから約33秒で設定温度の160℃に到達し、「すぐに設定温度になる」との評判にも納得です。実力も申し分なく、「クセの強い髪でもストレートになった」との口コミどおり、コテでクセづけした毛束に2回通すだけで平均38.67%髪は伸びました。立ち上がりとセットの時間を合わせても短時間で済むので、毎朝快適に使えますよ。
使い勝手も悪くありません。本体は220gと軽く、持ち手も5.2cmと握りやすい太さ。毛量が多い人でも疲れにくいでしょう。「使用中に温度調整ボタンを押してしまう」との口コミがありましたが、ボタンの位置は外側にあり指が触れにくいように配慮した設計でした。コードは回転するため、どの角度で使っても絡まりにくいでしょう。
サイドコームや温度表示のディスプレイはありませんが、マイナスイオン・開閉ロックなどを搭載し、機能性も十分です。消し忘れた場合にも60秒で電源が切れるため安全に使えるでしょう。耐久性も高め。コーティングは塗装式で、爪程度の硬さがある2Hの鉛筆で100回擦っても剥がれませんでした。より硬い鉛筆で擦ると剥がれたものの、ヘアピンなどの巻き込みに注意すれば長く使えそうです。
ただし、温度は140℃から4段階でしか選べず、細い髪質など低温で使いたい人には不向き。「艶ストレート」と謳っているものの、使用後の毛束に光沢もあまり増えませんでした。比較したなかにはツヤ感が十分アップしたものもあったのに対し、ヘアオイルなどでの仕上げが必要です。4,180円(※2024年9月時点・公式サイト参照)と手を出しやすい価格は利点ですが、低温で使いたい人やツヤ感重視の人はほかの商品もチェックしてください。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
実際にヴィダルサスーン マイナスイオンストレートアイロン VSI-1024/KJと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイのストレートアイロンと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
ヴィダルサスーン マイナスイオンストレートアイロン VSI-1024/KJの購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイのアイテムを見つけてみてくださいね!
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ヴィダルサスーン マイナスイオンストレートアイロン VSI-1024/KJは、「素早く、しっかり、艶ストレート」をキャッチコピーに掲げるストレートアイロン。販売元は、オリジナルブランドや海外ブランドの家電などを取り扱う小泉成器株式会社です。
セラミックコーティングが施されたクッションプレートを採用し、髪との密着度を高めながらやさしく挟める設計が特徴。メーカーではパーマ・ストレートパーマをかけた髪は3~4日経過してから使用することをおすすめしています。
電圧はAC100〜240Vに対応し、市販のプラグアダプターを用意すれば海外でも使用可能。使用には38Wの電力を消費します。本体サイズは幅約29×奥行28×高さ41mm。持ち運びに便利なポーチが付属するため荷物に入れやすく、旅先へのお供にもぴったりです。
ヴィダルサスーンではストレートアイロンを多数展開していますが、ここでは「VSI-1024」とあわせて検討してほしい商品をご紹介いたします。
<ラインナップ>
価格は2024年10月時点・公式サイト参照
マイナスイオンストレートアイロンの「 VSI-1024」と「 VSI-1025」の違いは、プレートのサイズです。「 VSI-1024」では幅24×長さ90mmですが、「 VSI-1025」のプレートは幅25×長さ120mmのロングタイプ。髪の長い人でも使いやすく、ボディがラウンドした巻き髪をしやすい設計を採用しています。
「VSI-1055」は、高温スチームとマイナスイオンをプレートの穴から噴射できるモデルで、髪のうねりが気になる人におすすめです。スチームの強さは2段階に調整可能で、準備は付属のスポイトでタンクに水を入れるだけと簡単。コスパで選ぶなら「 VSI-1024」ですが、ロングヘアの人やクセの強い人は「VSI-1024」「VSI-1055」も要チェックです。
人気のストレートアイロンを比較検証したところ、ヴィダルサスーン マイナスイオンストレートアイロン VSI-1024/KJには6つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
メリットの1つ目は、髪を傷ませにくいところです。実際に人毛の毛束を数本用意して、160℃に設定したストレートアイロンを300回通します。そのうち3本の中間部分に結び目を作り、電子顕微鏡でキューティクルの開き具合をチェックしました。
撮影したキューティクルのうち、2本は全体的にキューティクルが閉じダメージが気にならない状態をキープ。1本は部分的に毛羽立ちがありましたが、比較したなかにはちぎれたりキューティクルが剥がれたりした商品もあったのに対し、きれいな状態を保っています。
ストレートアイロンを繰り返し使っても髪のダメージが少ないことがわかり、ダメージの受けにくさの評価は高評価に。パーマやカラーをした髪に使いたい人にもおすすめです。
使い勝手も良好です。商品を確認すると、ストレートアイロンの扱いに慣れていない人でも直感的に操作しやすいと感じました。詳細は以下をご確認ください。
本体が軽く、扱いやすいのが利点。比較したところ、260g以上の商品は全体のスタイリングをするには疲れやすいと感じました。本商品は220gと軽く、毛量が多い人でも使いやすいでしょう。持ち手の幅は5.2cmと、手の小さい人でも握りやすい太さ。握ったときにやや硬さを感じますが、長時間使わないのであれば気になりにくいでしょう。
温度調整は操作しやすいボタン式です。「使用中に温度調整ボタンを押してしまう」との口コミをみかけましたが、比較した商品内には指が触れやすい内側にボタンがある商品もあったのに対し、外側に設置され誤操作しにくいように配慮されていました。コードは回転し、髪全体をセットしてもコードが絡まりにくいところもポイントです。
「すぐに設定温度になる」と評判だったとおり、温まるまでの時間が短く顔周りだけ整えたいときにも便利です。商品の電源を入れ、160℃に達するまでの時間を3回測定した結果、平均して約33秒を記録。比較したなかには2分以上かかる商品もあったなか、本商品は思い立ったらすぐに使用できます。ただし、160℃に達した合図があったときのプレートの温度は平均169℃だったため、思っているより高温になりやす点には注意してください。
ストレート力もおおむね良好です。コテでクセづけした人毛の毛束に160℃に設定したストレートアイロンを5秒間、2回通して仕上がりを評価。通す前の毛束と比べると、長さは平均38.67%伸びました。
比較した商品は主にプレートが柔らかめ・硬めのもの2種類。なかでも本商品のような硬めのものが素早くストレートヘアに仕上げやすい傾向があり、こちらも「クセの強い髪でもストレートになった」との口コミに納得の結果です。忙しい朝の使用にも向いています。
耐久性の高さも魅力です。髪を挟む部分には滑りをよくするコーティングが施されており、髪の通しやすさに影響します。そこで、コーティングプレートの強度を確かめるために、2H・6H・9Hの芯が硬い鉛筆を用意。160℃に設定して温めた状態で100回擦り、何回でコーティングが剥がれたかを確認しました。
その結果、爪程度の硬さの2Hの芯では、100回擦っても傷がつきませんでした。比較したところ、コーティングには塗装とシートの2種類があり、本商品のような塗装コーティングのほうが劣化しにくい傾向が。本商品も髪を挟む程度なら傷つきにくいといえます。
ただし、2Hよりも芯が硬い鉛筆で擦ると傷がつきやすかったため、ヘアピンを巻き込まないように注意してくださいね。
価格の安さもメリットです。比較したなかには2万円以上の高額な商品もありましたが、こちらは4,180円(※2024年10月時点・公式サイト参照)と気軽に購入できるところが魅力。ストレートアイロンをはじめて購入する人でも手を出しやすく、ヘアセットを楽しめますよ。
ヘアセットをするのに困らない機能はひととおりそろっていました。詳細は以下のとおりです。
比較したところ、上位商品にはプレートわきのプラスチック部分がコーム状になっていて毛流れを整えやすい商品もありましたが、本商品はサイドコーム非搭載。温度がリアルタイムで表示されるディスプレイや、設定温度をロックする機能もなく、比較したなかのプロ仕様の商品よりは利便性は劣りました。
とはいえ、そのほかの機能は充実。本体には開閉ロックがあり、持ち歩きに便利でした。万が一消し忘れても約60秒で電源が切れる、オートオフ機能も搭載。安全性に配慮されていることで評価を伸ばしました。
電源を入れるとマイナスイオンが発生するところもポイント。比較したなかにはマイナスイオン機能を搭載していない商品もありましたが、お手頃価格でプラスαの機能が備わっているところは利点です。
ヴィダルサスーン マイナスイオンストレートアイロン VSI-1024/KJにはたくさんのメリットがある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
高温からしか設定できず、温度設定幅が少ないところがデメリットです。温度の設定幅をチェックすると、140・160・180・200℃の4段階からしか選べませんでした。
比較したなかには100℃から選べる商品もありましたが、低温で使用したい髪の細い人や傷みが気になる人にはやや不向きです。クセが強い人や毛量の多い人向けの商品といえるでしょう。
ストレートヘアの魅力のひとつである、ツヤ感ももう少しほしいところ。商品を使用後の毛束の光沢をグロッシーメーターで8回測定したところ、使用前に比べ平均12.38アップにとどまりました。比較した全商品の平均値は約13%(※2024年10月時点)だったことからツヤ感に苦戦した商品が多かったものの、物足りなさは否めません。
「艶ストレート」と謳っていますが、つるんとしたストレートヘアを目指す人は仕上げにオイルやツヤ出しヘアスプレーを活用してみてくださいね。
重量 | 220g |
---|---|
プレートの硬さ | 硬め |
コーティングの種類 | 塗料 |
ヘッドに丸みあり | |
熱電対が160℃に到達するまでの時間(実測値) | 32秒 |
良い
気になる
全長 | 27.1cm |
---|---|
プレートの幅 | 24mm |
設定可能温度 | 140℃、160℃、180℃、200℃ |
海外対応 | |
マイナスイオン機能 | |
開閉ロック機能 | |
オートオフ機能 | |
温度ロック機能 | |
サイドコーム | |
360度回転コード | |
付属品 | 専用ポーチ、説明書 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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ヴィダルサスーン マイナスイオンストレートアイロン VSI-1024/KJは、低い温度を選べず細い髪質の人にはやや不向き。仕上がりのツヤ感も物足りませんでした。そこで、ダメージを抑えながらツヤ髪に仕上げられた商品をご紹介します。
極力ダメージを避けたい人は、ヤーマンの「スムースアイロンフォトイオン YJHB0L」がおすすめ。300回ストレートアイロンを通したあとの毛束を電子顕微鏡で見ると、3本中2本は使用前と同じ状態を維持していました。1本だけ毛羽立ちがありましたが、傷みにくさは優秀です。
コテでつけたカールは、160℃の設定で2回通しただけで41.27%も長さが伸び、ストレート力も申し分なし。強いうねりが気になる人でも満足できそうです。アイロンを使う前と比べて光沢は平均17.11%上昇し、つるんとした見た目も目指せます。
設定温度の160℃に約47秒で到達し、立ち上がりも遅くはありません。顔周りなど少しだけ使いたいときにも重宝します。温度はボタンで設定し、リアルタイムで確認できました。
マイナスイオン・開閉ロック機能など、あるとうれしい機能も充実。オートオフ機能も備え、消し忘れによる事故を防ぎやすいでしょう。耐久性が高く、長く愛用しやすいのも利点。ECサイトで2万円前後(※2024年10月時点)と値が張りますが、毎日使う人はぜひ候補に入れてみてください。
テスコムの「elims マイナスイオン ストレートアイロン TS550B-W」は、ストレートアイロン初心者におすすめ。コテで巻いた毛束に使ったところ、2回通すだけでほぼストレートになりました。毛先が少しカールしていましたが、ある程度伸ばせればよいという人なら十分許容できそうです。
髪の表面にツヤを出せるところもメリットに。2回通したあとの毛束をストレートアイロンを使う前と比較したところ、平均20.64%も光沢が増えていました。カラーやパーマで傷んでいる人にもおすすめです。アイロンを300回通したあとのキューティクルを確認しても、ダメージは少なめでした。
温度調節がダイヤル式でやや使いにくいものの、温度が変わらないようにするロック機能を搭載。温度は80~200℃から選べて、低い温度で使いたい人にもおすすめできます。温まるまでにかかった時間は35秒とスピーディ。設定温度の160℃を超える170℃まで熱くなったため、使いたい温度より低めに設定してもよさそうです。
本体重量は265gと少し重めですが、コードが360度回転したり、開閉ロックができたりと取り回しやすさは申し分ありませんでした。ガラスほどの硬さのある鉛筆でプレートを100回擦ってもコーティングは剥がれず、耐久性も優秀。7,150円(※2024年10月時点・公式サイト参照)と値段もお手頃なので、コスパ重視の人はチェックしてみてください。
ヴィダルサスーン マイナスイオンストレートアイロン VSI-1024/KJは、販売会社が運営するKOIZUMI online shopで購入できます。値段は4,180円(※2024年10月時点・公式サイト参照)でした。会員登録すると3,000円以上で送料無料になるため、この機会に検討してみてください。
そのほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでも販売しています。普段利用しているサイトがある人は、ぜひチェックしましょう。
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