かわいくて音楽も楽しめると評判のベビーバウンサー、アップリカ スマートスウィングプラス。インターネット上では「泣いている赤ちゃんをあやせた」と評判ですが、実際のところ口コミどおりなのか気になりますよね。
そこで今回は、アップリカ スマートスウィングプラスを含むベビーバウンサー全29商品を実際に使って、あやし機能の充実性・揺れの安定性・熱のこもりにくさ・移動のしやすさ・乗せおろしのやすさ・手入れのしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
フィットネス・マタニティ商材を担当。現役でパーソナルトレーナー活動をしつつ、2歳児のママとしても奮闘中。前職では大手フィットネスクラブで健康に関わるさまざまな業務に携わってきた。現在はマイベストにて、アスリートやパーソナルジムトレーナーとして培ってきた知見を活かし、プロテインやマッサージガンなどをはじめとしたフィットネス商材を300商品以上比較検証。また、搾乳器などのマタニティ商材も担当し、実際の育児経験を活かし、ママ目線でのコンテンツを届けている。全米ヨガアライアンスRYT200の資格を保持し、第20回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会63kg級優勝・2016年世界クラシックパワーリフティング選手権大会女子63kg級16位の実績も持つ。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
アップリカ スマートスウィングプラスは、あやし機能が充実した電動タイプをお求めの人におすすめです。とくに比較したなかで非対応のものも多かった音楽機能は、15種類とかなり豊富。おもちゃやバイブレーションのほか、深めの幌もつき、お昼寝のときにも重宝するでしょう。
電動スウィングは5段階あり、揺れも非常に安定しています。比較したなかには、力を入れて揺らしすぎるとがたつくものもありましたが、こちらは左右に滑らかに動きました。気になる音もなく、揺れ幅も管理されているので、揺れによって本体がずれることもありません。
また、電動タイプのなかでは珍しい折りたたみタイプなのも利点です。重量は7.5kgと、バウンシングタイプなどと比べると重めですが、ほかの電動タイプと比べても収納には困りにくいでしょう。
一方、熱がこもりやすいのがネック。メッシュ仕様のシートは熱がこもりにくい傾向がありましたが、こちらは柔らかいクッションマットつきで、熱を逃しにくいようです。実際に電気あんかでシートを温めてみると約16℃上昇し、比較したなかでも熱を持ってしまいました。
5点ベルトで安全性に配慮されているのは魅力ですが、その分赤ちゃんの乗せおろしやベルトの着脱に手間がかかるのも気になるところです。モニターからは「ベルトが赤ちゃんの下敷きになってしまう」「ベルトのつけ外しの工程が多く大変」との声が多く聞かれました。3点ベルトの商品と比べると、毎回の乗せおろし時に労力がかかる点に注意してください。
赤ちゃんが飽きずに過ごせる工夫が満載なのはメリットですが、使い勝手の面で気になる点がいくつか見られました。通気性のよいものや乗せおろしが簡単なバウンサーをお探しなら、ほかの商品も検討してください。
実際にアップリカ スマートスウィングプラスと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
アップリカ スマートスウィングプラスよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
そもそもベビーバウンサーとは、ゆりかごのように揺れるベビーチェアのこと。軽くて持ち運びやすいものや、機能が豊富な電動タイプなどさまざまなタイプがあります。赤ちゃんをあやしたり、寝かしつけたりするときに1台あると便利ですよ。
今回ご紹介するのは、さまざまなベビー用品を扱うアップリカの、スマートスウィングプラス。バウンサー・ハイローチェア両方のメリットを盛り込んだ電動タイプのアイテムです。
スウィング機能やぶらさがりトイ・メロディ機能など、赤ちゃんをあやすための機能が充実しているのが特徴。持ち運びもでき、コードレスなので場所を選ばず使えます。
赤ちゃんを抱っこして左右に揺れているような、やさしいスウィングを謳っており、スウィング幅は5段階・リクライニングは2段階で調整可能。角度を3段階で変えられるお昼寝フードもつき、日中の光を和らげます。
さらにぶらさがりトイや5種類の環境音・10種類のクラシック曲など、赤ちゃんをあやすための機能も充実。携帯音楽プレイヤーを接続すれば、赤ちゃんが好きな曲をかけることができますよ。2段階のバイブレーション機能もつき、赤ちゃんのあやしをサポートします。
なお、電動スウィング機能は、赤ちゃんの動きが活発になる9か月頃までが使用の目安となり、衣類を含めた総荷重は11.4kg以下です。取扱説明書をよく確認し、安全に使用しましょう。
電源はACアダプターつきで、バイブレーション機能のための単1形電池1本(別売り)が必要です。また、コードレスで使用する場合には、単1形電池4本が必要となるので、お家にない場合には用意しておいてくださいね。
今回はアップリカ スマートスウィングプラスを含む、ベビーバウンサー全29商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
はじめに検証した、あやし機能の充実性については比較した全商品のなかでもトップクラス。比較したほかの商品で対応しているものが少ない音楽機能なども含め、検証したすべての機能に対応している点が魅力です。なお、詳細は以下のとおりです。
とくに音楽機能は比較した商品のなかでも充実しており、本体付属の専用コードで携帯音楽プレイヤーと接続すれば、赤ちゃんの好きな音楽も流せますよ。口コミのように赤ちゃんをあやせるだけでなく、音楽を流すことで精神発達によい影響を与えられるでしょう。
電動スウィング機能に対応しており、バイブレーションの強弱・揺れの速度調節ができる点もうれしいポイントです。そのほかにも比較したなかでほとんど対応していなかった幌は、体の半分を覆えるほどの深さがあり、お昼寝のときに重宝しそうです。
続いて揺れの安定性の検証として、フローリングに設置したベビーバウンサーに、生後2~3か月ほどの大きさの人形を実際に乗せてみました。揺らしたときにがたつきはないか・本体が動かないかをチェックし、評価しています。
気になるがたつきや本体のズレはなく、安定性も非常に優秀です。抱っこしているときのように電動で左右にスウィングし、揺れはとても滑らか。比較したロッキングタイプなどの商品は、力を入れて揺らしすぎると脚部の揺れどめが床についてがたつくものもありましたが、こちらは静かで安定していました。
また、電動による揺れのため、揺れ幅も管理されています。本体の重みもあり、どっしりとした安定感をもって使用できるでしょう。
続いて、熱のこもりにくさの検証です。赤ちゃんに見立てた電気あんかを使い、背中があたる部分のシートを10分間あたため、あたためる前後の温度を測定。この一連の流れを2回繰り返し、測定した数値の平均値をもとに評価しました。
やや熱がこもりやすく、評価は伸び悩む結果に。電気あんかであたためることで、シートの温度は平均15.95℃ほど上昇しました。
比較したなかでも、シートがメッシュ仕様のものは熱がこもりにくい傾向がありましたが、こちらは背中に柔らかいクッションマットがつき、構造もやや複雑。10℃前後に抑えられた商品と比べて熱を逃しにくいため、赤ちゃんが汗をかいていないかこまめにチェックする必要があります。
次は、乗せおろしのやすさの検証です。
コンテンツ制作チームの20~30代の女性モニター6人が、実際に生後2~3か月ほどの大きさの人形を乗せおろししてチェック。角度調節やベルト調整・装着ののしやすさもあわせて評価しました。
実際に赤ちゃんに見立てた人形を乗せおろししてみたところ、スムーズとはいえずいまひとつの評価に。モニター6人中3人が「間口が広くて乗せやすい」と回答しつつも、ベルトの位置を気にする声が多く聞かれました。
ベルトがシートの中にあるため、赤ちゃんを乗せる際にベルトを端に寄せなければならないのがネック。しっかりとしたベルトで固定できる点は評価できますが、やや手間がかかる印象です。
また、角度調節については評価がわかれる結果に。モニターからはやりやすいと答える人がいる一方、「段階ごとに手順が違うので覚えづらい」「工程が複雑で力も必要」との声も多数あがりました。比較したなかには、ボタンやつまみで簡単に角度を変えられる商品もあるなか、操作には慣れが必要といえそうです。
<子どもの乗せおろししやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
ベルト着脱のしやすさについても、手間がかかり評価を落としました。ベルトは調節しやすいものの、「ベルトの数が多くつけ外ししにくい」との声が多く、満足と回答したモニターはいませんでした。
検証の結果、3点式ベルトは乗せおろしがしやすい傾向にありましたが、こちらの商品は安全性に配慮された5点式ベルトを採用。安全性を重視したい人にはよいですが、乗せおろしには手間がかかることを覚えておきましょう。
<ベルト着脱のしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
続いて移動のしやすさの検証として、最もコンパクトにしたときのサイズ(奥行・横幅・高さ)・本体重量をチェック。収納のしやすさも考慮しつつ、評価しました。
折りたたむと大きさは気にならなかったものの、やや重めで評価を落としました。折りたたみ時のサイズは幅52.3×奥行53.3×高さ43cm、重量7.5kg。全商品のなかでは重いものの、電動タイプに限ってみると重すぎず、キャリーハンドルつきで持ち運びはしやすいでしょう。
ただし、旅行先や帰省先に持ち運ぶ予定のある人は、軽量で持ち運びしやすいバウンシングタイプがおすすめです。使う目的・シーンに応じて商品を選んでみてくださいね。
最後に、手入れのしやすさを検証しました。実際にシートのつけ外しを行ったところ、こちらも工程がかなり複雑で低評価に。比較しなかにはシートをスポッと抜いて洗濯機で洗えるものもあるなか、本商品は以下の手順が必要でした。
また洗濯機には対応しておらず、本体シート・ヘッドサポート・股ベルトカバー・おもちゃは手洗いが必要なのも難点。肩ベルトと幌は洗えず、拭き掃除にしか対応していないのも気になるところです。
おもちゃ付き | |
---|---|
メッシュ仕様 |
良い
気になる
対象年齢 | 新生児~17か月ごろまで |
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対象体重 | 2.5~11.4kgまで |
本体サイズ | 幅52.3×奥行67~69×高さ67~72cm(キャリーハンドルを起こした時)、幅52.3×奥行67~69×高さ55~63cm(キャリーハンドルを倒した時) |
お手入れ方法 | 部分洗い |
角度調整 | 2段階 |
幌付き | |
ベルト. | 5点式 |
折りたたみ可能 |
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また、購入する以外にも楽天市場などではレンタルサービスもされています。使う期間が限られた商品なので、数か月単位でのレンタルもおすすめですよ。
アップリカ スマートスウィングプラスを使用する際には、取扱説明書にある使用可能期間・ベルトの装着方法・禁止事項などをしっかりと確認して正しく使用しましょう。
赤ちゃんを乗せたまま放置せず、スイング機能を使う際には保護者のつき添いが必要です。また、お昼寝などには使用できますが、赤ちゃんの体への負担を考え、長時間の就寝には使用しないようにしてくださいね。
最後に、軽くて持ち運びやすいバウンシングタイプの商品をご紹介します。
西松屋のSmartAngel ベビーバウンサーエアESは、コンパクトさが魅力です。折りたたみ時の厚さ11.5cm、重さ2.3kgと持ち運びに便利。肝心の揺れも安定感があり、本体がずれにくいよう、大きめのすべり止めもついています。肌あたりのよいメッシュ生地のシートは通気性もよく、お手入れも簡単ですよ。
デザインにもこだわりたいのなら、ベビービョルンのバウンサー ブリス エアーもおすすめです。立体裁断デザインのシートカバーは機能的かつおしゃれ。バウンシングタイプで安定した揺れが持続します。さらにメッシュ生地のシートは丸洗い・洗濯機洗い可能なので、手軽にお手入れしたい人におすすめですよ。
おもちゃ付き | |
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メッシュ仕様 |
良い
気になる
対象年齢 | 0か月~24か月 |
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対象体重 | 13kgまで |
本体サイズ | 展開時(背もたれ高さ4段目):幅約43cm×奥行約76cm×高さ約64cm 折り畳み時(トイバー込み):幅約43cm×奥行約89cm×高さ約11.5cm |
お手入れ方法 | 丸洗い可能 |
角度調整 | 4段階 |
幌付き | |
ベルト. | 3点式 |
折りたたみ可能 |
西松屋 SmartAngel ベビーバウンサーエアESをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
おもちゃ付き | |
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メッシュ仕様 |
良い
気になる
対象年齢 | 約1〜24か月まで |
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対象体重 | 3.5~13kg |
本体サイズ | 幅39×奥行89×高さ46〜58cm |
お手入れ方法 | 丸洗い可能 |
角度調整 | 3段階 |
幌付き | |
ベルト. | 3点式 |
折りたたみ可能 |
ベビービョルン バウンサーブリスエアーをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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