カトージ テーブルチェア イージーフィットは、手早く取り付けたい人におすすめ。比較した商品のなかでレバー式は構造が複雑なものが多い傾向でしたが、こちらはレバー式でありながらトップクラスの付けやすさでした。テーブルに挟み固定部を押し上げ、ロックレバーを上げるだけで完了します。テーブルに接する部分にはゴム素材が使用され、グリップ力も問題ありません。対応可能なテーブルの厚さは20~90mm。40mmまでと薄い天板にしか使えないものに比べ、対応幅が広いのも魅力です。ベルトには、肩・腰・股を固定する5点式を採用。落下防止のガードもあり安全性に配慮されています。ただし、バックルにはカバーがないので、子どもが外して抜け出さないよう注意しましょう。対象月齢は5~36か月。1歳児くらいの人形で使いやすさを確認したところ、スムーズに乗せおろしできました。「固定ベルトを着脱しにくい」という指摘どおり、ベルトを座面の奥から引き出す必要はあるものの、ロックや長さ調節はスムーズです。背もたれの高さも十分。のけ反らずに安定した姿勢を保ちやすい構造でした。そのうえ、高さは2段階調節ができ、子どもの成長に合わせて切り替えられます。一方、シートを洗濯機で洗えないのは惜しいポイント。「持ち歩くには重たい」との口コミどおり、2kg未満の商品が多いなか、2.45kgと少々重めです。折りたたんでもかさばりやすく、持ち運びには不向き。お出かけ用のテーブルチェアを検討している人は、ほかの商品もチェックしてみてください。
大和屋 すくすくローチェアIIは、好奇心旺盛な赤ちゃんをしっかりホールドしておきたい人におすすめです。ベルトはついていないものの、股・おなかを支えるガードがずり落ちないようしっかりサポート。比較したほかの商品にはベルトつきのものが多くありましが、本商品も負けじと安全性に配慮されていました。木製でつくりがしっかりしており、安定感があるところも高評価です。ガタつきはほとんどなかったため、赤ちゃんが動いても転倒しにくいでしょう。テーブルがついているので、あそび・食事のどちらにも活躍しますよ。足を通すスペースが広く、乗せおろしもスムーズでした。背もたれが直角なので、比較した背もたれが傾いている商品よりも正しい姿勢をキープしやすい点もメリットです。座面の奥行は4段階・足置きの高さは3段階で調節可能。ただし、比較した商品の半数以上が備えていた大人用のいすに固定できる機能がなく、物足りなく感じました。加えて、テーブルを外すときはネジをとる必要があります。口コミの「テーブルの着脱が手間」という声にも頷けるでしょう。テーブル・座面の横に溝があり、汚れが詰まりやすいのも口コミどおり。長く使える頑丈なつくりは魅力ですが、手入れしやすさを優先するならほかの商品もチェックしてみてくださいね。
ingenuity ベビーベース3.0は、手入れの楽さ・安全性のどちらも重視したい人ににおすすめです。比較したほかの商品には座面に溝があり汚れを拭き取りにくいものがあったなか、テーブル・座面ともに溝はなし。「食べこぼしが入り込む」との口コミがあったものの、汚れてもサッときれいにできました。テーブルの着脱が簡単で、洗う際に手間がかかりにくいのも利点です。安全機能も充実しています。比較した多くの商品と同じく、3か所を固定する3点式ベルトを採用。股部分にはガードも搭載し、子どもの体をしっかりホールドできるのがメリットです。比較したガードなしの商品と比べると、ずり落ちる心配は少ないでしょう。床との接地面が30.6cm2と広く、安定性も優秀。比較した多くの商品にすべり止めが備わっていましたが、本品はグリップ力の高いゴム製のすべり止めを使用しているのがよい点です。「安定しにくい」といった口コミがあったものの、子どもが動いても本体はずれにくいといえます。大人用いすへの固定が可能で、食事のしやすさも良好。座面のグリップ力が高く、食事中の子どもの姿勢が崩れにくいといえます。ただし座面の高さ調節はできないので、子どもの成長にあわせて使いたい人は、比較したなかでも3段階の高さ調整に対応していた、西松屋チェーンやバンボの商品などもチェックしてみてください。足を引っ張ったのは乗せおろしやすさ。股部分にでっぱりがあり、足を通すスペースが狭いのが惜しいところです。とはいえテーブルを簡単に取り外せ、食べこぼしを掃除する手間がかかりにくいのは魅力。食事用のチェアを探している人は、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
ビヨンドジュニア ハイチェアは、安全性に配慮されており、毎日使いやすい商品をお探しの人におすすめです。商品をチェックしたところ、比較した過半数の商品と同様に安全機能は充実。両肩・両腰・股を通る5点式ベルトで肩までホールドでき、「しっかりベルトで固定できる」という口コミどおりでした。子どもが立ち上がって抜け出すのを防ぎやすいでしょう。脚とフレームが一体型で、椅子がガタガタしにくいのもポイントです。床との接地面積が広く、底面にはグリップ力の強いゴム製のすべり止めもついています。比較した金属タイプの商品はガタつきが目立ちやすい傾向があったものの、木製の本品は安定感があるでしょう。ただし、座面とテーブルの間が少々狭まいため、乗せ降ろしの際に足が引っかからないように注意してくださいね。テーブルは広めのつくりで、食器も余裕を持って置けます。背もたれの高さは比較したなかではやや低めでしたが、すべりにくいラバー素材の座面とベルトで姿勢を固定可能。「正しい姿勢がキープしづらい」との口コミとは異なり、食事中も姿勢が大きく崩れることは少なそうです。子どもの成長に合わせて細かくポジション設定できるのもポイント。耐荷重90kgなうえ、座面は4段階、足置きは5段階、テーブルは前後に2段階で調節できます。「大人も使用が可能」と謳うのにも納得の結果です。座面・背面のクッションは防水素材を使用しており、こぼしたときにサッと拭けるのもポイント。テーブルにはトレイカバーがあり、簡単に水で丸洗いできます。執筆時の価格は税込28,600円(公式サイト参照)と比較した商品のなかでは少し高めですが、安全性に配慮したつくりと楽に手入れしやすい点が魅力の商品です。子どもの成長に合わせて長く快適に使えるベビー用ハイチェアがほしいなら、購入をぜひ検討してみてください。
西松屋 高さ調整ブースターチェアは、使い勝手のよいベビーローチェアを探しているすべての人におすすめです。3点式ベルト・股ガードの両方が備わり、安全機能は申し分ありません。比較したベルトがついていない商品と比べて座り位置がずれにくく、低月齢のおすわりの時期から動きが大きくなる幼児期まで長く使用できますよ。安定性の高さも高評価を獲得。床との接地面は46.92cm2と広いうえ、ゴム製のすべり止めも付属していました。座面はフレームと一体型でがたつきが少ないのもメリットです。脚は差し込みタイプで、脚の安定性は比較した一体型の商品にはおよばないものの、脚の有無により高さを調整できるのは利点です。食事のしやすさも良好。座面にポリウレタン製のクッションを採用し、比較した木製商品よりすべりにくく食べやすい姿勢を維持しやすいといえます。テーブル・座面ともに汚れが詰まる溝はなく、食べこぼしてもさっと拭き取れて手入れも簡単。ただ背もたれは17.5cmと低めなので、のけ反りがちな子どもには注意が必要です。「簡単に乗せおろしできる」との口コミがありましたが、乗せおろしのしやすさは比較した多くの商品と同じくいま一歩。テーブルをつけた状態だと、乗せおろしするスペースが狭めでした。ただテーブルはボタン1つで着脱できるので、子どもを座らせてからテーブルをつければそれほど気にならないでしょう。ハイ・ロー兼用タイプで、大人用のいすにも固定が可能です。子どもの成長やシーンに合わせて使用できるのがうれしいですね。ベビーローチェア選びに迷ったら、この機会にぜひ購入を検討してみてはいかがでしょう。
リッチェル バウンシングシート おもちゃ付きRは、手入れがしやすいのが魅力です。シートがフレームから簡単に外せるうえに、洗濯機で丸洗いできます。重量は2.2kgと比較的軽く、折りたたむと厚みが10.5cmとスリムになるので、外出先でも活躍しそうです。通気性がよくて熱がこもりにくく、赤ちゃんが汗をかいてもムレる心配は少ないでしょう。カラフルなおもちゃが3個ついているのもよい点です。それぞれ触り心地が異なり、シャカシャカと音もするため、赤ちゃんが退屈せず遊べます。ベルトの固定部が1か所だけなので片手で留めやすく、乗せおろしもスムーズです。角度を立てて揺らすと本体がズレやすいものの、揺れ幅を大きくしすぎなければ安定しており、がたつきも気になりませんでした。一方で、角度が調節しにくいのは惜しい点といえます。操作がわかりにくく、調節する器具が固いため力が必要です。角度調節に慣れるまでは扱いにくく感じる可能性がありますが、あやし機能と持ち運びやすさのどちらも重視したいなら、ぜひ候補に入れてみてくださいね。