猫の健康を考慮したこだわりの原材料を使用していることから、愛猫家から好評を得ている「ナチュラルバランス ホールボディヘルス キャットフード」。しかし食いつきの面で不安になるような口コミも見られるため、購入をためらっている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は口コミの真偽を確かめるべく、商品を実際に用意し、原材料の信頼度とこだわり・食いつき・価格の手頃さを検証レビューしました。購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
検証してみたところ、原材料や健康へ配慮したこだわりの表記がかなり細かく、信頼できるフードでした。アメリカの厳しい検査基準をクリアしているのも納得の製品だといえるでしょう。年齢や猫の種類を選ばない、オールブリードのフードなのも嬉しいポイントです。
食いつきについても、特別に好かれるフードとはいえないものの、どの猫も完食するという悪くはない結果でした。匂いも、穀物と肉がブレンドされた猫に好かれるタイプのものです。
決して安いフードではありませんが、クオリティに見合った価格といえる本製品。こういった特徴を踏まえ、高評価になりました。猫の健康を重視するなら十分おすすめできるフードですよ。
米国発のペットフードブランド・ナチュラルバランス。全米50州で発売ができる「AAFCO」の認定をクリアした商品を扱う、多くの人々に支持されているブランドです。
中でもホールボディヘルス キャットフードは、愛猫の健康を気遣う飼い主から高い評価を得ている猫用ドライフード。まずは、その魅力についてご説明します!
このドライフードの最も大きな魅力は、猫の健康を考慮した多彩な栄養分が配合されているということ。タウリンやカルシウム・DHAなどのこだわりの成分が、歯・骨格・内蔵・神経といった身体の健康をサポートしてくれます。
さらに抗酸化栄養素やオメガ3・オメガ6配合で、免疫力や皮膚の状態にも配慮されているのも嬉しいポイント。猫の毛艶・肌艶を美しく保ちたい方にもおすすめですよ。
栄養分が豊富なだけでなく、食物アレルギーの原因となるグルテン・大豆・卵・乳製品・ヒマワリ油・小麦・トウモロコシを含んでいないため、アレルギーを持っている猫にも与えやすいでしょう。
さらにAAFCO(米国飼料検査官協会)の厳しい検査基準をクリア。子猫から成猫までの基準を満たしているので、1つのフードを年齢の違う複数の猫でシェアしたい場合にも活用できます。
保存性にすぐれたフードを選びたい方にも、この製品はぴったり。劣化の大きな原因となる内部結露を起こしにくい4層バリアフィルムパッケージを採用しているため、天然素材をふんだんに使ったフードながらしっかり長持ちさせることができます。
4種バリアフィルムパッケージは、耐湿気・遮光性に優れているのも注目したいポイント。さらにジッパー付きなので、開封後の保管もしやすいですよ。
栄養面などが配慮されているこちらのドライフードですが、口コミにはマイナスな意見も見られます。どのような意見があるかをチェックしてみました。
リサーチをしてみると、食いつきが良くないといった声が見られました。中には「フードの匂いや形状が猫の好みと合わないのではないか」という意見も。
栄養価やこだわりの成分などが魅力的なドライフードながらも、ちょっと不安になってしまうような口コミも見られる本製品。しかし、実際の使用感については、試してみなくてはわかりませんよね。
そこで今回は商品を実際に使って、以下の3点を検証してみました。
検証①:原材料の信頼度とこだわり
検証②:食いつき
検証③:価格の手頃さ
最初に検証したのは、原材料の信頼度やこだわり。口コミの中には、含有成分に不安感を覚えている方もいたようですが、検証結果はどのようなものだったのでしょうか。
商品の原材料がどの程度詳しく記載されているか、また独自性やこだわりについての表記がどれだけあるかについて検証しました。
検証してみたところ、原材料の表記はかなり細かく記載されていました。全年齢・種類に配慮した配合や、グルテンフリーでアレルギー持ちの猫でも食べられることもありがたいですね。
目・心臓・下部尿路の健康維持に役立つブルーベリーやクランベリーが含まれている点からは、健康にも配慮したこだわりが感じられます。こうした結果を踏まえて、5点満点中4.4と最初の検証から高評価を獲得しました。
次に検証したのは、食いつきのよさです。「食いつきがあまり良くなかった」といった声も見られましたが、実際のところはどうなのでしょう。
保護猫カフェにご協力いただき、3匹の猫の前にこのフードとその他2〜3種類のフードを同じ分量ずつ置いて、食べる順番や量、そして食べる速さについて検証しました。また、猫の食いつきを左右する匂いの強さについても併せて検証しています。
実際に与えてみたところ、食いつきについては良くも悪くもなく平均的。また、どの猫もしっかり完食してくれました。
穀物と肉を合わせたような匂いですが、特に嫌な印象もありません。きちんと匂いのあるフードなので、猫にも好かれそうです。
最後に検証したのは、価格の手頃さ。毎日与えるフードなら、なるべく手頃に購入できると嬉しいものですが、この製品の場合はお手頃なのでしょうか?
猫の体重を4kgと仮定した場合、このフードを与えると1日あたりのどの程度のコストがかかるかを計算しました。本製品は複数サイズが存在するため、各サイズの平均を1日あたりのコストとしています。
このフードを日常的に与えた場合、1日あたりにかかるコストは477円。お手頃ではありませんが、原材料や栄養面でのこだわりに見合ったプレミアムなフードだといえるでしょう。
毎日与えるのにはちょっとお高めですが、品質重視の方にはおすすめ。コスト面の負担をやわらげたいなら、他のフードと混ぜて与えてみるのも良いでしょう。
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