アドテック PD3.0 対応 充電器 APD-A065ACは、コンパクトで持ち運びやすい、2ポート搭載の充電器を探している人におすすめ。体積は約73.95cm3・重さは実測で約100gと、手の中に収まるサイズが特徴です。比較したなかでも3〜4口とポート数が多いものはサイズも大きくなりがちでしたが、本商品は2口タイプながら小さく軽量でした。ビジネスバッグに入れてもかさばらず、大きめのポケットであればズボンやジャケットにも収まるでしょう。専用機器で出力を測定すると、Type-Cポートで65.07Wを記録。ノートPCを快適に充電できる基準とした60Wをクリアしており、MacBook Pro 16インチなら30分で約30%充電できるほどの実力があります。オウルテックの薄さ1.25cmウルトラスリム AC充電器や、Anker 735 Charger (GaNPrime 65W)などの人気商品と比べても遜色ないパワーです。Type-Aポートも搭載しているため、Type-Cとあわせて一度に2台接続可能。2台繋いでもType-Cポートからは最大45Wが出せるため、安定してノートPCとスマホ・タブレットの同時充電ができますよ。比較したなかには、両方のポートを同時に使用すると出力が落ちてノートPCの充電ができなくなる商品もあったのに対し、使い勝手がよいといえます。なお、Type-Aポートには逆挿し防止コネクタを採用しており、上下どちらの向きでもケーブルを挿せる仕様です。Type-Aの充電器でありがちな、向きを間違えてイライラするということもありません。執筆時点の販売価格は税込4,290円(公式ECサイト参照)。比較したほかの2ポートタイプの商品も3,000〜4,000円台が相場でした。ノートPCとスマホを一緒に充電できて、気軽に持ち運べる充電器を選びたい人にぴったりです。単ポートでよければさらにコンパクトなものもあるので、気になる人はほかの商品もチェックしてみてはいかがでしょうか。
USB Power Delivery 65W キューブAC充電器
エレコム USB Power Delivery 65W キューブAC充電器 EC-AC4465は、3台同時に充電できる軽量コンパクトな商品をお探しの人におすすめです。実際に計測したところ、体積は約80.03cm3・重量は112gでした。ノートPC純正充電器の半分ほどのサイズしかなく、比較した3ポート搭載モデルのなかでは最軽量(※執筆時点)。「外出時の荷物が減る」との口コミにも納得です。充電も速く、Type-Cポートの出力は実測値で64.95Wを記録しました。比較したほかの商品と同様、高評価の基準とした60W以上をクリア。小型のノートPCはもちろん、MacBook Pro 16インチのような高性能で大型のものまで充電できる出力です。3ポート同時使用でもType-Cは45W出力が可能なため、ノートPCを充電しながらほかの機器にも給電できます。キューブ型で、コンセントのほかの穴を塞ぎにくいのもよい点です。単ポートの商品ほどコンパクトではないとはいえ、プラグを折りたためばポーチにも入れられるサイズ感で、Type-Cの出力も十分な高さ。比較した3ポートタイプの商品にはType-Cのみの構成のものもありましたが、Type-Aの機器も充電できて汎用性も高い商品です。ECサイトでは4,000円台と、比較したなかでは中価格帯。ノートPCとスマホやタブレットを同時に充電したいなら、有力候補となりますよ。3ポートも必要ない人や、お持ちのデバイスがType-C対応のものが多い人は、ほかの商品もチェックしてみてください。
UGREEN Nexode 65W Chargerは、高出力で同時充電にも対応した商品がほしい人におすすめです。最大出力の実測値は65.03Wと高く、Macbook Pro16インチのような高性能で大型のものにも対応しています。比較した出力45Wほどの商品と比べると、ノートPCを短時間で充電できるでしょう。出力ポートはType-Cが2つとType-Aが1つの合計3つと、比較したなかでも多め。3ポート同時に使っても、一番上のType-Cポートは45Wの出力が可能です。「複数のポートを使うと充電が遅い」との口コミどおり、若干の出力低下はあるものの、使いづらいほどではありません。一方、充電器の体積は約81.84cm3・重量も約130gと、比較したなかでは大きく重めでした。なかには厚さ約1cmのものや100g以下の商品もあったなか、持ち運ぶ際にかさばりやすい点に注意しましょう。総じて高出力で、PCやタブレットなど複数の機器を一度に充電できる魅力的な商品といえます。しかし、同じ高出力でもコンパクトかつ軽量で使いやすい商品はほかにもありました。携帯性や使いやすさを重視するなら、より上位の商品もチェックしてみてくださいね。
Anker Nano II 65Wは、高性能なノートPCを充電したい人におすすめです。実際に充電速度を測定したところ、USB Type-Cで65.02Wを記録。比較したオウルテックの「薄さ1.25cmウルトラスリム AC充電器」や、CIO「NovaPort SOLO 65W」と同様に高出力でした。MacBook Pro 16インチを30分で30%充電できるほどの出力で、高性能なノートPCをお使いの人にぴったりです。ただし、MacBook Pro 16インチ付属の充電器は最大140Wとさらに高出力。普段付属の充電器を活用していると、「充電に思ったより時間がかかる」との口コミと同じように感じるかもしれません。比較したノートPC充電器のなかでは高出力なので、持ち歩き用・自宅用と使い分けるのもよいでしょう。口コミで評価されていたように、持ち運びやすいサイズなのは魅力。Anker独自の小型化技術「Anker GaN II」を採用しており、実際の体積は約66.53cm3とコンパクトです。一般的なノートPC付属の充電器の半分ほどのサイズでした。横幅が広く大きく見えますが、奥行きは浅いのでコンセント周りに障害がある狭い空間にも挿しやすいですよ。一方で、重量は約112gと重めでした。比較した同スペックの商品には80g以下と軽いものもあり、「ずっしりとした重さがある」との口コミどおりの結果です。手に乗せてみても、ずっしりとした重さを感じました。とはいえ、MacBookの付属充電器の半分程度の重さなので、持ち運ぶ際に負担を感じるほどではないでしょう。執筆時点の値段は税込4,490円(公式サイト参照)と、比較したなかでは中価格帯。ブラック・ホワイトの2色展開で、好みに合わせて選べるのもうれしいポイントです。ただし、複数機器の同時充電はできないため、2つ以上の機器を充電したい人はほかの商品もご検討ください。
3COINS PD急速充電器は、コストを抑えつつ十分な出力のものがほしい人におすすめ。Type-Cポートの電力を測定すると、65Wで高性能ノートPCも充電できるパワーでした。また、ポートはType-C×2口とUSB-A×1口の計3つを搭載。比較したなかには45Wしか出力できなかったものもありましたが、2つ使っても上部のCポートからは45W出力するので、ノートPCとスマホを同時に充電できますよ。比較したなかで3ポートを搭載した、AnkerやUGREENなどの有名ブランドの商品に比べ、3,000円前後のリーズナブルな価格設定は魅力。加えて、半導体に熱伝導率に優れるGaN(窒化ガリウム)を採用していることも考慮すると、かなり安価です。重量は120gと、3ポートを搭載した充電器のなかでは標準的。しかし、比較したエレコム EC-AC4465BKのように、3ポート搭載ながら110g程度しかなかったものには一歩およびませんでした。また、奥行があるタイプなので、コンセントによっては傾く可能性も。安定してしっかり挿せるコンセントを選びましょう。体積も約87.23cm3と、コンパクトとはいえません。比較したなかには3ポート搭載でも71cm3ほどのものもあったのに対し、若干大きめ。従来のシリコン製のものに比べると小型ですが、カバン内に極力スペースをとりたくない人には不向きでしょう。プラグは折りたためるものの、サイズにこだわる人はほかの商品を検討してみてください。
Anker 735 Charger (GaNPrime 65W)
Anker 735 Charger(GaNPrime 65W)は、コンパクトかつポートが豊富なものがほしい人におすすめです。ポート数は、Type-C×2口とType-A×1口。実際に出力を測定するとType-Cポートの最大電力は65Wと高出力で、「パワフルさがよい」との口コミどおりでした。また、比較した1ポートで約45Wしか出なかったものとは異なり、2ポート使用でも45Wを記録。2台までならノートPCと同時にスマホやタブレットを充電できるでしょう。特筆すべきは、「コンパクトで邪魔になりにくい」という口コミどおりの小ささ。3ポート搭載ながら、体積は約72.7cm3とノートPCに付属する充電器の半分以下の大きさでした。一般的な67Wの充電器に比べ、約55%小型化したという謳い文句にも頷けます。体積100cm3以上のものに比べ、カバンの中に入れておきやすいでしょう。安全性への配慮も注目すべきポイント。多重保護システムとActiveShield™️ 2.0の活用により、高温や過充電を防止する構造でした。とくにActiveShield™️ 2.0は、24時間本体温度を測って制御し、充電端末を守るよう作られています。さらに、半導体にはGaN(窒化ガリウム)を採用。熱伝導率に優れ、放熱性に長けるのも魅力です。しかし、重量が約132gと重いのは惜しいところ。比較したCIO-G67W3CEのように、3ポート搭載ながら80g以下だったものに比べ、極力荷物を軽くしたい人には物足りなさを感じるでしょう。加えて、奥行きも6.6cmと長く、コンセントによっては自重で抜けやすいというデメリットも。ポートの種類が豊富なのは魅力ですが、軽さ重視の人はほかの商品を検討してみてください。