医療費や冠婚葬祭など、急な出費で3万円ほどの少額を用意しなけれればいけないものの、手元にお金がなく焦っている人も多いはずです。信用情報に自信がなくても、すぐに借入できる方法があるとうれしいですよね。
そこで今回は、審査なしで3万円を借入する方法について解説します。スピーディかつ安全に融資を受ける方法や、借入の注意点についても解説するので、お金が不足して困っている人はチェックしてみてください。
大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
まずは、審査なしで3万円を借りる方法について解説します。
キャッシング枠が付帯したクレジットカードがあれば、すぐにATMから借入が可能です。カード発行時にすでにキャッシングの審査が行われているため、あらためて審査する必要がありません。
キャッシング枠とは、クレジットカードを利用してお金を借りられる限度額のこと。枠内の金額であれば、提携ATMなどから現金を引き出す感覚で借入が可能です。
カード会社により異なりますが、借入額は1,000円程度の少額から数百万円までと幅広いため、さまざまな用途に利用できます。ただし、借入限度額は個人により異なるため、各カード会社の公式サイトからログインして、自分のキャッシング枠を確認しましょう。
なお、最大金利は18.0%前後の会社が多く、比較的高めである点に注意してください。
契約者貸付制度がある生命保険に加入していれば、改めて審査することなく融資を受けられます。
契約者貸付制度は、解約払戻金を担保に生命保険会社が融資をしてくれる制度です。解約返戻金は、保険金として今まで自分が支払ってきたお金のため、別途審査を受ける必要はありません。
契約者貸付の限度額は、解約返戻金の7〜9割程度です。生命保険の契約期間が浅いうちでも、少額の借入なら利用できる可能性があります。契約期間が長い人は、解約返戻金に応じて高額な借入も可能です。
保険会社により異なるものの、年2.0%前後と低金利に設定している会社も多く、返済の負担も抑えられるのがメリットといえます。利用を検討している人は、契約している生命保険会社へ問い合わせてみましょう。
ブランド品や貴金属を持っていれば、質屋で借入できます。質屋は高額商品を担保にできて、審査なしでお金を借りられる仕組みのためです。
質屋で借入をする際は、担保とする商品を持って店舗に直接相談に行くだけ。来店から最短15分前後で、お金を受け取れるはずです。
3万円を借りたいときは、3万円以上の価値がある品物を預ける必要があります。一般的に質屋から借りられる金額は、品物の買取価格の7〜8割程度が相場であるため、5万円以上の価値がある品物を持参するようにしましょう。
質屋の利率は、月利最大6%前後です。お店によっても異なるため、店舗の公式サイトや店頭で確認してください。
なお、返済できなくなっても信用情報には載りませんが、預けた品物は売却されてしまい取り戻せなくなるため注意しましょう。
次に、審査はあるものの3万円を安全に借りられる方法について解説します。
消費者金融カードローンは、審査はあるものの最短即日の借入が可能です。
利用する事業者にもよりますが、土日祝日も対応しており、最短30分で融資を受けられる消費者金融も多いでしょう。
消費者金融は、個人向けの融資がメインの金融機関です。審査結果により限度額は異なりますが、1,000円程度の少額から数百万円ほどの大きな額まで借りられます。最大金利は18.0%前後で、クレジットカードのキャッシングとほぼ同じです。
消費者金融カードローンは、初回借入時に無利息期間を設けている借入先もあるのがメリット。期間内になるべく多く返せば、返済の負担を抑えられるでしょう。
生活に困窮している人は、緊急小口資金を利用できます。
貸付の対象者が決まっているものの、緊急小口資金は緊急かつ一時的に生計の維持が困難な場合に利用できる制度です。利用できるのは、ほかからの借入が難しい低所得者・障がい者・高齢者世帯。保証人が不要なうえ無利子で借りられるため、返済の負担がかかりにくいといえます。
ただし、基本的に支給まで7営業日ほどかかり、即日の借入はできません。緊急小口資金の制度を利用したい人は、自分が住んでいる地域の社会福祉協議会に相談してみてください。
最後に、安全に3万円を借りる際に注意すべきポイントを解説します。
消費者金融で借入する際は、少額融資であっても審査が不可欠です。貸金業法によって、審査なしの貸付は違法と定められています。
貸金業法は、返済できないのに借金を繰り返してしまう人の増加を防ぐために定められた法律です。利用者の借入残高や返済能力を審査して、過度な借金から個人を守るために設けられています。
ただし、すでに消費者金融を利用している人は、借入のたびに審査を受ける必要はないので、気軽に手続きが可能です。あらかじめ決められた限度額の範囲内なら、審査なしで追加で借りられます。
審査なしで借入できると謳っている貸金業者は、危険性が高いため利用しないようにしましょう。
融資には審査が必要と貸金業法で定められているため、無審査で貸付している事業者は闇金業者の可能性がほどんとです。
闇金業者は違法に貸金業を営む業者で、違法な金利で貸付を行なったり、過剰な取り立てを行なったりします。利用によって多大な精神的苦痛を受けてしまった人も、決して少なくありません。
借入先が闇金業者かどうかは、貸金業登録の有無や上限金利を確認して見分けるようにしましょう。万が一、すでに闇金業者からお金を借りてしまっていたら、警察・弁護士会・消費生活センターなどに相談してください。
後払いアプリは審査がないものの、借入には利用できないため注意しましょう。
後払いアプリは、商品を受け取ったあとに代金を支払えるスマホ決済サービスで、クレジットカードのような感覚で利用できます。あくまでもサービスの提携をしている店舗で後払いができるシステムのため、現金の受け取りはできません。
一般的に、一定期間内に利用した分を後日まとめて支払えるので、給料日前で手元に現金がないけれど買い物をしたいときなどに活用できるでしょう。
銀行のカードローンは、3万円ほどの少額融資には不向きな傾向にあります。
銀行の最低借入額は10万円以上に設定されている場合が多く、少額の借入に対応していないためです。
審査に通過すれば銀行で借入も可能ですが、必要以上の額を借りるのはおすすめできません。余分に借りたばかりに、余計な利息が発生して返済金額が高くなってしまったり、お金を無駄遣いしてしまったりする可能性があるためです。
少額の融資であれば、最低借入金額が低い手段を選びましょう。
すぐに3万円が必要な人は、最短即日で借入ができる消費者金融カードローンを検討してみましょう。審査はあるものの、状況に応じて最短即日で融資を受けられる可能性もあります。一定期間は利息を免除してくれる事業者も多く、返済の負担を抑えやすいのが特徴です。
マイベストでは、緊急の借入に対応しているおすすめのカードローンを徹底比較。消費者金融の選び方についても解説しているため、借入手段を探している人はチェックしてみてください。
個人で安定した収入がない専業主婦でも、カードローンを利用できる可能性があります。配偶者貸付に対応しているカードローンなら、自分と配偶者の収入を合算した金額で審査を申し込めます。
配偶者貸付に対応したカードローンは以下のコンテンツで紹介しています。ぜひ参考にしてください。
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