大きな金額ではないものの、すぐに準備するのは難しい20万円。月末の支払いや急な出費で即日借りたいと思っている人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、即日20万円を借りる方法や、20万円を借りた場合の月々の返済額などを解説します。学生や無職の場合に借りられる方法も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
今すぐお金が必要なとき、現金を調達する方法は複数あります。以下では至急20万円を借りたいときの方法を紹介するので、なるべく早く現金が必要なときの参考にしてみてください。
消費者金融のカードローンは即日で融資を受けられます。
申し込み時間や審査状況により借入までの時間は変動しますが、プロミスでは最短3分・アコムでは最短20分(※)・アイフルでは最短18分での融資が可能です。大手消費者金融なら基本的に短期間で融資を受けられますが、中小消費者金融は即日で借りられないこともあるので注意しましょう。
申込時間や審査により希望に添えない場合があります
なお、消費者金融での融資は総量規制の対象のため、他社ですでにお金を借りている場合は融資を受けられないことがあります。総量規制とは年収の3分の1を超える貸付けを法的に原則禁止している規制で、消費者金融は返済能力を超える貸付けができません。
ただし、本人と配偶者の合算年収の3分の1まで借りられる配偶者貸付であれば総量規制の例外のため、働いていない人や収入が少ない人でも借入可能です。
キャッシング枠が設定されているクレジットカードを持っている人は、コンビニATMで即座に20万円を用意できるでしょう。利用限度額には個人差があるものの、30万円に設定されていることが一般的であるため、クレカのマイページなどからいくらまで使えるか確認してみてください。
ただし、キャッシング枠を新たに申請する人は審査に数日要するため、当日中に借りるのは難しいでしょう。その場合は、即日融資が期待できる大手消費者金融を検討してみるのがよいですよ。
ブランド品や貴金属などの高価な品物を所持している場合は、質預かりにより現金を借りることもできます。質預かりとは、品物を担保に質屋でお金を借りられるシステムのことです。
質預かりは審査が必要なく、無職でも利用できます。ただし、返済できない場合は預けた品物は返ってこないので気をつけてください。
また、基本的に質屋の金利は消費者金融よりも高い点にも注意が必要です。消費者金融の上限金利は年20%なのに対し、質屋の上限金利は年109.5%まで設定できます。
継続的に利用すると経済的な負担が大きくなるので、緊急時のみの利用がおすすめです。
親や親戚、友人にお金を借りる方法もあります。ただし、お金の貸し借りは大きなトラブルに発展しやすいので、必ず借用書を用意しましょう。
借用書とはお金の貸し借りが発生したことを証明する書類で、お金を取り戻す際の証拠になります。借用書があることにより、信頼関係の破綻や口約束によるトラブルの予防も可能です。
借用書には、作成日・金額・返済期日・返済方法を記載しましょう。お金を借りる人の名前・住所・印鑑、お金を貸す人の名前も必要です。また、領収書や預かり証と誤解されないよう、冒頭に借用書と記載してください。利息や遅延損害金についても明記しておくと安心です。
誰でも利用できるわけではありませんが、生命保険の契約者貸付制度や生活福祉資金などを利用する方法もあります。以下で紹介する方法の中で利用できるものがあれば、参考にしてみてください。
消費者金融のほか、銀行のカードローンを利用する方法もあります。銀行のカードローンは消費者金融よりも金利が低い傾向にあり、1.9~15.0%が目安です。
ただし、即日の融資は基本的に受けられず、最短でも翌営業日となります。審査に時間がかかる場合もあるので、今すぐ20万円が必要な場合は別の方法がおすすめです。
通常のローンより低金利で、100万円程度まで借入可能です。就職活動の終わった学生で現金が必要な場合は利用を検討してみてください。
生命保険に加入している場合、契約者貸付制度を利用できる可能性があります。契約者貸付制度とは、解約返戻金の一定範囲内でお金を借りられる制度のこと。保険の契約者は、審査は不要で、低金利で利用できます。
借入上限額は解約返戻金の7~8割程度です。細かい条件は保険会社によって異なるため、加入している保険会社に相談してみてください
どこからも借りずに20万円が欲しい場合は、不用品を売却して現金をつくりましょう。
買取先には買取専門店やリサイクルショップがあります。自宅付近に買取専門店がなくても、宅配買取や出張買取に対応しているお店なら気軽に利用可能です。ブランド品や貴金属だけでなく、ゲームやおもちゃ、雑誌も高く売れることがあります。
また、メルカリや楽天ラクマなどのフリーマーケットアプリもすぐに利用できて便利です。ただし、買い手が見つかるまで時間がかかることもあります。
20万円借りた場合の月々の返済額は、返済期間が⻑くなるほど小さくなります。しかし、返済期間が長くなると金利がかさむため、総返済額が大きくなる点には注意が必要です。
ボーナス返済を利用せず返済期間を3年に設定して20万円を借りた場合、金利6%の月々の返済額は6,084円。また、金利12%の場合は6,642円、金利18%の場合は7,230円です。
20万円を借りるとき、個人間融資の利用や虚偽の申告などをしてしまうと思わぬトラブルに発展することがあります。以下の注意点を理解し、トラブルを予防しましょう。
どれほどお金に困っていても、闇金や個人間融資は利用しないようにしましょう。違法な金利でお金を貸している闇金を利用すると、少額しか借りていなくてもすぐに返済できないほどの借金がたまってしまいます。
また、高金利で利息を請求される可能性があるので、SNSで個人的に融資をしてくれる人が見つかったとしてもお金を借りないようにしましょう。安全に借入するには、金融庁のサイトで登録貸金業者を調べてみてください。
故意でなく単純な誤りでも審査に影響をおよぼす可能性があるので、申込内容はよく確認しましょう。
過去に延滞や債務整理を行なっていると、審査に通らない可能性があります。審査に通るか不安な場合は、延滞や債務整理の記録を管理している信用情報機関に自分の情報の開示申請をしましょう。
信用情報機関には株式会社シー・アイ・シー(CIC)・株式会社日本信用情報機構(JICC)・全国銀行個人信用情報センターがあります。それぞれ開示方法が異なるので、詳しくは各信用情報機関のサイトを確認してみてください。
融資スピードを重視するなら、即日融資可能なカードローンのなかから選びましょう。銀行などの金融機関では信用情報の審査に1日以上時間がかかり、即日で融資がされないことがあります。
ただし、消費者金融などでは総量規制のため年収の3分の1までしか借入ができません。そのため、20万円の借入をしたいなら自身の年収が少なくとも60万円以上であることが必要になります。まずはこの収入を満たしているか確認しましょう。
以下のコンテンツでは、即日融資可能なカードローンを紹介しています。ぜひ参考にしてください。
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