冷却ベストのおすすめ人気ランキング【2025年】

手軽に使いたい人や、軽作業が中心の人にはファン付きベストがぴったり。小型ファンで外気を取り込み、服の中を通り抜ける風で汗を気化させて体を冷やす仕組みです。水や冷却デバイスが不要で、バッテリーさえ充電しておけば気軽に使えるのがメリットといえます。

ほかのタイプに比べると軽量で動きやすく、長時間着用しても疲れにくいのもポイント。また、5,000円を切る商品も多く、お試し感覚で購入できるのも強みです。

ただし、直接体を冷やすわけではないため、冷却力はほかのタイプに劣ります。また、ファンの音や服の膨らみがある点にも注意が必要です。さらに、風を取り込む構造上、外気温の影響を受けやすいうえ、粉塵や火花が発生する現場では使用できない点も押さえておきましょう。以下のコンテンツではファン付きベストの選び方を詳しく紹介しているので、気になる人はチェックしてくださいね。

しっかり広範囲を冷やしたい人には、水冷服がおすすめ。ベスト内部に張り巡らされたチューブに冷水を循環させる仕組みで、背中・胸・脇といった上半身全体を均一に冷やせるのが魅力です。広範囲かつ直接的に冷やすので、ファン付きベストよりもダイレクトに涼しく感じやすいでしょう。

また、直接冷やすため気温や湿度など周囲の環境に左右されにくいのも強み。真夏の工事現場や炎天下での農作業など、過酷な環境でも頼りになります。スポーツ観戦やフェスなど長時間の屋外活動でも重宝するでしょう。

ただし、冷却には保冷剤や冷水の用意が必要で、時間経過による中身の入れ替えが欠かせません。水を使うぶん総重量は2kg前後と重量があり、水漏れのリスクもゼロではないため、扱いに注意が必要です。以下のコンテンツでは、水冷服の選び方を詳しく紹介しています。気になる人はチェックしてくださいね。

急激に上半身を冷やしたい人には、ペルチェベストがもってこいです。内蔵されたペルチェ素子という冷却デバイスが直接肌に接触し、電気の力で一気に冷やす仕組み。氷や水を使わずスイッチ1つで冷却が始まるため、暑さでバテそうなときにもすばやく上半身を冷やせます。

水冷服同様にダイレクトに冷やすため、周囲の温度に左右されることもほとんどありません。そのうえ静音性にも優れるので、屋外作業はもちろん静かな工場や通勤電車などでも重宝するはずです。

ただし、冷却されるのはデバイスが当たっている部分に限られるため、広範囲を冷やしたい人には物足りない可能性があります。心配なら、デバイスの位置や数を変えてより効率的に冷やせる商品を探してみてください。以下のコンテンツではペルチェベストの選び方を詳しく紹介しているので、気になる人はチェックしてくださいね。

汗のベタつきや蒸れが気になるなら、メッシュ加工されたものをチェック。通気性に優れるため熱がこもりにくく、長時間でも快適に着用しやすいのが強みです。特に背中や脇など、汗をかきやすい部分がメッシュ仕様だと快適さが長続きします。中に送る風を利用するファン付きベストにも、脇など一部分だけメッシュ仕様のものがありますよ。

また、長時間使用するとどうしても汗が染み込むため、清潔に保つために洗えるタイプを選んでおくのがおすすめ。冷却装置やバッテリーが取り外せる構造であれば、ベスト部分だけをこまめに洗濯できます。より気軽に洗いたいなら、洗濯機に対応したものを探してみてくださいね。

冷却ベストを選ぶ際は、作業場所専用の仕様を見ておくことも重要です。たとえば高所での作業がある人には、フルハーネス対応の冷却ベストがぴったり。安全帯の装着を妨げない設計で、着用したままでもスムーズにハーネスが使えます。高所作業のたびに冷却ベストを脱ぐ必要がないのは大きなメリットです。

また、火花が飛ぶ溶接作業や厨房などの現場では、防炎素材を使ったベストがおすすめ。燃えにくく、万が一の火災リスクを抑えられるため、作業に集中しやすいでしょう。

そのほかにも、炎天下での作業が多いならUVカットができるもの、夜間作業をする人には反射材付きのモデルなど、作業環境に合った専用設計のベストは数多くあります。できる限り快適に使えるように、備わった機能をよく確認してから購入しましょう。

スマホや作業工具などの小物を持ち歩きたい人には、収納スペースがついた冷却ベストがおすすめです。必要なものを手元にまとめておけるため、移動や作業の合間にわざわざバッグを開ける手間がなくなります。別のバッグを身につけずに済むことで、身軽に動けるのも魅力です。

ただし、作業時に着用する場合は、収納によって厚みが出すぎないデザインを選ぶのがポイント。厚みがあると、腕を動かしにくかったり狭い場所に入りにくかったりと動きが損なわれてしまいます。

一方で、通勤や買い物などの普段使い用なら、リュックのように厚みがある収納力の高いモデルを選ぶのも手。ペットボトルや財布などを入れられる大容量タイプを選べば、1つで外出できて便利です。