MOOLOTY 毛玉取りをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
パワーがありスイスイと毛玉が取れると評判の、MOOLOTY 毛玉取り。「布に接する面積が大きく一気に取れる」と評判な一方、「フタを外して締めなおす作業が面倒」といった口コミもあり、購入するか迷っている人もいるのではないでしょうか。
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証・レビューを行いました。
- 仕上がりのよさ
- 取り回しのよさ・ゴミ処理のしやすさ
- 機能性
- 静音性
さらに、人気のテスコムやTORRASなどの毛玉取りとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので毛玉取り選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
- はじめに結論！コートなどの衣類も素早く毛玉を取りたい人に。握り心地がよく、仕上がりもきれい
- MOOLOTY 毛玉取りとは？
- コードレス&充電したままでも使用できる2way仕様
- 実際に使ってみてわかったMOOLOTY 毛玉取りの本当の実力！
- 小さな毛玉も取り除き、表面がなめらかに。大型刃で一気にケアしたい人におすすめ
- 握りやすい形状だが、重さが負担になりやすい。ゴミ処理も手間がかかった
- 掃除ブラシは付属している。繊細な生地の風合いを守る便利な機能はない
- 稼働音はかなり大きい。早朝や深夜に使うには不向き
- MOOLOTY 毛玉取りの詳細情報
- MOOLOTY 毛玉取りの価格比較
- MOOLOTY 毛玉取りはどこで売っている？
- 毛玉取りの正しい使い方とは？
- ブラッシングで毛玉を予防しよう
- 扱いやすさ・仕上がりのよさを両立した商品はこちら
はじめに結論！コートなどの衣類も素早く毛玉を取りたい人に。握り心地がよく、仕上がりもきれい
MOOLOTY 毛玉取りは、コートなどの衣類も素早く毛玉が取れるものがほしい人におすすめです。実際にニットに使用したところ、表面の小さな毛玉まで取り除けました。同じ電動タイプの商品でも、比較したなかには細かな取り残しが目立つものもあり、こちらは「パワーがありスイスイと毛玉が取れる」という評判どおりだといえます。大型刃なので、面積の広い衣類のケアが楽になりますよ。
ユニークな形状ながら、持ち手のフィット感も良好です。電源ボタンは、握った手で押せました。しかし、やや幅があるため、重量は284gと重めです。同じような形状のTORRASの商品は、持ち手にマット加工がなされていて扱いやすかったのに対し、こちらは手の小さい人や力に自信がない人はやや負担に感じる可能性があります。
ゴミ処理も手間がかかりました。口コミに「フタを外して締めなおす作業が面倒」と指摘があるように、くるくると何度も回す手間があります。比較したなかには、ゴミポケットがスライドタイプでワンタッチでゴミを捨てられる商品もあり、扱いにくいのがネックです。容量も少ないため、開けた際に毛玉が散らばります。まとめて衣類のケアをするときは、こまめに捨てましょう。
繊細な生地の風合いを守る風合いガード、デリケート機能がないのも惜しいところ。稼働音も非常に大きく、84.3dBと夜間に使うにはためらわれる騒音値でした。同じ電動タイプでもテスコムのKD601-Wは59.5dBと普通に会話できる騒音値に抑えられていただけに、使うシーンを選ぶのがネックです。
仕上がりはきれいだったので、大型刃で効率的に毛玉を取りたい人にはうってつけですよ。とはいえ、比較したなかには機能的でより使いやすい商品もありました。扱いやすさを重視したい人は、ほかの商品も検討してみてくださいね。
MOOLOTY 毛玉取りとは？
MOOLOTY 毛玉取りは、切れ味のよさと生地の風合いを保つことにこだわった電動タイプの商品。1分間に約8,000回転するパワフルな6枚刃が、どんな頑固な毛玉も簡単に取り除くと謳われています。
MOOLOTYは、 毛玉取りをはじめ、アルコールチェッカーやハンディクリーナー・充電式湯たんぽなど幅広いジャンルの生活用品を取りあつかうブランドです。購入後のアフターサービスの体制にも尽力しています。
コードレス&充電したままでも使用できる2way仕様
電源はUSB充電に対応し、コードレス・有線どちらでも使用できる2way仕様。3時間フル充電すると、約100分間使用ができるのが特徴です。3サイズの穴を設けたハニカム構造のカバーが、効率的に毛玉をカットするとアピールしています。
ダストボックスと外内刃のスペースを共有しており、ゴミ捨ては風合いガードを外すだけです。自動フロート内刃を採用しているため、一般的な風合いガードのように調節しなくても自動的に刃の高さを合わせられます。安全機能を搭載しているのもポイント。風合いガードを閉めないと、電源ボタンを押しても内刃は回転しません。
本体サイズは直径95×奥行95×高さ20cm､重量は248g。スリムな取っ手は人体工学に基づき、長時間使っても疲れにくいよう設計されています。付属品は、替え刃と掃除用ブラシの2点です。
実際に使ってみてわかったMOOLOTY 毛玉取りの本当の実力！
今回は、MOOLOTY 毛玉取りを含む毛玉取り全36商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
- 仕上がりのよさ
- 取り回しのよさ・ゴミ処理のしやすさ
- 機能性
- 静音性
小さな毛玉も取り除き、表面がなめらかに。大型刃で一気にケアしたい人におすすめ
まずは、仕上がりのよさの検証です。レーヨン50%・ポリエステル30%・ナイロン20%のニットに毛玉を作り、毛玉がどれだけ取れるか・毛玉をとり切るスピードの2つの観点でチェックしています。
実際に毛玉取りを行ったところ、ニット表面のまばらな小さな毛玉をしっかり取り切れました。比較した商品には、同じ電動タイプでも小さな毛玉が残ったものもあり、なめらかに仕上がったのがよい点です。
「布に接する面積が大きく一気に取れる」という評判どおり、大型刃なのでスピーディに取り除けますよ。大きめのコートやスカートなどに一気にかけるのにも活躍するでしょう。
握りやすい形状だが、重さが負担になりやすい。ゴミ処理も手間がかかった
次は、取り回しのよさ・ゴミ処理のしやすさの検証です。
持ちやすいサイズか、手に収まりやすく操作がしやすいかをチェック。また、ゴミポケットの容量・開けやすさに着目し、すんなりゴミは落ちるか、周りに毛玉が散らばらないかも確認しました。
手へのフィット感は良好。やや重く、力が弱い人は疲れる可能性も
ユニークな形状ながら、シャワーヘッドの要領で持て手にフィットしました。しかし、幅がある構造ゆえに248gと重めです。比較したTORRASの商品は、本品と同じ握るタイプながら扱いが容易だったのに対し、こちらは手の小さい人や力に自信のない人だと疲れやすいといえます。
握った手を動かすことなく親指が電源ボタンに届くため、作業は片手で完結します。さっとかけるには問題ないでしょう。扱いやすいものを探している人は、持ち手にマット加工が施されているものや、丸い形状で包み込むように持てる商品をチェックしてみてください。
カバーを取り外すのに時間がかかる。容量も少なくゴミが散らばりやすい
ゴミ処理はしやすいとはいえません。ヘッドのカバーはくるくると何回も回す必要があり、「フタを外して締めなおす作業が面倒」という口コミの指摘どおり、手間がかかりました。ゴミはすんなり落ちるものの、ゴミポケットの容量が少なく散らばりやすいのも惜しい点です。
比較したところ、ゴミポケットに十分な余裕があるスライドタイプは、ワンタッチで開けられて捨てるのも簡単でした。頻繁に手入れをする人はゴミポケットが独立したタイプを検討しましょう。
掃除ブラシは付属している。繊細な生地の風合いを守る便利な機能はない
続いて、機能性の検証です。風合いガード機能・デリケートガード機能・掃除ブラシの有無を確認しました。
搭載していたのは、比較した約8割の商品が備えていた掃除ブラシだけ。風合いガード・デリケート機能はなく、機能性は物足りません。なお、詳細は以下のとおりです。
- 風合いガード機能｜ ✕
- デリケートガード機能｜✕
- 掃除ブラシ｜◯
とはいえ、メーカーは自動フロート内刃で刃の高さを自動調整し、生地を傷めないようにカットするとしています。一般的な風合いガードのように手動での高さ調整・速度の調整はできませんが、生地を傷めないための工夫はなされていました。素材に合わせて自分で調整したい人は、風合いガードつきの商品をご検討ください。
稼働音はかなり大きい。早朝や深夜に使うには不向き
最後は、静音性の検証です。稼働音を騒音計で測定し、静かなものほど高評価としました。
動作音は実測値で84.3dBと、かなり大きめ。比較した同じ電動タイプの平均81.28dB（※執筆時点）を上回りました。テレビを見ながらや早朝深夜の作業には向かないでしょう。
静かな稼働音のものを選びたい人は、70dB以下を目安にするのがおすすめです。とくにテスコムのKD601-Wは59.5dBと普通に会話ができるほど静かでした。
MOOLOTY 毛玉取りの詳細情報
MOOLOTY 毛玉取りはどこで売っている？
MOOLOTY 毛玉取りはAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなど大手ECショップで購入できます。取扱店舗の送料や値段を比較して、お得に購入してくださいね。
毛玉取りの正しい使い方とは？
電動タイプは凹凸のある場所やシワがある状態でかると、生地を巻き込んでしまう危険性があります。平らなアイロン台でも着たままでかける場合でも、生地をひっぱりながら伸ばしましょう。
強く押しつけず軽く当てながらくるくると回すと、毛玉がきれいに取れやすいですよ。
ブラッシングで毛玉を予防しよう
服を長持ちさせるには、毛玉を発生させないことが最も重要です。毛玉取りは便利なアイテムですが、繊維を切り取ることになってしまうからです。
とくにウールのコートなど毛玉ができやすい素材は、普段からブラッシングをしておくと毛玉が防ぎやすいですよ。
扱いやすさ・仕上がりのよさを両立した商品はこちら
最後に、長時間使っても疲れにくい商品をご紹介します。
TORRASの毛玉取りは、持ち手にマットな加工がされ取り回しやすかった商品。ニットの表面の小さな毛玉もほぼすべて取り、きれいな見た目に仕上がりました。回転スピードを調整できるため、薄手のニットなどの風合いも保ちやすいでしょう。ゴミポケットもワンタッチで開けられ、捨てやすいですよ。
たくさんの衣類にかけたい人は、カシムラリントクリーナー 毛玉取り器がおすすめ。手で包み込むように持てる丸型で、フィット感があり疲れにくいのが魅力です。毛羽立ちが目立つ毛玉もきれいに取れ、表面もなめらかになりました。稼働音も大きすぎず、朝や夜でも使いやすいでしょう。
TORRAS毛玉取り
| タイプ | 電動 |
|---|---|
| 電源タイプ | 充電式 |
| アタッチメント付き | |
| 高さ調節段階数 | 1段階 |
- 重量
- 230g
- 充電時間
- 不明
- 連続使用可能時間
- 180分
- パワー調節段階数
- 3段階
- ゴミポケット
- マグネットタイプ
- アタッチメントの形状
- 騒音値（実測値）
- 50.8dB
良い
- ・ニット・コートについた毛玉が素早く取れた
- ・生地を傷めにくく、デリケートなカシミヤ生地も擦り減らなかった
- ・表示がわかりやすく、説明書を見なくても操作しやすい
気になる
- ・ゴミポケットが独立していないため、ゴミ処理には手間がかかる
- ・高さ調節機能がないため、ざっくりニットには不向き
| 本体素材 | ステンレス鋼 |
|---|---|
| 幅 | 6.5cm |
| 奥行 | 7.3cm |
| 高さ | 17.8cm |
| 刃の直径 | 50mm |
| 消費電力 | 5.0W |
| 掃除用ブラシあり | |
| 海外使用可能 | 不明 |
| フローティングブレード |
TORRAS 毛玉取りをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
カシムラリントクリーナー 毛玉取り器
| タイプ | 電動 |
|---|---|
| 電源タイプ | 充電式 |
| アタッチメント付き | |
| 高さ調節段階数 |
- 重量
- 210g
- 充電時間
- 8時間
- 連続使用可能時間
- 1時間
- パワー調節段階数
- ゴミポケット
- 不明
- アタッチメントの形状
- 騒音値（実測値）
- 74.8dB
| 本体素材 | ABS樹脂 |
|---|---|
| 幅 | 8cm |
| 奥行 | 8cm |
| 高さ | 13cm |
| 刃の直径 | 不明 |
| 消費電力 | 不明 |
| 掃除用ブラシあり | |
| 海外使用可能 | |
| フローティングブレード |
カシムラ リントクリーナー 毛玉取り器をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
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