高速回転する6枚刃で頑固な毛玉がすいすい取れると謳う、TORRAS 毛玉取り。ネット上では「毛玉がよく取れる」と評判です。その一方、「音が少しうるさい」「ゴミを掃除しにくい」と気になる口コミも存在し、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のテスコムやティファールなどの毛玉取りとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、毛玉取り選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
TORRAS 毛玉取りは、あらゆる衣類の毛玉をきれいに取り除きたいすべての人におすすめです。実際に商品を使用したところ、仕上がりは比較したなかでもトップクラス。比較した電動タイプの約6割は細かな毛玉を取り残したなか、本商品は20秒ほどでほぼすべての毛玉を取り除きました。メーカーの謳い文句どおり頑固な毛玉もすいすい取れ、新品のようなきれいな仕上がりが期待できます。
取り回しのしやすさも魅力です。本体は230gと重めで持ち手もやや太いものの、表面にマット加工が施されており手にしっかりフィットしました。スイッチも親指で押しやすい位置にあるので、操作しやすいですよ。なお、比較したなかでも人気のティファール「JB7000J0」は、本体と持ち手のスペースが狭く、やや持ちづらさを感じました。
機能も充実しており、ケアする衣類に応じて刃の回転速度を変えられる「風合いガード」を搭載しています。回転スピードを低速・中速・高速の3段階で調節できますよ。段階はライトで表示されるので、ひと目でわかります。刃は直径55mmと大きく、カーペットなど表面積が大きいアイテムも効率的に作業できるでしょう。
ワンタッチでゴミポケットが開くので、ゴミ捨てもスムーズでした。ただし、ゴミポケットは勢いよく開くため、フタに直接溜まっている毛玉が散らばらないよう注意が必要です。「掃除しにくい」という口コミどおりフタの網目にゴミが引っ掛かりやすいので、付属の掃除ブラシで落としてくださいね。
価格は執筆時点でECサイトにて9,000円台。比較した商品には3,000円以下のものも多いなか、かなり高価といえますが毛玉を取るパワーはメーカーが謳うようにプロレベル。口コミどおり動作音は大きめなので夜間には使いにくいものの、衣服をきれいに仕上げたいならおすすめです。毛玉取りを検討中の人は、ぜひ手に取ってみてくださいね!
実際にTORRAS 毛玉取りと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
TORRAS 毛玉取りよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
生地の種類と毛足の長さによって、回転スピードを3段階に調整できる風合いガード機能を搭載。カシミヤウールやコットンのような繊細な生地から、毛布や寝具などの家具まで、どんな生地にも対応できます。
2,000mAhのリチウムバッテリーを内蔵しており、連続使用可能時間は最大180分(公称値)です。充電方法は、付属のUSBケーブルでUSBポートやPCに接続するだけ。メーカーが謳っているとおり、一度の充電で冬中使えるでしょう。
ダストケースのフタが磁石で、簡単に取り外しできるのも特徴です。専用の掃除ブラシも付属していて、お手入れを楽にする工夫がされています。
安全保護機能も搭載しており、カバーがゆるんでいるときや、毛玉が溜まりすぎているときには自動で運転が止まる仕組みです。
本体のサイズは幅6.5×高さ17.8×奥行7.3cm、重量は230gです。比較した電動タイプの商品のうち約6割は重量が150~200g前後だったことをふまえると、やや重いほうといえます。
カラーは、検証で使用したホワイトのほかに赤紫・紺色の3色展開です。インテリアに馴染む上品なデザインも魅力といえます。なお、付属品は以下のとおりです。
<付属品>
検証した結果、仕上がりのよさは比較したなかでもトップクラスです。20秒ほどで小さな毛玉をほぼ取り除き、新品のような見た目に仕上げました。「頑固な毛玉がすいすい取れる」という謳い文句どおりの性能といえます。
本商品は、内蔵した刃を回転することで毛玉を刈り取る電動タイプです。比較したなかでは、電動タイプのほうがブラシタイプよりも細かい毛玉を取り除ける傾向がありました。ただし、電動タイプの商品も約6割は小さな毛玉の取り残しが見受けられたので、本商品は電動タイプのなかでもとくにきれいに仕上がるといえます。
続いて、取り回しのよさ・ゴミ処理のしやすさを検証しました。
手に収まるか・持ちやすいか・操作しやすいかの3つの観点から取り回しのよさをチェックしています。同時に、ゴミポケットは開けやすいか・ゴミはすんなり落ちるかなどゴミ処理のしやすさを評価しました。
取り回しのよさは、比較したなかでもトップクラスです。本体は230gと比較した電動タイプのなかでも重く、持ち手もやや太いものの、表面にはマット加工が施されており手にフィットしました。よほど手の小さい人でなければ、問題なく持てるでしょう。
比較した人気のティファール「JB7000J0」は、本体と持ち手のスペースが狭く、持ちづらさを感じるのが難点です。持ちやすい商品を探しているなら、本商品のように持ち手が丸みを帯びており握りやすいものがおすすめですよ。
操作ボタンは、親指でスムーズに操作できる位置にあります。ボタンが出っ張っていないので、使用中に誤って押す心配も少ないでしょう。
ゴミの処理は簡単です。ゴミポケットのフタが磁石なので、爪を引っかけるだけで簡単に取り外せます。閉じるのもスムーズでした。
ただし、ゴミポケットは勢いよく開くので注意が必要です。ゴミがフタにたまるつくりなので、不意に開くと毛玉が散らばる可能性があります。ゴミを捨てるときは、ゴミ箱の中で行うとよいでしょう。
なお、比較したテスコム「KD901-W」はゴミポケットがスライドタイプで、より簡単にゴミ捨てができました。
フタの網目にゴミが引っ掛かりやすいのも惜しいポイントです。ゴミ箱にトントンするだけでは落ちないので、口コミどおり掃除しにくいと感じる可能性もあるでしょう。付属のお掃除ブラシで処理するのがおすすめです。
次に、機能性の検証です。搭載されている機能をチェックしたところ、便利な機能を搭載しており使い勝手は良好です。電動の毛玉取りを使うのがはじめての人も使いやすいでしょう。
ケアする衣類に応じて、刃の回転速度を変えられる「風合いガード機能」を搭載しています。比較した商品の約4割にしか見られなかった機能です。薄手のニットには低速・布団カバーには中速・ジャケット・コートには高速と、回転スピードは3段階で調整可能。ライトの点灯で段階が表示されるので、ひと目で把握できますよ。
加えて、掃除ブラシが付属しており、細かい部分まで手入れしやすいのも利点です。本体に収納できるので紛失する心配も少ないでしょう。
なお、比較したなかで約1割の商品だけが搭載していた、デリケートガードには対応していませんでした。タイツを着たまま毛玉を取り除ける機能なので、タイツを長く履きたいという人はチェックしてみてくださいね。
<検証結果>
最後に、静音性の検証です。作業中に発生する音を騒音計で測定したところ、92.4dBを記録しました。音の大きさはパチンコ店内と同程度です(参照:環境省)。
比較した電動タイプの動作音の平均が81.28dB(※執筆時点)だったことをふまえると、口コミで指摘があったように動作音は大きいといえます。かなり大きな音が出るため、夜間の使用は避けたほうがよいでしょう。
比較したなかで動作音が静かだったのは、テスコム「KD601-W」です。騒音値は59.5dBと、普通の会話と同程度の静かさでした。早朝や夜でも使いやすいでしょう。
タイプ | 電動 |
---|---|
電源タイプ | 充電式 |
アタッチメント付き | |
高さ調節段階数 | 1段階 |
良い
気になる
幅 | 6.5cm |
---|---|
奥行 | 7.3cm |
高さ | 17.8cm |
刃の直径 | 50mm |
本体素材 | ステンレス鋼 |
消費電力 | 5.0W |
掃除用ブラシあり | |
海外使用可能 | 不明 |
フローティングブレード |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
7,898円
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販売価格:7,978円
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(192件)
値段は執筆時点で9,000円台でした。サイトによって価格が異なるので、購入の際は比較してみてくださいね!
毛玉取りは、毛玉を大量に取れる便利なアイテムです。しかし、誤った使い方をすると、毛玉が取り切れなかったり、生地を傷めたりすることも。電動タイプの毛玉取りの正しい使い方を紹介するので、参考にしてみてくださいね!
まず、衣服をアイロン台などの平らな面に置いてしっかりと伸ばします。凹凸のある場所でかけたり、シワがある状態でかけたりすると、生地を巻き込んでしまう危険性があるため注意しましょう。また、高さ調節機能がある場合は、毛足の長さに合わせて調整してください。
電源を入れてからは、強く押しつけないことが重要です。生地に軽く当てながら、小さな円を描くようにクルクルと回しながら毛玉を取ってください。使い終わった後は内部につまった毛玉を取り除いておくと、次回使用するときに楽になりますよ。
服にとって最もやさしいのは、毛玉を発生させないことです。毛玉は服の繊維が絡まってできたものなので、毛玉取りを使用すると服の一部を切り取ることになります。
ウールなど毛玉ができやすい衣服は、普段からブラッシングをして毛玉を予防しましょう。
最後に、もう少し手頃な価格帯の商品で、細かな毛玉まで取り除けたものをご紹介します。
動作音をできるだけ抑えたいなら、カシムラのリントクリーナー 毛玉取り器がおすすめ。騒音の実測値は74.8dBと、電動タイプのなかでは小さめです。仕上がりのよさも申し分なく、細かな毛玉まで取れ、生地全体がなめらかになりました。大型刃を採用しており、スピーディにケアできますよ。
MIITOの毛玉取りは、低価格ながら回転速度を調整できる風合いガードを搭載。小さな毛玉が少し残ったものの、全体的にきれいに取り除けました。電源残量を表示する大きなディスプレイが特徴で、電源の切り替えなど操作性も良好。スライドタイプのゴミポケットも、スムーズに開閉できました。
タイプ | 電動 |
---|---|
電源タイプ | 充電式 |
アタッチメント付き | |
高さ調節段階数 |
幅 | 8cm |
---|---|
奥行 | 8cm |
高さ | 13cm |
刃の直径 | 不明 |
本体素材 | ABS樹脂 |
消費電力 | 不明 |
掃除用ブラシあり | |
海外使用可能 | |
フローティングブレード |
カシムラ リントクリーナー 毛玉取り器をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
タイプ | 電動 |
---|---|
幅 | 7.4cm |
奥行 | 11.3cm |
高さ | 18.2cm |
重量 | 282g |
刃の直径 | 不明 |
本体素材 | 不明 |
毛の素材 | 不明 |
電源タイプ | 交流式、充電式 |
ブラシタイプ | 不明 |
消費電力 | 5W |
充電時間 | 3時間 |
連続使用可能時間 | 120~180分 |
掃除用ブラシあり | |
ゴミポケット | 不明 |
海外使用可能 | 不明 |
アタッチメント使い分け可能 | |
風合いガードあり | |
アタッチメント付き | |
騒音値(実測値) | 76.6dB |
騒音値(公称値) | 不明 |
保証期間 | 不明 |
水洗い可能 | 不明 |
MIITO 毛玉取りをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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