スリムな形状にこだわって作られたフィッシュグリップ、大阪漁具(OGK) フィッシュクリッパースリム OG645COG。インターネット上では「サイズが丁度よい」と評判です。しかし、「キャッチするのが難しい」との気になる口コミも存在し、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のフィッシュグリップとも比較。比較検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、フィッシュグリップ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
釣り歴は15年以上。投げ釣りやフカセなどの堤防からできる釣りをはじめ、ルアーフィッシングや船でのエサ釣りなどの幅広い釣りを経験してきた。釣りジャンルのYouTube出演や雑誌取材を多数経験後、自身も釣りに関するコンテンツのライターとして活動中。メインのカワハギ釣りでは、トーナメント大会に出場し決勝ステージ進出の経験もある。現在はmybestにて釣りジャンルのコンテンツ制作に注力し、ユーザーファーストを重視して正確で分かりやすい企画制作に日々努めている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
OGK フィッシュクリッパースリム OG645COGは、持ち運びやすい手頃な商品をお探しの人におすすめです。本体は全長21.5cm・重さ132gとコンパクト。比較した商品内には全長35cm以上・重さ400g以上ある大型のものもありましたが、こちらは腰にぶら下げても負担になりにくいでしょう。「サイズが丁度よい」という口コミにも頷けます。
グリップ力も高く、200gのおもりをつけた木の板を挟んでもしっかり保持できました。高評価基準の250gには届かなかったものの、比較した商品の1/3以上が100g以下だったことを考慮すると、ある程度大きな魚でもキャッチしやすいといえます。アームの先端には丸みがあるため、魚の口を傷つけにくいのも利点です。
形状は、指1本でトリガーを引くストレートグリップ。比較した商品内では銃形のガングリップのものが扱いやすい傾向がありましたが、本品も軽い力でアームを開閉できました。グリップ部はやさしい質感のコルクで、心地よく握れる点も魅力。ただアームの開口幅は最大2.3cmと狭く「キャッチするのが難しい」との口コミは否定できず。魚の下あごに引っ掛けるには慣れが必要です。
執筆時の値段はECサイトで1,000前後。比較した商品には5,000円を超える価格帯のものが多かったなか、リーズナブルで初心者でも手に取りやすいでしょう。スリムな形状にこだわっているだけあって携帯性も優秀。とはいえ大物狙いの人は、グリップ力や操作性により優れた上位商品も検討してみてください。
そもそもフィッシュグリップとは、魚を安全に掴むための道具です。鋭いトゲや歯を触れずに魚の口からフックを外せる点が便利。魚に触れずに作業できるため、魚が弱りにくいのもメリットです。
今回ご紹介するOGK フィッシュクリッパースリム OG645COGは、握りやすいスリムな形状にこだわって作られたアイテム。素材にはステンレス304を使用し、後部には落下防止を防ぐロープがついています。
販売元の大阪漁具は、1955年に設立した日本の釣具メーカーです。「OGK」の略称でも知られており、ロッドやロッドケースなどを国内外から仕入れて販売しています。
サイズは全長21.5cmです。このほか、17.5cmのミニサイズもラインナップしています。
持ち手部は検証で使用したコルクのほかに迷彩を展開し、好みに合わせて選べますよ。
最初は、魚の掴みやすさの検証です。
商品のトリガー・アーム・グリップの操作性や性能をチェックし、魚を問わずスムーズに下あごを掴めるかを調査しました。
魚はおおむね掴みやすく、評価は悪くありません。なかでも好評だったのはコルクのグリップ。ラバー加工などの目立った工夫は見られませんでしたが、やさしい質感で心地よく握れました。
形状は、指1本でトリガーを引くストレートグリップです。トリガーは軽い力でなめらかに開閉が可能。アームの厚みは3mmと比較したなかでトップクラスに薄い点も好評でした(※執筆時点)。比較した商品内では、銃のような形のガングリップが使いやすさへの支持が厚かったものの、本品も操作しやすいといえます。
一方アームの先端からグリップまでの長さは13.2cmと短く、開口幅が最大2.3cmと狭い点は気がかり。比較した商品内ではアームの先端からグリップまでが17.1cm以上、開口幅が4cm以上のものが高評価を獲得しています。本品は大きな魚やシーバスなど下あごが厚い魚の場合、口コミ同様下あごに引っ掛ける際にややコツが必要でしょう。
<チェックポイント>
次に、グリップ力の検証です。おもりをつけた厚さ3mmの木の板をフィッシュグリップで掴み、おもりを重くしても木の板を掴み続けられるかチェックしました。
すると、200gのおもりをつけても木の板を保持でき、グリップ力は高めです。高評価基準の250gや、比較した全商品の平均約214g(※執筆時点)には届かなかったものの、1/3以上の商品が100g以下だったことを考慮すると、ある程度大きさがある魚もキャッチしやすいといえます。
最後に、持ち運びやすさの検証です。商品の全長・重量を測定し、フローティングやバッグにぶら下げても邪魔になりにくいかを確認しました。
調べたところ、全長21.5cm・重さ132gと小さめで、持ち運びやすさは高評価を獲得。高評価基準の全長23cm・重さ170gを下回っており、コンパクトな商品といえます。スリムな形状にこだわっているだけあって、携帯しやすいでしょう。「サイズが丁度よい」という口コミにも頷けます。
比較した商品内には、全長35cm以上・重さ400g以上ある大型のものもありました。対してこちらは小型なため、腰から下げても負担になりにくいのが利点。アームの先端には丸みがあり、魚の口を傷つけにくいのはもちろん、腰から下げた際に服へのダメージも防げますよ。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
2,303円
(最安)
販売価格:2,303円
ポイント:0円相当
送料別
(148件)
OGK フィッシュクリッパースリム OG645COGの取扱店舗は、全国の釣具店です。お近くの店舗で販売を確認できない場合は、Yahoo!ショッピング・Amazon・楽天市場といった大手ECサイトをチェックしましょう。サイトによって送料や値段が異なるので、よく確認してお得に手に入れてくださいね。
最後に、より魚を掴みやすい商品をご紹介します。
グラスパー グラディウス 2.0は、グリップを開いた状態・折りたたんだ状態の2wayで使えるアイテム。本体の長さを魚に合わせて気軽に変えられます。口を閉じている魚をキャッチしやすい平たいアームの先端も特徴。グリップ力の検証でも高評価を獲得し、大物を狙う人にもぴったりです。
ジョーグリップMCは、カラビナつきなうえ軽量コンパクトで、持ち運びやすいのが魅力。グリップ部には指の形に沿ったなめらかな凹凸をデザインを採用し、手へのフィット感も良好です。アームは親指をつまむだけで簡単に開閉可能。価格もECサイトで1,000円台(※執筆時点)と手頃ですよ。
グリップタイプ | ガングリップ |
---|---|
奥行(全長) | 21.5cm |
重量 | 155g |
アームの最大開口幅 | 2.6cm |
良い
気になる
アーム素材 | アルミ |
---|---|
グリップ素材 | ポリカーボネート樹脂 |
ロープ付き | |
ケース付き | |
耐荷重 | 不明 |
DRESS グラスパー グラディウス 2.0 フィッシュグリップをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
グリップタイプ | バス持ちグリップ |
---|---|
奥行(全長) | 13cm |
重量 | 74g |
アームの最大開口幅 | 2.5cm |
アーム素材 | 不明 |
---|---|
グリップ素材 | ガラス繊維強化プラスチック |
ロープ付き | |
ケース付き | |
耐荷重 | 不明 |
第一精工 ジョーグリップMCをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。