動作がなめらかでカメラもきれいに撮れると評判のゲーミングスマホ、OPPO Find X3 Pro。インターネット上には高評価の口コミが多い一方で、「バッテリー持ちがよくない」との声もあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、OPPO Find X3 Proを含むゲーミングスマホ全16商品を実際に使って、バッテリー持続時間の長さ・熱のこもりにくさ・ゲームプレイの快適さ・機能性の高さ・音質の高さ・画面のきれいさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」を心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
本コンテンツに記載の検証結果は2025年07月までの情報です
目次
OPPO Find X3 Proは、美しいディスプレイが魅力です。バッテリーの持続時間やゲームプレイの快適さの検証では低評価だったものの、最大10億色まで表現できる鮮やかな画面は、商品を試したゲーマーから好評。比較した大半の商品と同様に美しい映像を楽しめ、「きれい」「コントラストがよい」などと評されました。
しかし、「バッテリー持ちがよくない」という口コミどおり、連続で使える時間が短いのはネック。比較したなかには高評価基準の4時間を超えて使用できた商品が多かったのに対し、3時間3分しかスマホゲームを続けてプレイできませんでした。使用を続けると本体が熱くなりやすいのも気がかり。高性能な冷却システム搭載のASUS ROG Phone 6は熱くなりにくかったのに対し、熱がこもりやすいでしょう。
ゲーマーが商品でスマホゲームをしたところ、「動きが少し重い」「反応感度が悪い」といった指摘があがりました。比較した商品はなめらかに動くものが多かったなか、こちらは視点移動時のカクつきを指摘したモニターも続出。音質はざらざらとしていてクリアに聴こえづらいうえ、立体感に欠けていて迫力のある映像を楽しみたい人には不向きです。
一方、60,000円前後のリーズナブルな価格帯ながら、機能性は良好。1秒間に画面が切り替わる回数を示すリフレッシュレートは120Hzと高く、ROMは256GB、RAMは12GBと十分な容量でした。「急速充電」と謳うだけあり、30分の充電で97%まで回復した点も利点。バッテリー持ちの短さも、充電スピードでカバーできそうです。とはいえ、ゲームプレイの快適さを追求するなら、ほかの商品も検討してください。
価格は執筆時、ECサイト参照
OPPO Find X3 Proは、10億色という豊かな色彩表現で未体験の美しさを体験できると謳うスマホ。ここからは改めて、詳しい情報や特徴などを解説していきます。
高性能カメラやスマホを多く手がける、中国電子機器メーカーのOPPO。2004年の設立以来、50を超える国と地域に進出しているグローバル企業です。スマホは、ハイエンドモデルの「Find X」、ミドルレンジで普段使いしやすい「Reno」、低価格が魅力の「A」の3シリーズを展開しています。
今回ご紹介するFind X3 Proは、2021年7月発売のハイエンドモデルです。10億色の色彩表現が可能な「デュアルフラッグシップカメラ」を搭載し、10bitフルパスカラーシステムにより人の肌から空・夕日までありのままの色を記憶して再現。最大60倍の顕微鏡モードも導入されていますよ。
さらに、広角・超広角カメラにはOPPOとソニーが共同開発したIMX766 50MPセンサーを採用しています。写真も動画もハイクオリティな色彩美を楽しめるでしょう。
カメラを見せるためにデザインされた特徴ある外観で、裏面はカメラ部分までガラスパネルで覆われています。宇宙船をイメージしたなめらかな曲線が美しく、近未来を彷彿とさせる個性的な雰囲気を味わえますよ。
カメラ部分には、超広角カメラ・広角カメラ・顕微鏡カメラ・望遠カメラを搭載。画素数は、超広角と広角が5000万、顕微鏡は300万、望遠は1300万と高画質です。インカメラも3200万画素あるうえ、ナイトモードにも対応しています。あらゆる思い出をきれいに残しておけるでしょう。
ディスプレイのサイズは約6.7インチと比較的大きめで、画面占有率は92.7%。サイズは約縦163.6×横74×厚さ8.26mmあり、重量は約193gです。画面のなめらかさを左右するリフレッシュレートは120Hzと高く、スクロールしながらでも文字を快適に読み進められますよ。
容量は256GBの1種類、カラーはグロスブラック・ホワイトの2色から選択可能。キャリアはauに対応しており、SIMフリーモデルも販売されています。
また、急速充電・ワイヤレス充電に対応しているのもメリット。安全性に優れた「65W SuperVOOCフラッシュチャージ」が導入され、10分で約40%の充電を行えると謳われています。
今回は、OPPO Find X3 Proを含むゲーミングスマホ全16商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、バッテリー持続時間の長さ・熱のこもりにくさの検証です。
スマホの輝度と「原神」のゲーム内設定で画質を「最高」に設定し、画面をつけたままで何時間使用できるか確認。その際のスマホの表面温度を30分おきにチェックし、使用中の平気温度も調べました。
バッテリーの持続時間は短めです。連続で3時間3分しか使用できなかったことに加え、検証中にアプリが二度落ちてしまったことで評価が伸び悩みました。
比較した商品には高評価基準の4時間を超えて使用できたものが過半数を占めたのに対し、こちらは物足りない結果です。「バッテリー持ちがよくない」という口コミどおりなので、外出先で使用する際は予備バッテリーを持ち歩いたほうがよいでしょう。
高負荷なゲームを長時間プレイした際、全体的にスマホの温度が高くなることを確認。とくに裏面は熱くなりやすく、持っていている際に熱がしっかりと手に伝わりました。持てなくなるほど熱くはならなかったものの、その前にアプリが落ちたり、スマホが起動しなくなる、といった不具合が生じます。
高性能な冷却システムを搭載したASUS ROG Phone 6は熱が気になりにくかったのに対し、こちらは熱がこもりやすいといえるでしょう。充電しながらの使用だとよりアプリが落ちやすくなるため、適度に休憩を挟みながら使用するのが無難です。
次に、ゲームプレイの快適さ・機能性の高さの検証です。
20代のスマホゲーマーが商品を使って「原神」と「PUBG Mobile」をプレイし、タッチ感度や画面のなめらかさといった使い心地を確認。さらに、モニターが、充電スピード・搭載CPUといった機能面をチェックしました。
ゲームプレイをしてみたところ、タッチ感度はいまひとつ。モニターから、「少し重い」「素早い指への追従は苦手」との指摘が多く寄せられました。
比較した商品には画面がなめらかに動き快適に操作できたものがほとんどだったのに対し、こちらは視点の移動時のカクつきを指摘したモニターが多数。反応速度はもう一歩といったところで、プレイ中にわずらわしさを感じることがあるでしょう。
<ゲームプレイの快適さについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
一方、機能性は高評価に。1秒間に画面が切り替わる回数を示すリフレッシュレートも120Hzと高く、RAMが12GB、ROMは256GBと容量も大きめです。比較したなかでRAMが8GB、ROMが128GBだった商品に比べ、優れた処理速度に期待できます。
「急速充電」を謳うだけあって、充電スピードも十分。比較した大半の商品が30分で60%以上充電できましたが、こちらは97%まで回復できました。
続いて、音質の高さの検証です。
普段からスマホでよくゲームをするゲーマー5人が「原神」と「PUBG Mobile」をスピーカーの最大音量でプレイ。音割れ・ザラつき・響きの悪さはないかや、音で方向・距離を判断できたかをチェックしました。
音質は低評価に。あまりクリアには聴こえず、モニターから「ざらざらして聞こえる」「カシャカシャざらざらするような印象」と指摘が寄せられました。高性能なスピーカーを搭載したGalaxy S23 Ultraは音で方向が聞きわけられたのに対し、こちらは定位性もいまひとつです。
音は立体感・奥行きにも欠けていて、迫力のある映像を楽しみたい人にもやや不向き。一般的なスマホと大差ない音質でした。
<音質についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
最後に、画面のきれいさの検証です。
スマホゲームをよくする5人のゲーマーが「原神」と「PUBG Mobile」を最高画質で使用し、解像度の高さ・色彩などを確認しました。
比較した大半の商品と同様に、画質は申し分ありません。一般的なスマホと比べても色の鮮やかさが顕著で、モニターから「発色が美しい」「きれい」と好評でした。
シチュエーションによる影響も少なく、安定した美しい画像を楽しむことができます。モニターから「赤の色も黒の色もきれいに描写されている」との声があったように、どんな色もきっちりと描写し、見る角度を問わずに美しい表現力を発揮するでしょう。
<画面のきれいさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
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最後に、よりバッテリー持続時間が長かった商品をご紹介します。
ASUS ROG Phone 6は、外出先でもゲームを楽しみたい人にぴったり。バッテリーの持続時間は驚異の7時間39分を記録し、高評価を獲得しました。長時間使用しても熱はこもりにくく、思う存分プレイに集中できますよ。リフレッシューとは165Hzと高く、残像のないなめらかな映像を楽しみたい人にも向いています。
低価格帯の商品をお探しなら、POCO F4 GTをチェックしましょう。検証ではスマホゲームを6時間9分連続でプレイでき、バッテリー持ちは良好。加えて、約21分でバッテリーは0%から100%に回復したため、充電速度も申し分ありません。美しいサウンドもモニターから好印象で、音を楽しみたい人にもぴったりです。
CPU | Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1 |
---|---|
取り扱い事業者 | SIMフリー |
OS | Android |
Dolby Atmos | 不明 |
対応バンド | 不明 |
対応OS | Android |
SoC | 不明 |
aptX | 不明 |
充電端子 | Type-C |
リフレッシュレート | 165Hz |
冷却機能 | |
メインメモリ(RAM) | 512GB |
ストレージ(ROM) | 16GB |
バッテリー容量 | 6000mAh |
画面サイズ | 6.78インチ |
画面サイズ | 6.78インチ |
RAM | 16GB |
画面解像度 | 2448×1080 |
ROM | 512GB |
最大画面リフレッシュレート | 165Hz |
バッテリー容量 | 6000mAh |
ディスプレイ種類 | 液晶 |
Bluetooth機能 | |
急速充電可能 | |
5G対応 | |
テザリング対応 | |
NFC対応 | |
カメラ画素数 | 5000万画素 |
ハイレゾ対応 | |
メインカメラ(広角)画素数 | 5000万画素 |
超広角カメラ画素数 | 1300万画素 |
解像度 | 2448×1080(フルHD+) |
望遠カメラ画素数 | 不明 |
深度カメラ画素数 | 不明 |
インカメラ画素数 | 1200万画素 |
最大ビデオ撮影解像度 | 不明 |
複数レンズ | 3眼 |
本体サイズ | 高さ173mm×幅77mm×厚み10.4mm |
スローモーション撮影可能 | |
本体重量 | 239g |
夜景補正対応 | 不明 |
手ブレ補正対応 | 不明 |
防水機能 | |
防水等級 | IPX4 |
防塵機能 | 不明 |
セキュリティ認証 | 指紋認証 |
おサイフケータイ対応 | 不明 |
ワイヤレス充電対応 | 不明 |
急速充電対応 | |
MHL対応 | 不明 |
ワンセグ・フルセグ対応 | 不明 |
ハイレゾ対応 | |
イヤホンジャック対応 | |
スピーカー | 不明 |
SDカード対応 | 不明 |
eSIM対応 | |
デュアルSIM対応 | |
SIMフリー対応 | |
SIMサイズ | nanoSIM |
GPS機能 | 不明 |
折りたたみ可能 | 不明 |
専用スタイラスペン対応 | 不明 |
複数アプリ同時表示数 | 不明 |
サブディスプレイサイズ | 不明 |
スマイルシャッター対応 | 不明 |
手のひらシャッター対応 | 不明 |
折りたたみスタイル | 不明 |
ディスプレイ比率 | 不明 |
幅 | 7.7cm |
高さ | 17.3cm |
厚さ | 1.04cm |
本体重量 | 239g |
付属品 | ユーザーマニュアル、製品保証書、USB ACアダプターセッ、ROG ARカード |
製造国 | 不明 |
対象 | 不明 |
特徴 | 処理性能が高い |
ASUS ROG Phone 6をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
CPU | オクタコア Qualcomm® Kryo™ CPU |
---|---|
取り扱い事業者 | 不明 |
OS | Android |
Dolby Atmos | |
対応バンド | 不明 |
対応OS | Android |
SoC | 不明 |
aptX | 不明 |
充電端子 | Type-C |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
冷却機能 | |
メインメモリ(RAM) | 8GB |
ストレージ(ROM) | 128GB |
バッテリー容量 | 4,700mAh |
画面サイズ | 6.67インチ |
画面サイズ | 6.67インチ |
RAM | 8GB |
画面解像度 | FHD+(2,448×1,080) |
ROM | 128GB |
最大画面リフレッシュレート | 最大120Hz |
バッテリー容量 | 4,700mAh |
ディスプレイ種類 | 有機EL |
Bluetooth機能 | |
急速充電可能 | |
5G対応 | |
テザリング対応 | 不明 |
NFC対応 | 不明 |
カメラ画素数 | 約6,400万画素 |
ハイレゾ対応 | 不明 |
メインカメラ(広角)画素数 | 約6,400万画素 |
超広角カメラ画素数 | 約800万画素 |
解像度 | FHD+(2,448×1,080) |
望遠カメラ画素数 | 不明 |
深度カメラ画素数 | 不明 |
インカメラ画素数 | 2,000万画素 |
最大ビデオ撮影解像度 | 不明 |
複数レンズ | 3眼 |
本体サイズ | 高さ162.5×幅76.7×厚み8.5mm |
スローモーション撮影可能 | |
本体重量 | 210g |
夜景補正対応 | 不明 |
手ブレ補正対応 | 不明 |
防水機能 | |
防水等級 | 不明 |
防塵機能 | |
セキュリティ認証 | 指紋認証、顔認証 |
おサイフケータイ対応 | 不明 |
ワイヤレス充電対応 | 不明 |
急速充電対応 | |
MHL対応 | 不明 |
ワンセグ・フルセグ対応 | 不明 |
ハイレゾ対応 | 不明 |
イヤホンジャック対応 | 不明 |
スピーカー | 不明 |
SDカード対応 | 不明 |
eSIM対応 | 不明 |
デュアルSIM対応 | |
SIMフリー対応 | |
SIMサイズ | nanoSIM |
GPS機能 | 不明 |
折りたたみ可能 | 不明 |
専用スタイラスペン対応 | 不明 |
複数アプリ同時表示数 | 不明 |
サブディスプレイサイズ | 不明 |
スマイルシャッター対応 | 不明 |
手のひらシャッター対応 | 不明 |
折りたたみスタイル | 不明 |
ディスプレイ比率 | 不明 |
幅 | 7.67cm |
高さ | 16.25cm |
厚さ | 0.85cm |
本体重量 | 210g |
付属品 | ACアダプタ、USB Type-C ケーブル、SIM取り出しツール、保護ケースなど |
製造国 | 不明 |
対象 | 不明 |
特徴 | 不明 |
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