マキテック シルバーカー オアシス HM-355KCを検証レビュー！シルバーカーの選び方も紹介

マキテックの「シルバーカー オアシス HM-355KC」は、主に平地を移動する人で、U字型ハンドルによるスムーズな走行を求める人向き。自然な姿勢で押せるうえ、前輪と後輪の距離も52cmであるため、モニターから「平地はもちろんUターンもスムーズ」という声が挙がりました。

しかし前輪の直径が14.2cmと小さく、溝や凸凹道を頻繁に走行する人には不向きです。摩耗が早いプラスチック製タイヤでブレーキ調整機能もないので、長く利用するとタイヤがすり減ってブレーキの利きが悪くなる可能性が。重量は5kg以上と重く、膝下サイズまで折りたためないため、持ち運びもしづらいでしょう。

正面に回らなくても腰かけられるため、座面を利用しやすいのはメリット。駐車用ブレーキは直接タイヤに作用するため、座る際のぐらつきも少ないといえます。しかし設計上、体格が大きい人は窮屈に感じる可能性も。

凸凹道には不向きですが、男性も女性も選びやすいデザインなので、平地移動がメインなら検討してもよいでしょう。