車椅子クッションのおすすめ人気ランキング【2025年】

ウレタンフォームやラテックス素材のクッションは、低反発から高反発なものまで種類が豊富なので、さまざまな商品を比較して選びたい人におすすめ。加工がしやすい素材なので、形状の種類も多いうえに、安価なものが多い点も魅力です。

体圧分散性はジェルやエアーより劣るため、お尻の感覚があり座り直しが可能な人におすすめです。また、ラテックスは天然ゴム由来のものを使用していることがあります。購入前に商品情報を確認し、アレルギー反応が気になる人はウレタンフォームを選んでくださいね。

ジェルクッションは体圧分散性がよいので、自分で座り直しが困難な人におすすめです。薄い形状ですが、底付きしにくいため長期間の使用に向いているといえます。ウレタンに比べてへたりが少なく、耐久性が高いのが特徴です。

しかし、ジェルは重いという傾向も。軽さにこだわるのであればジェルとウレタンフォームの両方が使われているタイプを選びましょう。

また、ジェルクッションに座ると、夏は熱く冬は冷たく感じやすい傾向にあります。温度が気になる場合はカバーを使うことで、和らげることができますよ。

エアークッションは空気圧構造によって軽くなっているうえに、ジェルタイプのものより体圧分散性がよいので、褥瘡対策を重視している人におすすめです。

しかし、傷がついてしまうと空気漏れのリスクがあるという点も。空気圧が下がってしまうと底づきの可能性が高まります。自動で空気圧を調整するタイプもありますが、定期的に空気圧と傷のチェックが必要です。

また、空気圧がクッション内で変化しやすいため、ウレタンやジェルに比べて姿勢が不安定になりやすい傾向があります。自分で動いて座り直すことができる人は、空気の移動による違和感を覚えることがあるので、ウレタンやラテックスなどの素材を選ぶのがベターです。

背もたれがついている座位保持型のクッションは、お尻が前にずれたり体が傾いたりするリスクを減らせるでしょう。背もたれが背中や腰を固定したり、角度がついた座面がずれ落ち対策になったりするのが特徴です。

また、車椅子に座っているときの前のめりな姿勢に対応した、U字のクッションを抱えるタイプもあります。座り直しが困難な人でも、前のめりになって倒れてしまうのを防げるのでおすすめです。

背もたれの部分が取り外し可能なものや、クッションのサイズ展開が多いものも販売されています。座る人の体型によって背中まわりに隙間が空きすぎてしまったり窮屈になったりしないように、複数の選択肢から選ぶことができますね。

すでに車椅子クッションを持っている人は、背中や腰などの隙間に使うクッションを検討するのもおすすめです。座面のクッションだけだと背中部分の隙間が大きく開いてしまうこともありますよね。隙間にクッションを入れればより座位を安定させることができ、座り心地もよくなるでしょう。

また、綿やビーズのクッションであれば軽量なので、すでに使用しているものとあわせて使っても、重さの面で負担になりにくいのがうれしいポイントですね。

毎日使用していれば汚れるリスクもありますが、汚れたときに洗えるものや防水機能がついているものなら、手入れが楽なのでおすすめです。クッションのカバーだけでなく、中の素材も洗濯機で丸洗いできるタイプがあるので、チェックしてみてください。

また、すでに使用しているクッションがある場合は、防水カバーも販売されていますので、あわせて確認してみてくださいね。

座り直しができる人には、ずれるリスクを軽減できる滑り止めや面ファスナーがついているクッションがおすすめです。車椅子の座面はナイロン製が多いですが、ナイロンは表面が滑らかなので滑りやすいという面も。

クッションがずれてしまうと、座り心地が悪く感じるだけでなく、姿勢が不安定になりやすいです。さらに座り直しが困難な人なら、車椅子から落ちてしまう危険性があります。

クッションとは別に、滑り止めシートや滑り止めカバーなども販売されています。使っているクッションに滑り止め機能をつけたい人はチェックしてみてください。

素材に通気性がよくなる加工がされているものや、座面がメッシュになっているものなら、長時間座っていても蒸れにくいのでおすすめです。また、数種類のウレタン素材を重ね、多層の構造にすることにより通気性をアップさせているものもあるので、チェックしてみましょう。

蒸れてクッションが高湿度のままだと、皮膚トラブルのリスクが高まります。できるだけ通気性がよいものを選び、蒸れを抑え快適に過ごせるクッションを選びましょう。