【徹底比較】シルバーカーのおすすめ人気ランキング【シルバーカーに見えないのはある？2025年5月】

海東は、福祉用具専門のメーカーではありませんが、比較的手に取りやすい価格帯の商品を展開。「Kaitou シルバーカー」は、花柄とチェック柄の2種類のデザインから選べるボックスタイプで、スムーズな走行で外出を促したい人におすすめです。

タイヤの直径が16cmと大きいため段差を越えやすく、実際に使用したモニターから「スムーズに段差を越えられた」とプラスの声が多数挙がりました。また、スポンジ素材のハンドルで、乾燥した手でも手に馴染みやすいでしょう。ブレーキ調整機能は非搭載で、ハンドルの高さ調整も3段階のみですが、横幅が52cmで凸凹道でもぐらつきにくく安定性は十分といえます。

バッグが正面とハンドル下の2箇所設置されており、スーパーの買い物にぴったりの収納量です。買い物カゴ置きはありませんが、座面に対して縦向きに設置可能。また、肘置きと広い座面で楽に腰掛けられるうえ、駐車用ブレーキがタイヤに直に作用してしっかり固定されるので、座る際もぐらつきにくく、安心して座れますよ。

重量が5.5kgと重いため、携帯性を重視する人には不向きですが、周りに段差や凸凹道が多い人や1度の買い物量が多い人にぴったりのシルバーカーです。

幸和製作所の「テイコブ シルバーカー ST07」は、スムーズに買い物を楽しみたい人におすすめ。高齢者疑似体験キットを着用して使用したモニターからは「平地の走行がスムーズで、押したほうが楽に歩ける印象だった」という声が挙がったため、膝の痛みなどで足を前に出しづらい人に向いています。

また走行中の安定性が高いこともメリット。前輪が16cmと大きいため、凸凹道や段差でバランスを崩すリスクが低いうえ、溝にタイヤがはまることも少ないでしょう。ハンドルは滑りやすいプラスチック素材ですが、ブレーキ調節機能でブレーキがかかりやすいようにしておけば、スロープで車体が勝手に進むリスクを軽減できますよ。

座る際は、駐車用ブレーキがタイヤに棒が引っかかるタイプなのでぐらつきに注意。しかし、手すりのつくりが頑丈なので、左右に落ちる可能性は低いでしょう。座面は狭くなく、厚みもあるため長時間座ってもお尻が痛くなりにくいことは魅力です。

ユーバ産業の「スワレル」は、快適に買い物したい人にぴったり。20kgの収納が可能で、小物入れ用のバッグもついているため、買い物に特化した商品です。ハンドルの高さを最大96.5cmまで調整できるため、背が高い人にも向いています。

特筆すべきは、走行性のよさと荷物の収納のしやすさ。前輪と後輪の距離が48cmと短く、モニターから「タイヤが思うように動き、Uターンも直角も曲がりやすかった」と小回りの利きやすさについてプラスの声が多数挙がりました。座面の上に買い物カゴをおけるうえ、フタを開けるだけで購入したものを収納できることもメリット。

加えて、前輪の直径は15cmと段差や溝に引っかかりにくいサイズなので、走行中の安定性も十分といえます。また、ラバー素材のハンドルでグリップ力が高いため、乾燥した手でもスーパーの入り口の段差・溝・狭い通路とあらゆる路面を走行しやすいでしょう。

一方で、駐車用ブレーキがタイヤに棒がひっかかるタイプなので、座る際のぐらつきには注意が必要。また、折りたたんでも膝下サイズ以上でかさばるので、使用者を車で送り迎えする場合はトランクのスペースを空けておくようにしてください。

スーパーまで車の送り迎えが必要な人よりも、段差が意外と多い商店街や狭い通路のスーパーでたくさん買い物がしたい人にぴったりの商品です。

島製作所の「ハーモニーAl2」は、スムーズに買い物しつつ、こまめに休憩をとりたい人におすすめ。スライド式のレバーで買い物カゴを座面に固定できるうえ、座る際に車体がぐらつきにくい商品。シンプルな黒のデザインで男性も使用しやすいでしょう。

荷物の収納のしやすさの検証では、トップクラスの評価を獲得。フタを開けるだけでハンドル下および正面のバッグに収納できるため、すみやかに買い物ができます。また、駐車用ブレーキがタイヤを直に押さえるため、買い物で疲れて腰を掛ける際にぐらつきにくいでしょう。

さらに、前輪と後輪の距離が53cm未満で小回りが利きやすいことも魅力。実際に使用したモニターからは「軽い力でUターンができた」とプラスの声が多数挙がり、店内の通路も走行しやすいことがわかりました。またスポンジ素材のハンドルで、ブレーキ調整機能があるためお店やクリニック前のスロープでも車体が先に進んでしまう心配が少ないでしょう。

しかし、膝下サイズ以下に折りたためないうえ、重量が約5kgあるため持ち運びにくいことはネック。トランクの高さに持ち上げるには労力を要するため、外出先まで車で移動しなければならない人よりも、自宅近くのスーパーまで歩いていける人におすすめです。

島製作所の「カゴマート」は、近所を外出して疲れた際に、安心して腰を預けたい人におすすめです。座るときの安定性は、検証したなかでもトップクラス。駐車用ブレーキをかけるとタイヤに直接ストッパーがかかるため、腰をかけてもぐらつきにくいことが特徴です。座面に厚みもあるので痩せ型の人でも座りやすいでしょう。

走行中の安定性も高いことが魅力。ブレーキ調整機能があるうえ、軽い力でブレーキが利きやすいので、坂道を下る際も安定感を得られるといえます。前輪は15cmあるため、溝にタイヤがはまりにくいでしょう。ハンドルの材質はスポンジですが、両端はプラスチックが出ているため、端に手を置くと滑る可能性がある点には注意が必要です。

座面を手前に引きだすと、買い物カゴを置けました。バッグにはしっかりとした型があり、収納スペースがくずれにくいため、バッグ内で食材が傷む可能性が低いといえます。

しかし、前輪と後輪の距離が57cmあるため、Uターンしづらいことは難点。実際に使用したモニターからは「直線はスムーズに進めたが、曲がる際に力を要した」という意見が多数挙がりました。近所の歩道やスーパーの通路が狭い人は注意してください。

また、収納しても膝下サイズ以下にはならず重さもあるため、トランクや玄関まで持ち運ぶのには不便。車載時はトランクなどに十分なスペースを空けておきましょう。とはいえ、散歩中ひと休みしたいときには、しっかりと活躍するシルバーカー。花柄のデザインもかわいらしい点も魅力です。

リッチェルの「アルキュート」は、直行直帰の外出が多い人へおすすめです。段差や溝に引っかかりにくいうえ、小回りが利きやすい商品。小型ですが、傘立てもあります。

走行中の安定性と走行性のよさをバランスよく兼ね備えていることが大きな魅力。前輪と後輪の距離が52cmと小回りが利きやすいサイズで、多くのモニターから「狭い道でのターンがスムーズだった」という声が挙がりました。ブレーキ調整機能がないため坂道では注意が必要なものの、前輪が15cmと溝や段差にひっかかりにくいサイズなので、勢いをかけずに段差を乗り越えられるでしょう。一駅先のクリニックまで電車を利用する際も、車内で細やかに動けます。

加えて、スポンジ素材のハンドルで手にフィットするので、凸凹道で長時間走行しても手が疲れにくいこともメリット。手の関節痛がある人はとくに重宝するポイントといえます。

一方、座る際の安定性が低いことはデメリット。座面にクッション性はあって座り心地はよいものの、座る際に車体がぐらつくので、一休みする際は壁などに掴まりながら腰をかけてください。交通機関を利用した外出でも、とくにシルバーカーの椅子で休憩する回数が少ない人に向いているでしょう。

楽々健の「ラクーノ ワゴン」は、ボックスタイプ。大容量のカゴで収納しやすいうえ、歩いて疲れたら、座り心地のよい座面でひと休みできます。

駐車用ブレーキがタイヤに直接かかるタイプなので、座る際に車体がぐらつかないことが大きな魅力。座面が広く座る位置を間違えるリスクも少ないため、ひと休みする機会が多い人にぴったりです。また、ブレーキ調整機能があるうえ、走行性も悪くなく、モニターからは「車体が大きい割にUターンがしやすかった」と満足度の高い声が挙がりました。

また、スポンジ素材のハンドルで手にフィットして手元が安定するうえ、座面に買い物カゴを置けるため、長時間買い物しやすいことも利点。商店街で休憩を挟みながら、長時間買い物できるでしょう。

しかし、前輪が小さいため、溝や段差が多い道での使用は不向き。また、折りたたんでも膝下サイズ以上の大きさでかさばるので、使用者を車でお迎えする場合は、バッグに収納した荷物とシルバーカー本体が車に入るようスペースの確保を忘れないようにしてください。