ユーザーの声をもとにリニューアルされた、シンプルなデザインが特徴のユニクロ バックパック。インターネット上の口コミでは高評価が多い一方で、「大きすぎる」という気になる評判もあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ユニクロのバックパックを含むPCリュック全21商品を実際に使ってみて、使いやすさ・背負い心地・カバンの品質・防水性の高さ・ムレにくさ・PCポケットのクッション性・デザインのよさ・機能の充実度を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
ユニクロのバックパックは、大きくてシンプルな商品を手頃な価格で買いたい人におすすめです。検証で仕事を想定した荷物を実際に入れたところ、すべておさまり、追加する余裕もありました。パンパンになった商品もあるなか、容量は大きめです。マチも広めなので、お弁当なども入れられますよ。
デザインの検証では、シンプルな見た目が人気を集めました。ショルダーストラップ・トランクに固定する際のパススルーなどもないため、余分な装飾がないほうがよい人向きといえます。
執筆時点の価格は税込2,990円(公式サイト参照)と、比較内ではトップクラスの安さです。それでいて、使われている生地の強度は高く、専門家も「コスパがよい」とコメント。背負い心地もよく、背中にしっくりフィットしますよ。
ただ、やや熱がこもりやすいので、夏場にはあまり向かないかもしれません。また、撥水加工はされているものの、防水性はいまひとつです。PCポケットのクッション性は少し物足りないので、PCを持ち歩く場合は保護ケースを使うとよいでしょう。
素材はポリエステル100%です。従来品より柔らかくなり、撥水加工も施されています。
内側にはボトルホルダーを配置。筒状の荷物を立てたまま入れられるのは便利ですね。
外側のサイドには折りたたみ傘が入るサイズのポケットがあるほか、背中側にはファスナー付きの小物入れがついています。
肩ベルトの裏と背中にはメッシュ素材を使用。通気性も考えられています。
カラーはブラックのみで、サイズは縦45×横32×マチ15cm・容量は28Lです。肩ベルトは42~83cmの間で調整できますよ。
今回はユニクロのバックパックを含むPCリュック全21商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
検証①:使いやすさ
検証②:背負い心地
検証③:カバンの品質
検証④:防水性の高さ
検証⑤:ムレにくさ
検証⑥:PCポケットのクッション性
検証⑦:デザインのよさ
検証⑧:機能の充実度
最初は、使いやすさの検証です。
仕事で使うことを想定した荷物を収納し、出し入れのしやすさ・整理整頓のしやすさ・大きさをチェックしました。
<使用アイテム>
13インチノートPC・タブレット・スマートフォン・イヤホン・モバイルバッテリー・折りたたみ傘・弁当箱・名刺入れ・キーケース・印鑑・筆箱・クリアファイル×4・メモ帳・バインダー・雑誌×4・ポケットティッシュ×3
すべての荷物を入れてもゆとりがあるので、多少アイテムが増えた場合も対応できそうです。比較内には、パンパンになった商品もあったので、容量は大きめといえます。
ポケットの数は中に2つ外に3つと、比較したほかの商品と比べると少なめ。中はPCポケットとドリンクホルダーだけなので、小物類は外ポケットに収納する必要があります。
外ポケットには、よく使うものだけを入れたいという人は、ポーチなどを使用して整理整頓するとよいでしょう。
次は、背負い心地の検証です。
荷物を入れたリュックを背負い、肩への負担・フィット感・重さをチェックしました。なお、背中に背負ったときと、前で抱えたときの2パターンで確認しています。
比較したなかには、肩が痛くなる商品もあったので、使用感は上々といえます。しかし、前に抱えると違和感があるので、背負って使うほうがよいでしょう。
服飾雑貨の専門家・深沢光さんに、素材の強度・仕様・縫製の丁寧さをチェックしてもらい、評価しました。
また、肩ベルトの付け根の補強が甘いのと、肩ベルト間の幅が狭めな点が指摘されました。大柄な人は首筋へ負担がかかる可能性があるので、注意しましょう。
次に、防水性の高さを検証します。
半紙を入れたリュックに30秒間シャワーをかけ、中身の濡れ具合をチェックしました。
シャワーをかけたところ、中の半紙は半分以上濡れて、防水性はいまひとつです。ただ、比較したなかにはびちゃびちゃになった商品もあるので、比べると多少水をはじくといえます。
大雨の日は注意が必要ですが、小雨程度なら使えそうです。
続いては、ムレにくさの検証です。
3分間リュックを背負ってから、サーモカメラで背中を確認します。背負っていた部分の熱のこもり具合で評価しました。
サーモカメラでチェックしたところ、背中の温度はやや高めでした。
比較した商品のなかでも、熱はこもりやすくムレる可能性が。夏場の使用では暑く感じることが予想されます。冷感パッドを使うなど工夫するとよいでしょう。
次は、PCポケットのクッション性を検証します。
服飾雑貨の専門家・深沢光さんにPCポケットのクッション性をチェックしてもらい、PCをしっかり保護できるかを評価しました。
日常的に持ち歩く場合は直接PCは入れず、保護ケースを使用したほうがよいでしょう。
続いて、デザインのよさを検証します。
mybest社員6人にアンケート調査を行い、評価しました。
アンケート調査の結果、個性的すぎて使いにくいという声が多い商品もあったなか、シンプルな見た目が人気を集めました。
「ビジネスでは使えない」との意見はあったものの、「定番のデザイン」「プレーンでよい」などの声が多く出ています。
最後は、機能の充実度を検証します。
以下の機能がついているかチェックし、PCリュックとしての機能性を評価しました。
チェックしたところ、USBポート・ショルダーストラップ・自立性・パススルー・マチ幅拡張機能・防水加工のいずれもなく、評価は伸びませんでした。
比較内には、ほとんどの機能を備えたタイプもあるなか、こちらはシンプルなつくりといえます。
最後に、求めやすい価格で容量の大きめな商品をご紹介します。
PCポケットのクッション性にこだわるなら、Inateckの25L ビジネスリュックがおすすめです。底と背中に緩衝材が入っていて、PCをしっかり保護できます。ポケット数が内側6つ・外側4つと多いので、荷物の仕分けがしやすいのもメリットです。ムレにくさの評価も高く、季節を選ばず使えます。
防水性重視なら、AISFAのリュックサックを要チェックです。シャワーをかけても、底に少し水がたまった程度で、防水性の評価は高水準でした。メイン部分はファスナーがガバッと開き、マチもあるので、使いやすさは良好です。大きな荷物の出し入れも比較的スムーズにできますよ。
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