アークテリクス アロー 22 バックパックを徹底レビュー！実際に使ってわかったメリット・デメリットは？
15インチノートPCが入るビジネスリュック、アークテリクス アロー 22 バックパック。「PCの重さが気にならない」「防水性が驚くほど高い」と評判です。しかし、「思ったよりも容量が少ない」との口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか？
今回はその実力を確かめるため、以下の7つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
- 背負い心地のよさ
- 耐久性の高さ
- ムレにくさ
- 防水性の高さ
- 収納のしやすさ
- PCポケットのクッション性
- 前掛け時の使い勝手のよさ
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のビジネスリュックとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ビジネスリュック選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
- 【結論】背負い心地で選ぶならコレ！ハーネスのクッション性が高くて負担が少ないうえ、通気性もよい
- アークテリクス アロー 22 バックパックとは？
- アロー16との違いは？
- 検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説！
- アークテリクス アロー 22 バックパックのメリットは5つ！
- アークテリクス アロー 22 バックパックのデメリットは2つ！
- アークテリクス アロー 22 バックパックの詳細情報
- アークテリクス アロー 22 バックパックが向いていない人におすすめのビジネスリュックは？
- アークテリクス アロー 22 バックパックのカラー展開は？
- mybestおすすめ！ビジネスリュックの検証評価上位の商品も紹介
【結論】背負い心地で選ぶならコレ！ハーネスのクッション性が高くて負担が少ないうえ、通気性もよい
アークテリクス アロー 22 バックパックは、楽に背負えるリュックがほしいすべての人におすすめです。口コミの評判どおり、仕事用の荷物を入れて背負ったモニターからは「肩にかかる重みが少ない」「長時間背負っていられそうなくらい楽」との声が続出。ハーネスのクッション性・体へのフィット感が高く、背負い心地のよさは比較したなかでトップレベルです。
背面パネルには特殊なメッシュ加工を施しており、フィット感と通気性を両立。モニターからは「熱がこもりにくい」というコメントがほとんどでした。シャワーを30秒間当て続けてもメイン収納部・PCスリーブともに濡れておらず、「防水性が驚くほど高い」との口コミどおりといえます。
服飾・アパレルの専門家である深沢さんに生地や縫製を見てもらった結果、耐久性も期待できるとわかりました。破れにくい生地にしっかりコーティングを施しているうえ、ハーネスや裏地の末端など負荷がかかりやすい箇所もしっかり補強済み。毎日使っても壊れにくい、タフな一品といえます。
気になったのは、内側のポケットの少なさ。サイズが大きいうえに仕切りがないので、モニターから「小物がポケットのなかでゴチャつく」との声が出ました。細かく整理整頓したい人にはあまり向きません。抱えたときに厚みがあるため、満員電車では少し邪魔になりそうな点も気になりました。
とはいえ、背負い心地・通気性・防水性・耐久性はハイレベルで、アウトドアブランドらしい機能性が光るビジネスリュックといえます。通勤時の負担を減らして気持ちよく仕事をはじめたい人は、ぜひ購入を検討してみてください。
アークテリクス アロー 22 バックパックとは？
登山ウェアやグッズを展開するアークテリクスは、1989年にカナダのバンクーバーでロックソリッド社として誕生。91年に社名をアークテリクスに変更し、現在に至ります。広大な大自然を持つコースト山脈でテストを繰り返し、過酷な環境にも耐えうる製品を開発していますよ。
今回ご紹介するのは、発売から20年以上愛され続けているアロー 22 バックパック。独自のデザイン・機能性はそのままに、通勤から日帰りハイキングなどのアクティビティまで幅広く活躍するようデザインを一新しました。
旧モデルとはファスナー横のデザインで見分けが可能。旧モデルはマーク＋ロゴがついていますが、新モデルはマークのみに変更されています。
アロー16との違いは？
同シリーズのアロー 16は、アロー 22よりもコンパクト。荷物が少ない人・小柄な人はアロー 16を検討してもよいでしょう。両モデルのサイズは以下にまとめました。
＜アロー 22＞
- サイズ：幅30×奥行25×高さ55cm
- 重量：1080g
- 収納できるPCのサイズ：15インチ
＜アロー 16＞
- サイズ：幅34×奥行20×高さ48cm
- 重量：926g
- 収納できるPCのサイズ：13インチ
検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説！
検証のポイント
- 背負い心地のよさ1
背負い心地のよい商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「荷物の重みを感じづらく、体にもぴったりフィットする商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
- 耐久性の高さ2
耐久性が高い商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「つくりがよく頑丈で10年使っても壊れない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
- ムレにくさ3
ムレにくい商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「背負っていて熱がこもりにくく不快感のない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
- 防水性の高さ4
防水性が高い商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「強い雨に降られても中身がまったく濡れない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
- 収納のしやすさ5
収納しやすい商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「ものの出し入れがしやすく、小物もきれいに整理できる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
- PCポケットのクッション性6
PCポケットのクッション性が高い商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「PCに衝撃が伝わりにくく、破損の懸念が少ない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
- 前掛け時の使い勝手のよさ7
前掛け時の使い勝手がよい商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「満員電車でも周りに迷惑をかけずにものの出し入れができる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
アークテリクス アロー 22 バックパックのメリットは5つ！
アークテリクス アロー 22 バックパックを実際に試した結果、5つものメリットがあるとわかりました。購入を考えている人はぜひ最後までチェックしてくださいね！
アウトドアブランドならではの機能性。ハーネスが食い込まず疲れにくい
とくに注目を浴びたのはハーネスの設計。「ハーネスが斜めで肩になじむ」「分厚いハーネスのおかげで、肩への食い込みが少ない」など、クッション性と体へのフィット感を称賛するコメントが並んでいます。
ハーネスが薄い商品と背負い心地を比べてみると、その違いを如実に感じました。クッション性がないものは、荷物の重みが肩にズシっと来て負担感が。対して本商品はあまり重さを感じさせません。これなら、通勤時間が長い人も疲れにくそうです。
＜背負い心地のよさのモニターコメント＞
- 「体へのフィット感がよく、背負っていても重さもあまり感じない」
- 「ハーネスが分厚いのでクッション性が高く、重みが軽減されている」
- 「体へのフィット感もあり、背負い心地のよさが強みだと感じた」
- 「背面パネルの素材が背中にピタッとフィットする」
- 「バッグ自体も軽量だと感じる」
- 「ハーネスの構造が内側湾曲型で、重たさをあまり感じさせない」
- 「ハーネス・背面パネルともに、より重い物を入れても楽そうなクッション性」
コメントは一部抜粋
PCを入れて持ち運ぶと、意外と体への負担は大きくなるもの。荷物の重みをしっかり軽減してくれるこのバッグなら、通勤も快適になりますよ。
背面の特殊なメッシュが通気性を底上げ
なお、比較したなかには背面にメッシュ加工がなく、多くの人が「汗をかきやすい」と感じるものも。暑がりな人や外回りが多い人は、背面パネルの構造にも着目して選びましょう。
＜ムレにくさのモニターコメント＞
- 「通気性がとてもよく、背負っていてもムレる心配がない」
- 「特殊なメッシュ加工を施した生地が採用しているからか、ムレにくい」
- 「ひと目で普通のメッシュとは違うとわかる。クッション性と通気性を両立している」
- 「通気性を重視しているのがわかり、安心感がある」
- 「網目が見たことのない不思議な構造。どんな環境でもムレず擦れず使えそう」
コメントは一部抜粋
夏場の通勤はとくに大変。汗かきな人ならなおさらです。このリュックは通気性がよく、とにかくムレづらいので、長時間の通勤でも快適ですよ。
生地の強度・細部の補強もばっちりで壊れにくい
服飾・アパレルの専門家である深沢光さんが生地や縫製を確認したところ、「耐久性が高い」とのコメントが。生地の目が細かいうえ、PVCコーティングが施されており破れにくいとわかりました。
裏地の端やハーネスの末端なども破れにくいように補強され、縫製も丁寧。ハーネスは摩擦にやや弱い印象を受けましたが、全体的に非常に頑丈に作られています。
比較したなかにはバッグ向きではなない生地を使っているものがあったのに対し、毎日ハードに使ってもこたえない堅牢さを感じさせます。安くない買い物だからこそ、長く愛用できるものを選びたい人におすすめです。
PCスリーブのウレタンが衝撃を和らげる
深沢さんにPCスリーブの構造も見てもらうと、「ウレタンが入っているのでクッション性が高い」と高評価に。比較したなかにはPCスリーブのつくりが薄いものもありましたが、本商品なら衝撃を緩和できそうです。
PCを頻繁に持ち歩く「まだらテレワーク」の人や、自転車通勤の人も使いやすい一品といえるでしょう。
ハイレベルな防水性で雨をシャットアウト
口コミの評判どおり、防水性も高評価。30秒間シャワーをかけてもメイン収納部・PCポケット内ともに一切濡れておらず、比較したなかでトップレベルの防水性を発揮しました。
なかには浸水を許したものがあったのに対し、本商品なら突然雨に降られても中身が濡れる心配がありません。傘がなくても慌てなくて済むのはうれしいですね。
シャワーで水をかけても中身がまったく濡れなかったので、PCなどの電子機器を持ち運ぶならかなり頼れるリュックといえます。とくに自転車通勤の人なら、突然の雨でも傘差し運転をするわけにはいかないので、防水性に優れたこのリュックはおすすめです。
アークテリクス アロー 22 バックパックのデメリットは2つ！
総じて高評価といえるものの、気になるデメリットも2つありました。購入に踏み切る前に、自分に合う商品なのか確認しましょう。
ポケットが少なく荷物を整理しにくい
開口部が広いので、荷物の出し入れは容易。ただし、底に向かって幅が狭くなる形状には「使いにくい」という意見が出ています。ポケットが荷物を入れると埋もれる位置にあるため、「手を入れにくい」と感じるモニターもいました。
＜収納しやすさのモニターコメント＞
- 「ポケットに仕切りがないので整理には向かない」
- 「小物類の整理は難しくゴチャゴチャになってしまう」
- 「ポケットが極端に少ない。外ポケットの面テープも毎回開けるのが手間」
- 「ポケットはほしい位置からもう1つ奥にある感覚。他の荷物に埋もれそう」
- 「開口部が大きくアイテムが引っかからないが、下に小物がたくさんあると埋もれる」
- 「内部も真っ黒で、底のほうが見にくい」
コメントは一部抜粋
ポケットは少なく、ほとんどのアイテムをガサッとまとめて入れる必要があります。とにかく細かく仕分けしたい人には不向きなので注意してください。
外ポケットは立ったままでは開けにくい
前に抱えたときの使いにくさも難点。外側のカンガルーポケットは横に開く構造のため、立ったままでは開けにくく感じます。バッグ自体も厚く抱えるとかさばるので、満員電車では少々邪魔に感じるかもしれません。
アークテリクス アロー 22 バックパックの詳細情報
ARC’TERYXアロー 22 バックパック
| 容量 | 約22.0L |
|---|---|
| 対応PCサイズ | 15インチ |
- 重量（実測値）
- 961g
- 内部ポケットの種類
- PCポケット×1、小物ポケット×3
- 内ポケットの数（PC・タブレットポケット、ペン挿し除く）
- 3個
- 外ポケットの数
- 1個
| 幅 | 30cm |
|---|---|
| マチ | 25cm |
| 高さ | 55cm |
| 素材 | 420デニール コーデュラナイロン6.6 |
| USBポート付き | |
| パススルー付き | |
| マチ幅拡張機能 |
アークテリクス アロー 22 バックパックが向いていない人におすすめのビジネスリュックは？
収納力にこだわる人はサムソナイト エックスビーアール2.0をチェック
サムソナイト エックスビーアール2.0には、小物用のポケットが7つもついています。貴重品・仕事道具・マスクやティッシュといった衛生用品など、種類ごとに細かく整理可能。内ポケットが上のほうにあるため、奥まで手を入れなくて済むのも利点です。
耐久性の高さもポイント。全面に硬めの芯材が入っており、ソフトスーツケースのような頑丈さでした。防水性は高くありませんが、PCポケット内は浸水をガード。電子機器が濡れる可能性は低いといえます。
ハーネスのクッション性が高く、モニターからは「肩に負担を感じにくい」と好評でした。体へのフィット感もよく、「動いてもリュックがブレない」と感じる人もいたほどです。荷物が迷子になるのを防ぎたい人は、ぜひあわせて検討してみてくださいね。
アウトドアブランドで選ぶならTHE NORTH FACEのバサルトデイが優秀
THE NORTH FACEのバサルトデイは、収納しやすさに長けた一品。大小さまざまなポケットがあり、モニターから「小物を整理しやすい」と好評でした。開口部が大きく、荷物の出し入れもスムーズです。
縫製・補強といった細部のクオリティも高く、耐久性に期待が持てます。PCポケットのクッション性・防水性も申し分なし。衝撃や浸水による故障を防げるので、電子機器をよく持ち運ぶ人にとっては安心感があるでしょう。
一方、フィット感には少々懸念が。「ハーネスが体になじみにくい」という意見があり、肩に負担がかかりそうでした。分厚くて満員電車では迷惑をかけそうな点も気がかり。通勤時間の短い人や自転車・徒歩通勤の人のほうが使いやすいでしょう。
アークテリクス アロー 22 バックパックのカラー展開は？
アークテリクス アロー 22 バックパックのカラーは、lola（パープル）・Cloud（グレー）・Black 2の3種類から選べます。Black 2ならどんな職場にも合い、カジュアルOKの会社ならCloudやlolaも候補になるでしょう。
公式サイトでの販売価格は税込37,400円（執筆時点）。Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトでも購入できるので、お得に買えるところを探してみてくださいね。
レディース向けのビジネスリュックはこちらをチェック
mybestでは、女性が使いやすいデザイン・機能性のビジネスリュックを集めてご紹介しています。どんな商品があるのか気になる人は、ぜひ以下のコンテンツをチェックしてみてください。
mybestおすすめ！ビジネスリュックの検証評価上位の商品も紹介
ビジネスリュックの検証で上位を獲得した商品をご紹介します。アークテリクスのアロー 22 バックパック 以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。
Samsoniteエックスビーアール 2
| 容量 | 約19.5L |
|---|---|
| 対応PCサイズ | 17インチ |
- 重量（実測値）
- 1,275g
- 内部ポケットの種類
- PCポケット×1、タブレットポケット×1、小物ポケット×7、ペン挿し×１
- 内ポケットの数（PC・タブレットポケット、ペン挿し除く）
- 7個
- 外ポケットの数
- 1個
| 幅 | 約32cm |
|---|---|
| マチ | 約17cm |
| 高さ | 約46cm |
| 素材 | リサイクルポリエステル |
| USBポート付き | |
| パススルー付き | |
| マチ幅拡張機能 |
サムソナイト エックスビーアール2.0の口コミ・評判は？実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー
ゴールドウインTHE NORTH FACE ｜ バサルトデイ ｜ NM82392
| 容量 | 約25.0L |
|---|---|
| 対応PCサイズ | 15インチ |
- 重量（実測値）
- 1,123g
- 内部ポケットの種類
- PCポケット×1、小物ポケット×4
- 内ポケットの数（PC・タブレットポケット、ペン挿し除く）
- 4個
- 外ポケットの数
- 1個
| 幅 | 30cm |
|---|---|
| マチ | 20cm |
| 高さ | 49cm |
| 素材 | 210HDナイロン、840Dナイロン |
| USBポート付き | |
| パススルー付き | |
| マチ幅拡張機能 |
THE NORTH FACE バサルトデイ NM82392の口コミ・評判は？実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー！
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