スティーブン ノル フォルムコントロール シャンプーをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

乾燥による髪の広がりを抑える成分はもちろん、髪のダメージ補修・しなやかになる成分が入っているか気になるところ。そこで、理系美容家のかおりさんに成分チェックを依頼しました。

かおりさんは、保湿成分のベヘントリモニウムクロリド・ポリクオタニウム-10に注目。乾燥による髪の広がりを抑える効果が期待できるでしょう。ただし、補修・保湿系成分は多くないのが気がかりです。

パーマでくせ付けた毛束を用意し、横幅を計測。そのあと洗髪とドライヤーをして、再度計測して変化を確認しました。その結果、横幅は-3.5cmに。比較した商品の平均-2.6cm程度を上回り、まとまりやすさを発揮しました。

その後、毛束に30秒スチーマーをあて、多湿状態を再現。どのくらい横幅が変化するか確認したところ、1cm広がりました。スチーム後の全商品平均は＋0.48cmだったため、多湿状態ではやや広がりやすい印象です。

湿度の高い日は、トリートメント・ヘアマスクなどとの併用も検討してみてくださいね。

洗浄力を確かめるため、人工皮脂を塗ったプレパラートを薄めたシャンプー液にくぐらせます。洗浄前後で、プレパラートの重さを測定しました。

その結果、重量は0.045g減少。今回検証した商品の平均0.03gを上回り、プラス評価の基準とした0.04gをも超える洗浄力を発揮しています。

やさしい洗い心地のアミノ酸系成分にもかかわらず、人工皮脂をほぼきれいにオフ。洗浄力は申し分なしといえるでしょう。

シャンプーを使うなら、香りや泡立ちも気になるところ。それぞれを確認したところ、品のある香りとキメ細かな泡立ちが印象的でした。