ヘアカラー前のベース作りにも使える紫シャンプー、エンシェールズ カラーシャンプームラシャン。インターネット上では「黄ばみを隠せる」と評判です。しかし、「泡立ちにくい」「きしむ」という気になる口コミも存在し、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、エンシェールズ カラーシャンプームラシャンを含む紫シャンプー全28商品を実際に使って、仕上がり・洗浄力・使用感・容器の使いやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒で国内メーカーの美容職に入社し、3年半従事。年間6,000人以上をカウンセリングし、お客さま一人ひとりにあった美容法を提案していた。その後マイベストへ入社し、メイク・スキンケア全般の記事を執筆。コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト・顔タイプアドバイザー1級を所有。
すべての検証は
マイベストが行っています
本記事における「サロン専売品」とは、主に美容院で販売されている商品のことを指し、ランキングではECサイトで取り扱いがあるものも紹介しています。
目次
良い
気になる
エンシェールズ カラーシャンプームラシャンは、シルバーカラーを長持ちさせたい人におすすめです。実際にハイブリーチした毛束にシャンプー・ドライを繰り返すと、ほんのりホワイト系の色付きに。黄ばみも抑えられていました。比較したなかではマイルドな色付きのため、ムラになる心配も少ないでしょう。
比較した大半の商品同様、洗浄力も優秀。スライドガラスに塗ったラードをしっかり洗い落とせました。実際に使ったモニターからも「頭皮をしっかり洗える十分な泡立ち」「きめ細かい泡で頭皮から毛先まで洗い上げられる」と好印象。暑い季節でもすっきりとした洗い上がりが期待できます。
なめらかな指通りも魅力です。モニターは「きしみはまったく感じない」「ドライ後もサラサラ」とコメント。保湿成分を配合している効果が感じられました。しっかりうるおいをプラスしながらカラーをキープしたい人にぴったりです。
香りは、さわやかな植物系。比較したなかで主張の強い香りは好みが分かれがちでしたが、こちらはほんのり香る程度です。鼻が敏感や人・強い香りが苦手な人でも使いやすいですよ。
一方、ボトル容器の使い勝手はまずまず。傾けるとすぐに出てくるものの、フタの開けづらさが気になります。片手で簡単に扱えるタイプをお探しなら、ほかの商品もあわせて検討してみてはいかがでしょうか。
実際にエンシェールズ カラーシャンプームラシャンと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
エンシェールズ カラーシャンプームラシャンよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
そもそも紫シャンプーとは、パープル・バイオレット系・明るめのアッシュカラーなどのキープに効果があるアイテム。色落ちしたときの黄ばみにも効果が期待できます。
今回ご紹介するエンシェールズ カラーシャンプームラシャンは、濃厚な紫の色素によって髪をホワイト系に近づけると謳う商品。ヘアカラー後の黄ばみ隠しだけでなく、ヘアカラー前のベース作りとしても使えます。保湿成分のヒアルロン酸を配合。洗い上がりのよさにも配慮したつくりです。
手掛けたエンシェールズは、日本国内での製造にこだわったヘアケアブランド。カラーバターや黒染めなど、ヘアカラーアイテムを豊富に展開しています。
メーカーによると、用途はカラー前のベース作り・カラー後の黄ばみ隠しの2通り。カラー後に使用する場合、3日に1回が目安です。個人差があるため、様子を見ながら調整しましょう。
<基本の使い方>
①普通のシャンプーで洗髪し、整髪料や汚れを落とす
②適量を手に取り、軽く伸ばす
③髪の根元に揉み込むように塗る
④水分を足しながら毛先まで泡立てる
⑤泡で全体を包み5分ほど時間を置く
⑥しっかり洗い流し、トリートメントで仕上げる
ブリーチしていない茶髪に使用しても効果を感じづらいので、ブリーチした髪に使用してください。
素手で使うと、爪の間に色が付着する可能性があります。気になる人は手袋を使用しましょう。服やタオルについてしまったときは、洗剤・液体のデオドラントや制汗剤などをつけると色を落としやすくなりますよ。
今回は、エンシェールズ カラーシャンプームラシャンを含む紫シャンプー全28商品を実際に用意して比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
はじめは、仕上がりの検証です。
ハイブリーチした毛束を用意。紫シャンプーで洗浄して乾かす作業を7回繰り返し、どのくらい色付くかを調べました。
比較したなかには、一度の使用で濃く色付いた商品もありました。こちらは「使えば使うほど効果アップする」という謳い文句どおり、継続使用で効果を感じられそうです。色付きが物足りない人は、メーカー推奨のカラーバターと併用するとよいでしょう。
次は、洗浄力の検証です。
皮脂に見立てたラードをスライドガラスに塗布。シャンプーを溶かしたぬるま湯で2分間振り洗いします。洗浄前後の重さを計測し、変化が大きいものを高評価と判断しました。
シャンプー液の中で洗うと、洗浄前より質量が0.07g減少。今回の比較で高評価の基準とした0.05gを上回る好記録です。
比較した商品の平均値は0.05g(※執筆時点)で、洗浄力が高いものがほとんど。こちらも同様です。汗をかきやすい夏場でも、さっぱりと洗い上げられるでしょう。
続いて、使用感を検証しました。
カラー経験があるモニター3人が商品を使用。泡立ち・香り・きしみにくさを確認しました。
口コミでは「泡立ちにくい」という指摘がありましたが、実際に使ったモニターは全員が「泡立ちに満足」と回答。きめ細かな泡をたっぷり作れます。
水っぽくてすぐ泡が消えてしまう商品もあったなか、こちらは「泡立ちがよく少量で済む」「十分な泡立ち」と好評。カラーシャンプー初心者もムラなく色付けしやすいでしょう。
<泡立ちについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
香りの主張が強いと好みが分かれる傾向がありましたが、こちらはほんのり香る程度。モニターからも「顔を近づけるとわずかに香る」「もう少し香ってもよいくらい」などの感想が寄せられました。鼻が敏感な人でも使いやすい印象です。
<香りについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
きしみにくいのも好印象。「きしむ」という口コミに反し、実際に洗髪したモニターからは「髪のきしみはまったく感じない」「なめらかな指通り」と好評でした。
比較したなかで、保湿・補修成分を配合した商品はきしみにくい傾向がありました。こちらも同じく、グリセリン・ヒアルロン酸の保湿効果が感じられる結果に。しっかりうるおいをプラスしながらカラーをキープしたい人におすすめです。
<きしみにくさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
容器は、コンパクトサイズのボトルタイプ。硬めですが、傾けるとすぐに出てくるので不便さを感じることはなさそうです。
ただし、フタの開けやすさはいまひとつ。凹凸部分に指を引っかけると痛みを感じることがありました。簡単に出せる商品が多いポンプ式に比べると、やや扱いづらい印象です。
仕上がりの彩度(実測値) | 薄め |
---|---|
おすすめの髪色 | シルバー、ブルー、パステル系 |
良い
気になる
分類 | 化粧品 |
---|---|
内容量 | 200mL |
容器 | ボトル |
サロン専売 | 不明 |
白髪への使用可能 | 不明 |
エンシェールズでは、検証で使用した紫を含む全5種類のカラーシャンプーを展開しています。
<カラーバリエーション>
メーカーでは、異なるカラーのダブル・トリプル使いも推奨しています。好みに合わせた髪色でおしゃれを楽しめますよ。
最後に、はっきりとした色付きが好評だった商品をご紹介します。
赤み系の紫カラーに仕上げたいなら、カラボムシャンプー ムラサキがおすすめ。一度の使用で黄ばみを隠し、しっかり色付きます。マイルドなアミノ酸系の洗浄成分ながら洗浄力も十分。泡立ちがよく全体に伸ばしやすいので、ムラになりにくいのも魅力です。
青みがかった紫カラーを目指すなら、MOUTONネオムラサキシャンプーがぴったり。しっかり黄ばみを隠し、くすんだ紫に色付きました。グリセリンやBGなどの保湿成分配合で、きしみにくいのも魅力。容器はポンプ式なので、片手で手間なく扱えますよ。
仕上がりの彩度(実測値) | 濃いめ |
---|---|
おすすめの髪色 | ハイトーン |
良い
気になる
分類 | 化粧品 |
---|---|
内容量 | 250mL |
容器 | ボトル |
サロン専売 | |
白髪への使用可能 | 不明 |
カラボムシャンプー ムラサキをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
仕上がりの彩度(実測値) | 濃いめ |
---|---|
おすすめの髪色 | ハイトーン |
良い
気になる
分類 | 化粧品 |
---|---|
内容量 | 250mL |
容器 | ポンプ |
サロン専売 | |
白髪への使用可能 | 不明 |
MOUTON ネオムラサキシャンプーをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。