スタイリッシュな赤色のデザインが特徴的なDDR4 メモリ、TEAM ELITE PLUS U-DIMM DDR4。しかし、インターネット上には口コミがあまり見られないので評判がわからず、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の2つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のKingstonやESSENCOREなどのDDR4 メモリとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、DDR4 メモリ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
TEAM ELITE PLUS U-DIMM DDR4は、DDR4をお探しのすべての人におすすめです。専用ソフトで1秒間に送れるデータ量を計測すると、31.67GB/sを記録。最高スペックであるメモリクロック3200MHzに相当しました。比較した全商品の平均値27.7GB/s(※執筆時点)も大きく上回っており、一度に大量のデータを処理する能力に長けています。
メモリの応答速度を示すレイテンシも、61.80ns(ナノ秒)とかなりスピーディでした。比較した商品には65ns以上かかったものもあったなか、動作の遅延が起こりにくいでしょう。正確な動作が必要なFPSゲーム・動画編集などをスムーズに行いたい人にもうってつけですよ。
値段は執筆時点で5,000~7,000円と、比較したDDR4メモリのなかでは平均的な価格帯。比較した商品には黒一色のシンプルなものが多いなか、鮮やかな赤色のヒートシンクが搭載された、装飾的なデザインも魅力です。表面のメモリチップも8枚と多く備わっており、処理速度を高める設計であることがうかがえます。
総合的に見て、処理性能やスピードに欠点はなく、どんな用途で使うにも役立つDDR4メモリです。表面のチップが8枚と多いため、とくに複数のソフトを同時に動かすシーンに便利でしょう。パソコンの動作環境をよりスムーズにしたい人・カクつきやラグを抑えたい人は、ぜひ本品でメモリ増設を検討してみてくださいね。
DDR4メモリとは、パソコンに使われるメインメモリの第4世代にあたる規格のこと。最新規格のDDR5に比べて処理速度は劣るものの、1/2~1/3ほどの値段で安く購入できるのがメリットです。DDR4の流通もまだ豊富なため、コストを抑えつつメモリ増設を考えている人にはぴったりなアイテムでしょう。
今回紹介するELITE PLUS U-DIMM DDR4は、アメリカの半導体製品に関する標準規格、JEDEC規格に適合している商品。主要なパソコンのプラットフォームに100%対応できると謳っています。消費電力1.2Vの省エネ設計も特徴的。放熱を抑制し、周囲の温度を一定に保てるよう設計されています。
販売元はパソコン関連のパーツメーカーである、TEAMジャパン。台湾に本社を置くTEAMGROUPの日本支社で、メモリ製品やモバイル関連アクセサリーなどの開発と製造を手がけています。
一度に送信できるデータ量を示すメモリークロックは3200MHz。DDR4の規格内での最高スペックにあたり、素早いデータ処理速度を実現できると謳っています。インターフェースは、デスクトップパソコンに対応しているU-DIMM形状。モジュール規格はPC4-25600と、データ転送速度25.60GB/s相当です。
永久保証なのもうれしいポイント。TEAMGROUPの商品には保証期間がそれぞれ定められており、メモリーモジュールはどの商品も永久保証が約束されています。スムーズにサポートが受けられるよう、本体の保証シールは剥がさず、外箱もねんのため保管しておくとよいでしょう。
今回はTEAM ELITE PLUS U-DIMM DDR4を含む、DDR4 メモリ全9商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、メモリ帯域を検証しました。
メモリ帯域とは、一度に送れるデータ量を示す数値です。専用のソフト「SiSoftware Sandra Lite」を用いて、1秒間にやり取りできたデータサイズを計測しました。DDR4の規格のなかで最高スペックである3200MHzの理論値に近いものほど高評価としています。
メモリ帯域は31.67GB/sと、最高スペックであるメモリクロック3200MHz相当の値を記録しました。比較した全商品の平均値27.7GB/s(※執筆時点)も大幅に上回っており、一度に大量のデータを処理できる性能を備えています。
表面のチップ数も8枚と多く、比較したなかでチップが4枚のものよりも処理性能に勝っている傾向がありました。ゲームをしながらの配信など、複数のソフトを同時に使用するシーンでもスムーズに作業できるでしょう。
次は、レイテンシを検証しました。
レイテンシとは、メモリの応答速度のこと。専用のソフト「SiSoftware Sandra Lite」を使用して1GBあたりのレイテンシを計測し、短いものほど高評価としています。
レイテンシは61.80ns(ナノ秒)とかなり短め。比較した全商品の平均値約65.12ns(※執筆時点)を下回り、非常にスピーディな応答速度を発揮しました。ラグが起こりにくいので、FPSゲームや動画編集を快適に行いたい人にもうってつけですよ。
メモリクロック | 3200MHz |
---|---|
メモリ帯域(実測値) | 31.67GB/s |
レイテンシ(実測値) | 61.80ns |
良い
気になる
フォームファクタ | UDIMM |
---|---|
モジュール規格 | PC4-25600 |
電圧 | 1.2V |
同梱されているメモリの枚数 | 2枚 |
デスクトップPC対応 | |
保証期間 | 永久保証 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
TEAM ELITE PLUS U-DIMM DDR4は、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトで購入できます。値段は取扱店舗によって少し異なるので、購入前にリサーチしてみてくださいね。
最後に、また違った魅力がある商品を紹介します。
遅延をとにかく防ぎたいなら、ESSENCOREの KD48GU880-32N220Aがおすすめ。比較したなかでもメモリの応答速度に優れていました。ラグが少ないのでゲームや配信をよく行う人にも重宝するでしょう。メモリクロックも最高スペックの3200MHz相当で、一度に大量のデータを処理できますよ。
デスクワークでの作業を捗らせたいなら、Kingston TechnologyのFURY Beast DDR4もおすすめです。一度に処理できるデータ量が多く、応答速度も比較した商品の平均並みをマーク。メモリクロックは2666MHzと最上位ではないものの、複数のアプリを開いて作業する程度なら申し分ない性能です。
メモリクロック | 3200MHz |
---|---|
メモリ帯域(実測値) | 31.53GB/s |
レイテンシ(実測値) | 61.53ns |
良い
気になる
フォームファクタ | UDIMM |
---|---|
モジュール規格 | PC4-25600 |
電圧 | 1.2V |
同梱されているメモリの枚数 | 1枚 |
デスクトップPC対応 | |
保証期間 | 永久保証 |
ESSENCORE KLEVV DDR4 U-DIMM STANDARD MEMORY KD48GU880-32N220Aをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
メモリクロック | 2666MHz |
---|---|
メモリ帯域(実測値) | 28.17GB/s |
レイテンシ(実測値) | 64.70ns |
良い
気になる
フォームファクタ | UDIMM |
---|---|
モジュール規格 | PC4-21300 |
電圧 | 1.2V |
同梱されているメモリの枚数 | 2枚 |
デスクトップPC対応 | |
保証期間 | 永久保証 |
キングストン FURY Beast DDR4 KF426C16BBK2/16の口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
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