取引実績5.8万社以上を誇る大手のファクタリング会社、ビートレーディング。インターネット上の口コミでは「すぐに入金された」「対応が丁寧」など評判ですが、実際のところどうなのか気になりますよね。
今回は、ビートレーディングの口コミや評判が本当なのか確かめるために、以下の3つの観点で検証を行いました。
さらに、PAYTODAYや日本中小企業金融サポート機構などのファクタリング会社とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。審査時間の目安も調査したので、ファクタリング会社選びに迷っている人はぜひ参考にしてくださいね。
大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
すべての検証は
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良い
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ビートレーディングは、複数の会社で売掛金の買取条件を確認したい人におすすめです。比較した15社中7社は審査に決算書・残高試算表のどちらかが必要だったのに対し、必要書類は通帳のコピー・売掛金に関する資料の2点と手軽。審査結果によっては債権譲渡登記を求められる場合がありますが、必須ではありません。サクッと相見積もりを取りたい人にうってつけでしょう。
「すぐに入金された」という口コミどおり、入金までスピーディ。公式サイトでは、審査時間は最短30分、オンライン契約なら申し込みから入金まで最短2時間と謳っています。2時間以内に対応できるのは15社中7社のみ。実際の入金時期は審査によって前後しますが、急な資金不足の際に頼れます。
手数料は2〜10%と割安です。2社間・3社間ともに同じ範囲の手数料が設定されているのもメリット。取引先にバレたくない人・できるだけ手数料を抑えたい人のどちらにも向いています。上限が10%以下の企業は15社中8社のみだったため、審査次第ではコストを抑えられる可能性が高いでしょう。
必要書類は、メールやLINEで提出可能。申し込み窓口に専任女性オペレーターを採用し、気軽に利用しやすい環境が整っています。「対応が丁寧」との口コミもあるように、利用前にしっかり相談したい人にもぴったりです。
買い取り対象は売掛先が法人の売掛債権ですが、条件によっては売掛先が個人事業主の場合でも買い取り対象に。手元にある書類だけで手続きができ審査時間も短いため、相見積もりを取りたい人はぜひ利用を検討してくださいね。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
実際にビートレーディングと比較検証を行ったサービスの中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
ビートレーディングよりも高い評価を獲得したサービスも!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
ビートレーディングは、2012年の4月に創業したファクタリング会社です。東京・仙台・名古屋・大阪・福岡の5か所に支店を構え、これまで5.8万社以上にサービスを提供。2024年3月時点での累計買取額は1,300億円を超えています。
なお、ファクタリングは経済産業省が推奨する資金調達手段のひとつです。インターネットで検索すると「怪しい」「集団訴訟」という単語が出てきますが、ビートレーディングに違法性があったり訴えられたりしているわけではありません。
しかし、なかには悪徳業者も紛れており、実際に集団訴訟に発展するケースもあったため、検索ワードとしてあがってくると予測できます。手数料が相場より高い場合や、買取代金が債権額に比べて低すぎる場合は注意が必要。数社で相見積もりを取って、相場を把握しておくとよいでしょう。
そもそもファクタリングとは、支払い期日前の売掛金(売掛債権)を一定の手数料を徴収して買い取るサービスを指します。最短即日以内に売掛金を現金化できるため、急に運転資金が必要になった際に便利な資金調達方法です。
中小企業向けの主な資金調達方法には、ファクタリングのほかにも手形割引・銀行融資・ビジネスローンなどがあります。それぞれの特徴は以下のとおりです。
<ファクタリング以外の資金調達方法>
ファクタリングは融資ではないため、保証人や担保の用意は不要。自社の与信状況が悪くても審査に影響しない点がメリットです。
一方で、手数料が上記の手段より割高な点がデメリットとして挙げられます。ファクタリングの手数料は2〜20%と上限が高い傾向がありますが、なかには上限が10%以下と割安な会社も。検証では手数料の安さも確認しているので、ぜひ参考にしてください。
今回は、ビートレーディングを含む人気のファクタリング会社を調査して比較検証を行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
手数料や審査時間を調査した結果、ビートレーディングには3つのメリットがあることがわかりました。利用を検討している人は、最後までチェックしてくださいね。
ビートレーディングは、手続きにかかる手間が少なさが魅力です。契約方法は出張・対面のほかオンラインも選択可能。移動の手間が省けるだけでなく、近くに拠点がなくても利用できます。
必要書類は、通帳のコピー・売掛金に関する資料の2点のみです。決算書や財務諸表を提出する必要がないので、相見積もりを取りたい人にぴったり。審査結果によっては債権譲渡登記を求められる場合があるものの、必須ではありません。
比較したなかでは、決算書・残高試算表ともに必要ないのは15社のうち8社のみでした。手元にある書類だけで手続きを進められるうえ、書類はメールやLINEでも提出できるため手軽です。
また、申し込み用の電話窓口には専任女性オペレーター制度を採用。利用しやすさへの配慮が感じられ、「対応が丁寧」という口コミが多い点にも頷けます。
入金スピードも、比較したなかではトップクラスです。公式サイトでは審査時間は最短30分・最短2時間で入金が完了すると謳っており、「すぐに入金された」という口コミにもうなずけます。
最短即日で入金可能と謳う会社は多く、比較した15社中13社も同様でした。しかし、2時間以内に対応できるのは7社のみ。もちろん、実際の入金スピードは審査によって前後しますが、急に資金不足に陥ったときには頼りになるでしょう。
ちなみに、買い取り対象は売掛先が法人の売掛債権ですが、売掛先が個人事業主の場合でも買い取り可能なケースもあります。条件はWebフォームや電話で問い合わせてください。
手数料を節約したい人にも向いています。手数料は2社間・3社間ともに2〜10%と割安。比較したなかでも上限が10%以下だったのは15社中8社のみでした。下限も15社の平均より低く、審査次第ではコストを抑えられる可能性が高いでしょう。
一般的に、自社とファクタリング会社のみで契約する2社間方式は、取引先とも連携して対応する3社間方式に比べて手数料が高い傾向があります。そのぶん、3社間方式は入金までに1〜2週間以上かかり、急な資金調達には不向きです。
また、2社間方式は取引先にバレずにファクタリングができるため、取引先に財務状況を知られたくない人にはうってつけでしょう。
検証の結果、ビートレーディングにはとくに気になるデメリットは見つかりませんでした。マイベストが自信を持っておすすめできるファクタリング会社のひとつといえるので、ぜひ相見積もりを検討しましょう。
入金スピード | 最短2時間 |
---|---|
手数料(2社間) | 4〜12% |
売掛金の買取可能金額 | なし(買取実績は3万〜7億円) |
良い
気になる
取扱ファクタリング | 2社間、3社間 |
---|---|
対応業界 | 業界の指定なし |
手数料(3社間) | 2〜9% |
契約方法 | 出張、来店、オンライン |
AI審査に対応 | |
対応エリア | 全国 |
法人の利用可能 | |
個人事業主の利用可能 | |
フリーランスの利用可能 | |
注文書の買取可能 | |
決算書の提出必要なし | |
確定申告書の提出必要なし | |
残高試算表の提出必要なし | |
必要書類 | 請求書、入出金明細(2か月分)、履歴事項全部証明証、印鑑証明書、実印 |
償還請求権なし | |
債権譲渡登記不要 | |
営業時間 | 9:30〜18:00 |
定休日 | 土曜日、日曜日、祝日 |
上場企業 |
ここでは、ビートレーディングとは異なる魅力を持つファクタリング会社をご紹介します。
手数料の安さ・入金スピードのどちらも譲れない人には、PAYTODAYがおすすめです。2社間方式の手数料は1〜9.5%と、比較したなかで最も低く設定されていました。取引相手にバレずに資金調達できるうえ、手数料を抑えられる点が魅力です。
申し込みはオンラインのみ。手続きには昨年度の決算書類が必要ですが、AI審査を導入しており最短30分で入金が可能と謳っています。1時間以内に対応できるのは15社中4社のみだったため、対応の速さは業界内でもトップクラスといえるでしょう。
なお、個人事業主の売掛債権は買取の対象外なので注意してください。取引先が法人かつ売掛金の現金化を急ぐ人は、申し込みを検討しましょう。
手続きが簡単なファクタリング会社をお探しなら、日本中小企業サポート機構もおすすめです。オンラインで申込・契約手続きが進められ、必要書類は通帳のコピーと請求書や契約書のみ。決算書の提出が必要ないので、手間なく見積もり依頼を出せますよ。
手数料は、2社間方式・3社間方式どちらも1.5〜10%と割安です。公式サイトには審査結果の案内まで最短30分・入金まで最短3時間との記載があり、即日の現金化も期待できます。
基本的には取引先が法人の場合のみ買取対象ですが、案件によっては個人事業主の売掛債権にも対応している点もメリットです。
申し込み方法は、Webフォーム・電話・メール・LINEから選択可能。最短30分で無料見積もりも行っているので気軽に申し込めます。ファクタリング利用の流れは以下のとおりです。
<利用の流れ>
①申し込み見積もり・手続きに必要な書類は、以下の2点です。メールやLINEで提出できます。
<必要書類>
契約締結後は、即日振込みが原則です。ただし、契約が17時以降の場合は、入金の反映が翌日になることもあります。
営業時間は平日の9:30〜18:00です。
公式サイトのお問い合わせフォームやメールでの問い合わせは、24時間いつでもできます。営業時間外の問い合わせへの対応は、翌営業日になる点に注意しましょう。
売掛金の内容により、買取価格や入金までにかかる時間は異なります。審査では以下の3つのポイントが見られているため、売掛金を買い取りに出す際の目安にしてくださいね。
<審査で見られる3つのポイント>
審査では、売掛金を回収できるかどうかをチェックしています。そのため、売掛先が大手企業や国など支払い能力の高い取引先だと有利に。支払い期日が近い売掛金も、回収率が高まるためプラスの要素になります。また、審査通過率を上げるために、事業規模に見合った申請額かも確認しましょう。
回収しやすい売掛金だと判断されると、手数料が安くなることもあります。上記の3つのポイントをふまえて、買い取りに出す売掛金を選ぶのもひとつの手ですよ。
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