オンラインのみで手続きが完結するファクタリング会社、PAYTODAY。5chなどの掲示板で、名前を見たことがある人もいるのではないでしょうか。しかし、実際の評判を知りたくても口コミや体験談が少なく、利用するか迷っている人も多いのでは?
今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証しました。
さらに、人気のファクタリング会社とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。利用のしやすさや注意点の検証も行いましたので、ファクタリング会社選びに迷っている人はぜひ参考にしてください。
大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
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3社間取引も同じく1~9.5%で設定されており、比較した全社の平均値11%を安い水準でした。手数料は審査次第で変動しますが、2社間・3社間ともに手数料を抑えて資金を調達できる点は大きな魅力。手元により多く資金を残したいなら第一候補となるでしょう。
着金までは最短30分で、入金の速さも申し分なし。即日入金を謳っている13社のなかで1時間以内に対応可能だったのは、4社のみでした。PAYTODAYは面談のいらないAI審査を導入し、比較したなかでトップクラスのスピードを実現しています。最大90日先の請求書が買取対象である点も魅力です。
申し込みは比較した15社中13社と同様、オンラインで完結。必要に応じて電話面談を実施する場合もありますが、事務所まで出向く必要はありません。申し込み時に昨年度の決算書一式がいりますが、残高試算表は不要。債権譲渡登記も必須ではないので、さほど大きな手間には感じないでしょう。
取引先が個人事業主の場合は買取対象外ですが、法人の売掛債権を買い取ってほしいなら要チェック。
コスト・スピード・手軽さの3拍子がそろったハイレベルなサービスといえます。素早く割安で資金を調達したい人は、ぜひチェックしてくださいね。
<おすすめできない人>
PAYTODAYは法人・個人事業主・フリーランスなど幅広い層が利用できる資金調達サービスです。運転資金を調達する際の選択肢を増やしたいと考えるフリーランスや業務委託社員、個人事業主のニーズに応えるべく、2020年にサービスを開始しました。
AI審査の導入により即日ファクタリングが可能。確実性の高い債権のみを買い取ることで業界最低水準の手数料を実現したと謳っています。
債権の売買は利用者とPAYTODAYの2社間で完結するため、返済期日さえ守っていれば取引先に通知が行きません。売掛金を現金化したことが相手側に知られにくいため、取引先との関係性を気にせず利用できる点がメリットです。
手形割引は約束手形しか買い取ってもらえません。銀行融資は審査が厳しいうえ、融資額によっては調達までに1か月以上かかるケースも。ビジネスローンは与信状況が悪いと借入できないといった制約があります。
対して、ファクタリングは保証人や担保が必要なく、自社の業績や与信状況が悪くても最短即日で資金調達が可能。ただし、ほかの資金調達手段と比べて手数料が割高であるため、買取金額が元の売掛金に対して大きく目減りする可能性があります。
今回は各業者の手数料も調査したので、どのファクタリング会社に依頼するか迷ったら参考にしてくださいね。
今回はPAYTODAYを含む人気のファクタリング会社を実際に利用して、比較検証を行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
PAYTODAYをリサーチした結果、3つものメリットがあるとわかりました。1つずつ解説するので、利用を検討している人はぜひ最後までチェックしてくださいね。
2社間取引の手数料は1~9.5%と、非常にリーズナブル。2社間取引は取引先との合意なしに素早く資金調達できる反面、回収不能リスクが高まります。そのため、一般的には手数料が高く設定されていますが、PAYTODAYは上限を10%以下に抑えています。
3社間方式の手数料も1~9.5%。審査結果によって手数料は変動しますが、比較したなかで手数料の上限を10%以下に抑えていたのは15社中8社だけでした。コストを抑えたい人・取引先にバレずに資金調達をしたい人なら、最有力候補となるでしょう。
実際に入金される時間は審査結果次第ですが、少しでも早く現金を手にいれたい人は検討する価値があります。
なお、ファクタリング会社が買い取る債権は支払い期日が30~45日先までのものが一般的ですが、PAYTODAYは最大90日先の請求書も買い取り対象に。支払い期日が遠くて審査に通らないと諦めていた人も、一度申し込んではいかがでしょうか。
ちなみに、利用者が希望すれば対面形式での契約も可能。ただし、出張費実費と事務手数料3万円がかかる点は留意しておきましょう。
申し込み時は昨年度の決算書一式が必要でした。残高試算表までは提出を求められないものの、財務書類が一切不要なほかの会社と比較すると、やや手間に感じるかも知れません。なお、審査内容によっては債権譲渡登記を求められるケースもあります。
とはいえ、登記は必須ではありません。オンラインで手続きできる点もふまえ、さほど大きな手間はかからないと思ってよいでしょう。
PAYTODAYが買い取っている売掛債権は、発行元が法人のもののみ。取引先が個人事業主の場合、債権を買い取ってもらえない点に注意してください。
なお、個人事業主の売掛金を買い取っている会社は稀で、比較した15社中3社のみ(2社は案件による)でした。個人事業主の売掛債権を現金化したい人は、後述するほかの会社を検討しましょう。
入金スピード | 最短30分 |
---|---|
手数料(2社間) | 1〜9.5% |
売掛金の買取可能金額 | 10万円〜 |
良い
気になる
取扱ファクタリング | 2社間、3社間 |
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対応業界 | 業界の指定なし |
手数料(3社間) | 1〜9.5% |
契約方法 | 出張(出張費実費+事務⼿数料3万円負担)、オンライン |
AI審査に対応 | |
対応エリア | 全国 |
法人の利用可能 | |
個人事業主の利用可能 | |
フリーランスの利用可能 | |
注文書の買取可能 | |
決算書の提出必要なし | |
確定申告書の提出必要なし | |
残高試算表の提出必要なし | |
必要書類 | 買取を希望する請求書、入金明細(直近6か月以上)、本人確認書類 |
償還請求権なし | |
債権譲渡登記不要 | |
営業時間 | 10:00〜17:00 |
定休日 | 土曜日、日曜日、祝日 |
上場企業 |
各会社をリサーチした結果、PAYTODAYのデメリットをカバーできるファクタリング会社を見つけたのでご紹介します。
日本中小企業金融サポート機構はオンラインで手続きでき、決算書の提出が不要。決算書・残高試算表ともに必要ないのは15社中8社と少数だったので、手軽さにこだわるならうってつけでしょう。気軽に相談でき、数社との相見積もりをしやすいですよ。
手数料も2社間方式・3社間方式どちらも1.5〜10%と割安に設定。入金スピードは最短3時間とアピールしており、即日での現金化を期待できます。
売掛債権は、基本的には取引先が法人の場合のみ買取対象に。しかし、案件によっては個人事業主の売掛債権も買取っているので相談してみましょう。
ファクタリングは民法で定められた債権譲渡契約に基づくサービスであり、中小企業や個人事業主の資金調達手段として経済産業省も推奨しています。法的根拠があるため、サービス自体に怪しい点はありません。しかし、一部に闇金業者が運営する違法な悪質業者が紛れ込んでいるのも事実です。
なかには、必要のない担保を設定したり、相場から大きく外れた手数料を請求したりする業者も。複数の会社で相見積もりを取り、相場を把握してから契約を結ぶことが賢明といえるでしょう。
1.アカウント作成:公式サイトで無料作成
2.オンライン申請:下記の必要書類をオンラインでアップロード
3.審査:独自のAI審査システムで買取可能か判定。最短15分〜24時間以内に審査結果をメールで送付
4.入金:即日(時間帯によって翌営業日)指定の銀行口座に買取金額を入金
PAYTODAYの営業時間は平日10:00~17:00。ただし、メールやお問い合わせフォームからの問い合わせは24時間受付可能です。
基本的に、審査で見られるのは請求書・入出金明細・身分証明書。さらに、審査では売掛金をきちんと回収できるかが重視されるため、過去の取引実績や入金履歴など、取引先の信用力を高められる資料も用意するのもポイントです。
継続した取引や支払いがあることをアピールすれば、ファクタリング会社から低リスクな売掛金だと判断される可能性大。審査を通過しやすくなったり、手数料が優遇されたりするかもしれません。国や地方公共団体の売掛債権がある場合、優先的に審査に出すのもよいでしょう。
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