専科 パーフェクトホイップをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

皮脂の落ち具合は、5割程度です。全体的に薄くはなったものの、大部分の皮脂が付着したままになっています。

検証では、8割程度の汚れを落とせたものを理想的な洗浄力としました。それをクリアしたものと比べると、やや物足りないといえます。

肌についている油分を、スッキリ取り除くことは難しい印象。とはいえ、脂性肌の人には物足りないですが、乾燥肌の人であれば使いやすいでしょう。

使用前と比較したところ、肌水分量変化率は-25.8％でした。同時に検証した全商品の平均は-18％程度なので、よい数値とはいえません。個人の結果は以下のとおりです。

• A：-47.89％
• B：-10.69％
• C：-18.87％

モニターのなかには、肌水分量が半分近くまで減ってしまった人もいました。うるおいが逃げやすいため、洗顔後の保湿は必須です。化粧水や乳液などをたっぷり使い、乾燥を防いでください。

主な洗浄成分は、石けん系のステアリン酸・ミリスチン酸・ラウリル酸です。洗浄力の検証はふるわなかったものの、どれも皮脂汚れにしっかり働く成分。そのため、つっぱり感が出る場合もあります。

一方で、保湿成分として2種のヒアルロン酸・加水分解シルクを配合。肌表面にうるおいを与え、しっとりした使用感を演出します。高めの洗浄成分と、うまくバランスを取った成分構成です。

とくに好評だったのは、泡立ちのよさ。謳い文句どおりの弾力に、「まさにホイップクリームのよう」「モチモチで扱いやすい」といった声があがりました。

泡切れも問題なし。洗いあがりは、比較的さっぱりしています。ヌルつきが残ったものと比べると、快適に洗顔できるでしょう。

フローラル系の香りには、「石けんみたいに爽やか」「強すぎない」といったコメントが集まりました。使用後も少々残りますが、苦手に感じたモニターはゼロ。香りの好みが分かれた商品もあったなか、比較的万人受けしやすいといえるでしょう。

容器は、比較したなかでは使いやすい傾向があったチューブ式。スムーズに開閉できるうえ、「扱いやすいサイズ」「量を調節しやすい」と、おおむね好評です。

ただし、「フタや口の周りにクリームが残りやすい」という意見がありました。気になる場合は、使用後に軽く拭き取ってください。