スタイリッシュなデザインで見た目もかっこいいと評判の、PHILIPS(フィリップス) モバイルバッテリー 10000mah。インターネット上では高評価の口コミも多い中、「少し重い」「充電が遅い」などの気になる声もあり、購入を迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、PHILIPSのモバイルバッテリー 10000mahを含むモバイルバッテリー27商品を実際に使ってみて、実用量・使いやすさ・持ち運びやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
今回検証したフィリップスのモバイルバッテリー 10000mahは、スマホをスピーディーに充電したい方にはおすすめできません。
USBポートを2つ搭載している点は評価できますが、最大出力が2.1Aと若干低いのが難点。外出先でスマホの使用頻度が多く、手早く充電を済ませたい方には物足りなさを感じるでしょう。
一方、持ち運びやすさを重視するにはおすすめです。薄型で重量も約218gと軽く、小さめのカバンにも収納しやすいサイズです。スマホを約2回充電できる実容量のため、普段使いには十分なスペック。さらにデザイン性が高く、インジゲーターが見やすい点も好印象でした。
しかし、携行性・充電速度ともに優れているモバイルバッテリーは他にもあります。より快適な使い心地にこだわりたい方は、他の商品もチェックしてみてくださいね。
オランダを拠点に、美容・ヘルスケア製品を中心に手がけるPHILIPS(フィリップス)。その他にもイヤホンやPC周辺機器を販売しています。
今回紹介するのは、記載容量10,000mAhのモバイルバッテリーです。端末ごとに最適な電流で充電をできるよう、接続機器を自動的に判別する給電システムを搭載。iPhoneXなら3回、Galaxy S10+なら2.5回充電できると謳っています。
本体には、UL94規格の燃えにくい素材を採用。耐久性・耐衝撃性に優れ、表面が傷つきにくいのが特徴です。
さらにPSEにも認定済みなので、安全面にも配慮されています。過充電・過電圧・ショートなどの機器トラブルを防止するよう設計。充電時に本体の温度が上がらないように、保温チップを内蔵しているのもポイントです。
本体の充電に使えるmicro USBケーブルを付属。2Aの入力であれば約6時間で本体の充電が可能です。モバイルバッテリーとスマホを同時に充電できるのもうれしいですね。
カラーは、ブラック・ホワイト・ピンク・グリーンの4色を展開。シンプルでスタイリッシュなデザインなので、シーンを選ばず使いやすいですよ。
今回は、PHILIPSのモバイルバッテリー 10000mahを含むモバイルバッテリー全27商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証の内容は以下のとおりです。各検証でそれぞれ1点〜5点までの評価をつけています。
検証①:実容量
検証②:使いやすさ
検証③:持ち運びやすさ
まずは、実容量の検証です。
電流負荷装置と電流計測機を使用し、それぞれのモバイルバッテリーの実容量をフル充電から空になるまで計測。パッケージに記載の容量と比較し、どの程度使用できるのかを評価しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
実容量の検証評価は3.1点と、合格レベルの結果です。公表値の10,000mAhに対して、61%の6,143mAhを記録しました。
大抵のスマホを約2回充電できる容量を備えています。実容量70%を計測した上位商品には若干劣りますが、普段の使用であれば十分な容量です。
次に、使いやすさの検証です。
実際にそれぞれのモバイルバッテリーを使用し、ポート数・ケーブルやコンセントの付属・急速充電は可能か・充電表示は見やすいかを評価しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
使いやすさの評価は3.0点。今回検証した商品の中では、平均をやや下回る結果です。
最大出力は2.1Aと、充電スピードに物足りなさを感じます。体感で充電速度の早さを感じられる2.4Aには及びませんでした。
一方、USBポートを2つ搭載しているため、2台同時に端末の充電が可能です。また、充電残量を示すインジゲーターの見やすさも問題ありません。
おしゃれなデザインにも好感が持てますが、スピーディーな充電は見込めず、評価を落としました。
最後は、持ち運びやすさの検証です。
実際にそれぞれのモバイルバッテリーを手に持ち、重さ・サイズ感をチェックします。小さめのカバンに入れてもかさばらないかを評価しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
持ち運びやすさは、4.0点と高評価を獲得しました。
厚みは12.8mmと薄く、スマホと一緒に難なく持てます。また重量も約218gと、今回比較した同容量クラスの商品と比べても軽量。小さめのカバンに常に忍ばせておけます。
フィリップスのモバイルバッテリーは、充電速度がいまひとつでした。最後に、他のおすすめ商品もご紹介したいと思います。
RAVPowerのRP-PB161なら、急速充電のQuick Chargeに対応。外出先でもスピーディーにスマホを充電できます。さらにUSB PDにも対応しているため、PCの充電も問題ありません。スマホとほぼ同じ大きさなので、携行性のよさもバッチリです。
PowerCore Essential 20000は、スマホ約5回分に相当する大容量が魅力。検証では実容量14,413mAを記録し、トップクラスの成績でした。スマホより一回り大きいサイズですが、今回検証した同容量の商品の中では334gと軽量です。独自の急速充電に対応しているので、素早く充電できますよ。
形状 | 不明 |
---|---|
天面部の面積 | 116.92cm2 |
バッテリー容量 | 20,000mAh |
充電可能回数の目安(※iPhone12の場合) | 約5回 |
実容量 | 14,413mAh |
消費電力 | 15W |
実容量の割合 | 不明 |
変換ロス率 | 不明 |
入力端子 | USB Type-C、microUSB |
出力端子 | USB Type-C端子×1、USB端子×2 |
フル充電までの時間 | ‐ |
同時充電可能台数 | 2台 |
最大入力 | 不明 |
最大出力(公称値) | 15W |
最大出力(実測値) | |
ワイヤレス時の最大出力(公称値) | |
ワイヤレス時の最大出力(実測値) | |
急速充電対応 | |
急速充電の規格 | PowerIQ、VoltageBoost |
残量表示方法 | 不明 |
対応機種 | iPhone8、iPhone8 Plus、iPhoneX、iPhoneXS、iPhoneXS Max、iPhoneXR、iPhone11、iPhone11 Pro、iPhone11 Pro Max、iPhoneSE(第2世代)、iPhone12 mini、iPhone12、iPhone12 Pro、iPhone12 Pro Max、Galaxy S10、Galaxy S10+、Galaxy S9、Galaxy S9+、Google Pixel Pixel 5、Google Pixel 4、Google Pixel 4a (5G)、Google Pixel 4 XL、Google Pixel 3、Google Pixel 3 XL、Nexus 6P、Nexus 7、その他 |
生産国 | 中国 |
メーカー所在地 | 日本 |
充電方式 | USB Type-C、microUSB |
付属品 | Micro USB ケーブル、トラベルポーチ、取扱説明書 |
保証期間 | 不明 |
特徴 | 小型 |
用途 | スマホ用、タブレット用 |
出力ポート数 | 2ポート |
安全基準 | 不明 |
Switch対応 | 不明 |
USB PD対応 | 不明 |
ケーブル内蔵 | |
ACプラグ内蔵 | |
ワイヤレス充電(Qi)対応 | |
MagSafe対応 | |
追っかけ充電機能 | 不明 |
スタンド付き | |
ライト付き | |
ソーラーパネル付き | |
幅 | 15.8cm |
奥行 | 7.4cm |
高さ | 1.9cm |
重量 | 343g |
ANKER PowerCore Essential 20000をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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